男が食料品などを万引したスーパー。現行犯逮捕されたものの、男は氏名を名乗ろうとは一切せず、「氏名不詳」のまま罰金刑の判決を受けた。名乗らないまま万引としては厳しい判決を甘んじて受けた理由は謎のままだ=大阪府東大阪市 「名前を教えてもらえませんか」。裁判官や弁護人が繰り返し氏名を問うても、男には“のれんに腕押し”だった。スーパーで甘いものが中心の食品24点を万引したとして窃盗罪に問われた男の公判が6月、大阪地裁で開かれた。男は4月に現行犯逮捕され、約2カ月間勾留されていたが、素性を一切明かさないまま罰金20万円を言い渡された。前科がない万引犯にとっては異例の厳しい判決となったが、男は「家族に迷惑がかかる」と“厳刑”リスク覚悟で黙秘を貫いた。捜査当局や裁判関係者を振り回し、数々の謎を残して社会復帰を果たしたが、以後の身の振り方を知る者はおらず、知る術すらない。判決を読み終えた裁判官もこう説諭す
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