久しぶりの「男を描くということ」シリーズその7です。 だいぶ前に書いた「性器の表現2 男を描くということ その6」 http://www.art-it.asia/u/ryokokimura/bxUSaoqMLVTuHWwn3YRP/ に「なぜ日本の春画の男性器は巨大で、西洋ヌードのは極小なのか?の理由を私なりに考えたことがあった」。。と記したままずっと放置していたので、今回はそれを取り上げてみようと思います。 さて以下は日本の春画の男性ヌードと、西洋の宗教画の男性ヌード。 勝川春章 「春宮秘儀図鑑」より ミケランジェロ 「アダムの創造」より 日本の春画のは、ご存知のっぺりとした体つきにそぐわないド巨根ぶり(笑)!対して西洋のは美しく成熟した青年の肉体美に対し一物は短小包茎、まるで子供のおちんちんです。どう考えても、どちらもリアルにありえないだろうサイズです。 なぜ、当時の絵