この10年、旅行産業における最も大きな変化はLCC(格安航空会社)の台頭だろう。アジアでは、マレーシアのエアアジアを筆頭に次々に新しい航空会社が生まれ、海外旅行を楽しむ層の底辺拡大につながっている。 その低価格化の波はホテルにも押し寄せている。「LCH=Low Cost Hotels」とでも呼べる格安ホテルチェーンが存在感を増しつつある。 代表選手は、こちらもマレーシアの「チューン・ホテルズ(Tune Hotels)」。2007年に開業したこのチェーンは、エアアジアの創業者トニー・フェルナンデスCEO(最高経営責任者)などが設立したチェーングループに属する。 ホテル数は現在は21軒。本拠地のマレーシアでは首都クアラルンプールやクアラルンプール国際空港LCC専用ターミナル近く、ペナン、コタキナバルなどに広く展開している。最近では東南アジア諸国連合(ASEAN)での拡大を進めており、インドネシ
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