私事ではあるが今年に入って最愛の父を亡くした。そんな時、手元供養品専門店「ANNQUON(アンクオン)」のサイトを見つけ、アッシュペンダントを購入したのが手元供養を知るきっかけとなったのだが、仏壇は長男の家にあるし手元供養といってもどう供養すればいいのだろう……。 そんな疑問が沸いてきた。 そこで手元供養について「ANNQUON(アンクオン)」を手がける株式会社インブルームスの代表取締役・菊池直人さんに話を聞いた。 同社では国内だけでも年間約1万個の手元供養品を販売する。「弊社が手元供養商品を製造販売し始めてから6年が経ちますが、手元供養を希望する方は初期の頃の10倍以上になっていると思います」(菊池さん)。もともと手元供養品は、顧客からの要望で作り始めたのがきっかけなのだそうだが、少子高齢化・核家族化、マンションや賃貸住宅で生活する人が多いという住宅事情や、後継者問題、永代供養の選択など