アルゼンチンの首都ブエノスアイレス(Buenos Aires)の議会前で上院による同性婚合法化の審議中、デモを行った賛成派のバッジ(2010年7月14日撮影)。(c)AFP/JUAN MABROMATA 【5月14日 AFP】南米で初めて同性婚を合法化したアルゼンチンの議会がこのほど、公的機関に届け出る性別の選択と、親族による終末期の意志決定を法的権利として認める法案を可決し、話題を呼んでいる。 ■性別を選ぶ自己決定権 アルゼンチン議会が可決した法案の1つは、トランスベスタイト(異性装者)やトランスジェンダーの人が、身分証明書などの法的書類に記入報告する性別を選択できるようにするもの。与党・正義党(ペロン党、PJ)のソニア・エスクデロ(Sonia Escudero)上院議員は、2年前の同性婚合法化に続き「自己決定権と個人の権利が再確認された」と評価した。 世界銀行(World Bank)の
![「性別の選択」と「死ぬ権利」を合法化、アルゼンチン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8c499b812cc048742d82b40e24e51dc2097460a9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2F6%2F1000x%2Fimg_2664e9a52902abc95aca326a6bc2ef52156515.jpg)