■「iPhone新聞」は便利だ ≪産経の英断から生まれた≫ iPhone(多機能携帯電話の一つ)が、まさに常住坐臥(ざが)というか、どこにでかけるにも手放せない生活の伴侶(はんりょ)となってから何カ月かになる。そこそこの大きさの画面、加えて文字や画像をかなり自在に拡大できるこの道具は、老来視力の落ちた私にも十分使える。 漱石の作品などをダウンロードし、電車の中やベッドで読むというのが、いまの私にとってのiPhoneの最大の用途である。混雑した車中でも片手でページがめくれるのがありがたい。 このiPhoneで今度は産経新聞が読めるようになった。最初は新聞1ページ全体の画像から記事を選ぶなんて現実的ではないかもと思ったのだが、実際に使ってみるとなかなかどうして、けっこう便利なので愛用している。 実は、私のいまの視力だと、新聞を広げても楽に読めるのは「見出し」くらいのものなので、なかなか記事の中
≪人類の共有地めぐる悲劇≫ 遅まきながら、いま話題の地球温暖化問題について勉強してみた。 この100年ほど、地球の平均気温が人類史上かつてなかったほど急速に上昇している。それには人間の活動に伴う「温暖化ガス(とりわけ炭酸ガス)」の排出増大がほぼまちがいなく関係している。この増大をくい止めない限り、そう遠くない将来に地球の平均気温は急速に上昇してしまい、一部の学者が「温暖化地獄」と呼んでいる深刻な事態になる恐れが高いという。 これは、いまや広大な地球そのものが人類にとっての一個の「コモンズ(共有地)」となり、しかも人類はそこで「コモンズの悲劇」に直面していることを意味する。 「コモンズ」とは、だれでもそれを利用できるがその容量は有限であるような、資源のプール、あるいは排出物の捨て場をさす。コモンズの無制限な利用を許し続けていると、いずれは容量の限界に達し、資源が枯渇したり、汚染の自浄ができな
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