抵抗あった「震災フィクション」 4月1日に放送が始まるNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」。物語は東北・北三陸の田舎町が舞台で、後半で東日本大震災が起きる。18歳まで故郷の宮城県栗原市で過ごし、本作の脚本を担当する宮藤官九郎さん(42)が11日、ドラマに込めた思いを語った。(織田淳嗣) 2年前、震災が起きて宮城の実家に帰ったとき、今まで「ずっと当たり前にある」と思っていたことは、そうではないのだと思いました。みんなも自然に、そのことを忘れないようになっているんじゃないでしょうか。 「震災前」を今書くことの難しさはありません。避難所に行って一番思ったことは、「みんな元気だな」ということ。別に震災前が楽しいことばかりだったわけじゃない。ぎすぎすした人間関係があり、悪い奴もいた。震災後が辛いことばかりじゃないのと一緒です。震災を忘れないのは大事ですけれど、震災前はこう、後はこうと分けることは無
3年に一度の改定が4月に迫る介護保険料を巡り、65歳以上が支払う基準額の算定に、岩手県沿岸の被災自治体が苦慮している。全国平均を月額5200円と国が試算する中、被災者に配慮して「5000円未満に抑えたい」ものの、震災ストレスなどで要介護者は増え続けているためだ。介護給付費準備基金で補うことも可能だが、高齢化も進み「将来予測が立たず基金を使うのは不安」との懸念が漏れる。【市川明代、金寿英】 ◇死亡・転居で負担者減 県沿岸12市町村のうち宮古市を除く11市町村が取材に「5000円未満」で検討していることを明らかにした。だが介護保険財政は「入り」が減る一方で「出」は増える見込みで、そのはざまで頭を抱える。 現行4000円の陸前高田市は、保険料を支払う被保険者が震災に伴う死亡や転居で約1000人減った。一方で、コストが在宅の約2倍かかる入所施設が相次ぎ開所する予定で、要介護認定の新規申請件数は震災
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く