一人暮らしの高齢者がペットとともに豊かな老後を過ごす仕組みづくりを進めようと、ペット愛好家、獣医師らがNPO法人「ペットライフネット」(大阪市西区、吉本由美子理事長)を設立した。飼い主の死後にペットを安全に見守る独自の「信託システム」などを提案している。 同ネット発足のきっかけは、2匹のネコとシングルライフを送っている吉本理事長の強い思いだった。60歳を超え、「自分にもしものことがあればネコたちはどうなるのか」という不安から、安心してペットを託せる仕組みづくりの必要性を感じたという。 そして昨年春、愛猫家仲間をはじめ獣医師、弁護士らと具体的な枠組みの検討を開始。そこから生まれたのが、飼い主が病気などでペットの世話ができなくなったときの飼育介助や長期入院などの際の一時預かりに加え、生前の契約に基づき、飼い主の死後も信託によって残されたペットが安全に見守られる「ペットライフ信託」構想だった。
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