5月17日に講談社現代新書で、『「動かない」と人は病む――生活不活発病とは何か』という本を出す医者の大川弥生さん。 あまり聞きなれない「生活不活発病」という病気ですが、どんな生活を送るかによって、誰の身にも起こる可能性がある病気です。この病気の対策を考えていくと、今の社会の抱える問題から人間が生きるという根本的なことまで考えなおすべきことがいろいろ浮かんでくるといいます。大川さんが本書でぜひ伝えたいこととは? 新しい常識を ――この本では「生活不活発病」がテーマになっています。あまり聞きなれない病気ですね。 大川 生活不活発病は生活が不活発なことによって、体や頭のあらゆるはたらきが低下する病気です。東日本大震災で話題になったので聞いたこともあるのではないでしょうか? この病気は、高齢者におきやすく放っておくと寝たきりにまでなりかねないこわいものです。しかし本で2歳のお子さんの例を紹介してい
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