本日、福田内閣は総辞職し、福田首相は安倍前首相より1日短い在任期間365日で首相の座を退くことになります。今朝の産経には、福田氏は昨日、すでに首相公邸を去ったとありました。公邸暮らしは9カ月余だったそうです。まあ、福田氏にしても気分を高揚させていた1年前のことを思うと、さまざまな思いが交錯していることでしょうね。最後だから一応、述べます。お疲れさまでした。 さて、そういう節目の日であるきょう、毎日新聞の政治面を読んでいて、とても興味深い記事を見つけました。それは「つむじ風」というコラムで、伊藤智永記者が「ぶら下がりの虚像」という見出しで福田氏について書いていた文です。少し引用します(太字は私が入れました)。 《(前略)こんな話を持ち出すのは、今日で首相を終える福田康夫氏の無責任な政権放り出しと、その後の身勝手な言動に考え込んでしまったからだ。首相の器でなかったということに尽きるが、政治記者