チェコ・プラハの観光客向けギフトショップに並ぶ、チェコの作家フランツ・カフカ(Franz Kafka)の書籍(2007年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/MICHAL CIZEK 【10月15日 AFP】現在のチェコ出身の作家フランツ・カフカ(Franz Kafka)が友人マックス・ブロート(Max Brod)氏に託した遺稿は、イスラエルの国立図書館に寄贈されるべき――。40年以上にわたり個人の手元にあったコレクションをめぐり、イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)の裁判所がこのような判決を下した。 ■プラハからパレスチナ、そしてドイツへ―ユダヤ系作家の遺稿の旅 オーストリア・ハンガリー帝国(現チェコ)のプラハ(Prague)に生まれたカフカは1924年、40歳のときに友人のブロート氏に全ての原稿類を預け、自分の死後に焼却するよう指示した。だが、カフカ作品は20世紀で最も影響
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