思った通りにはいかない人の死に際、最後の後始末。とくに遺族にとって悩みのタネは葬儀をどうするか。悩む暇なくバタバタと葬儀社の言いなりになってしまう。 そこで、ひとまず遺体を安置してゆっくり遺族に考えてもらおうという「死者のビジネスホテル」なるものを「スパモニ」が取り上げた。 チェックイン後は冷蔵室に安置 ネーミングに少し工夫がほしいところだが、年明けから本格稼働するという。特定非営利活動法人「りすシステム」がこのホテルを建てたのは東京・新木場。松島如戒相談役が「ここが亡くなったご遺体を安置・保管する『死者のビジネスホテル』です」と出迎える。 利用者は入口で申込書と死亡診断書を提出してチェックイン。遺体の取り違いを防ぐため、ここで遺体と申込書両方にバーコードを貼り室内へ。 感染症予防のため、殺菌灯が設置された処置室に運ばれ、最後は常時5度に温度管理された冷蔵式の遺体安置所に納められる。この遺
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