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【質問】 韓国では、病院に葬儀場があるのが一般的というのはホント? 【解答】 日本では病院の近くに葬儀場があるだけで倦厭されそうですが、韓国では大学病院や大きな病院には付属の葬儀場があるのが普通です。もちろん韓国にも、日本のような専門の葬儀場もあります。 2009年11月に発生した釜山市内の室内射撃場での火災事故で犠牲となった日本人の遺体も、梁山釜山大学病院の葬儀場に安置されていました。取材で病院を訪れ、驚いた記憶があります。葬儀場の施設は病院の横にありました。「病院に入院している患者さんたちは、隣に葬儀場があることをどう思っているのだろう」と気になりました。 2009年8月に死去した金大中元大統領はソウル・新村にある延世大学付属セブランス病院に入院していましたが、死去後しばらくの間、隣接する葬儀場内に焼香所がもうけられ、遺体が安置されていました。 昨年6月に自殺した韓流スターのパク・ヨン
「韓国の病院は“ゆりかごから墓場まで”というスローガンを実践する空間ですね」。韓国の大型病院の設計プロジェクトに参加していた外国人設計者が笑いながらこう語った。産婦人科から葬儀会場までが一つの建物の中に存在する韓国の「デパート式」総合病院は、外国人にとっては非常に物珍しい空間といえる。 最近建設された韓国の総合病院内の施設は、どれも世界的なレベルにあると評判だ。高級ホテルを思わせるような清潔で近代化された施設を視察するため、海外から見学者が訪れるほどだ。しかし外見面で韓国の総合病院が突出しているわけではない。米国やシンガポールなど医療先進国の有名病院と大きな違いはない。「韓国型総合病院」を特徴付ける決定的な要素は、韓国特有の内部空間、中でも外国人が特に興味を示すのが葬儀場だ。 建物内に葬儀場を設けている病院は世界のどこにもない。これはまさに韓国人独自の葬儀文化を取り入れた「サービス空間
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