いよいよ自民党総裁選がきょう告示され、次期首相の座をかけた激しい舌戦が繰り広げられます。昨年の総裁選が福田、麻生両氏の2人だけの戦いだったのに対し、今回は5人が届け出るにぎやかなものになりましたね。前回は福田氏が、ほとんどまともな政策も打ち出さないうちに、ナベツネ氏主導で派閥の論理で「当確」となってしまいましたが、今回はぜひ、各候補がそれぞれの政策を主張し、国家観をぶつけ合うような総裁選にしてもらいたいものです。 さて、この自民党のお祭り騒ぎの陰に埋没してしまいそうなのが民主党ですね。8日には小沢一郎代表が無投票でひっそりと代表に3選され、新聞各紙もそれなりのスペースを割いて報じていましたが、それも一日だけで、メディアの関心は当面は自民党内の動きに集中しています。まあ、せっかく野田佳彦氏が出たいというのに、よってたかって止めて、面白くもない無投票選挙にしてしまったのですから、自業自得とも言