11月7日夜、東京・六本木のしゃぶしゃぶ店で、ある著作の出版記念パーティーが開かれていた。来場者は総勢80人。出版記念パーティーといえば通常、著者の友人知人や出版業界関係者が集まるもの。確かにそうした面々もいたが、著者が初めて会う人も全国各地から駆けつけていた。ソーシャルメディアを通じ、編集作業に携わった「ソーシャル編集者」たちだ。11月11日、ソーシャルメディアを活用した企業変革の重要性と具
← vol.1 「約束」はこちら(https://nikkan-spa.jp/88516) ◆安置所には、今でも遺体が届き続ける いくつかの被災場所を案内された後に、僕達が訪れたのは「上釜ふれあい広場」という場所だ。元々は運動場として利用されていた広場だ。震災後、石巻の3番目の遺体安置所となった。 車を降り、安置所の受付で焼香を行い、受付小屋の中を見学させていただく。壁一面には、遺体の特徴を書いた紙がびっしりと貼られている。性別、髪型、身長、体重、発見場所、推定年齢、遺留品、服の特徴などが、マジックの太書きで書き添えられている。遺族は、このわずかな情報を頼りに、身内の遺体を探すことになる。 宮城県警のウェブサイトにも、文書で遺体の特徴などをデータ化している。だがやはり、ネット上には、写真までは掲載できないようだ。そのため遺族は、かすかな手がかりを頼りに、安置所を訪れる。 壁の一部には、3月
団塊・シニアビジネスのパイオニアで高齢社会問題の国際的オピニオンリーダー、村田裕之が注目の商品・サービス、シニア市場トレンド、海外シニアマーケット動向を独自の切り口で解説。ビジネスの視点、教訓・学び、生活のヒントをお伝えします。 経済界 11月29日号 特集 安心できる老後 日本のような高齢社会は、放っておいたら認知症や運動器障害でどんどん要介護の人が増える。財源には限りがあるので医療費・介護費は無尽蔵に増やせない。だから、必要なのはそういう人を増やさないこと。つまり予防が大切だ。 私は東北大学スマート・エイジング国際共同研究センターに籍を置き、高齢社会の問題解決に取り組んでいる。年を重ねるごとに賢く、より良い生き方をしていこうというのがスマート・エイジングの思想である。 高齢者が自分らしく元気にいきいきと過ごすためには、以下の7つが大切だ。 1.有酸素運動をする まず元気でいるために、1
遺品整理専門サービス「キーパーズ」代表取締役・吉田太一氏 - 写真:吉岡希鼓斗 遺品整理の仕事を通して命と向き合い、生きることを知っていく男女を描いた映画『アントキノイノチ』で、2人が働く会社のモデルとなった「キーパーズ」代表取締役の吉田太一氏に取材し、劇中に登場する遺品整理現場のリアリティー、そして近年増加する孤独死の現状が明らかになった。 出演者の杏平役の岡田将生、ゆき役の榮倉奈々、さらにベテラン社員・佐相役の原田泰造は、撮影前に「キーパーズ」の全面協力を得て役づくりに臨んだという。実際に依頼のあった遺品整理の作業現場に立ち会った3人の印象を、吉田氏はこう語る。「僕自身は同行していませんが、従業員が一緒に作業にあたりました。岡田くんは遺品を分けたり、箱詰めしたりといった作業をしながら、皆の働く姿を熱心に観察していたり、榮倉さんもスタッフに積極的に質問をしていたとか。原田さんは大変、厳し
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