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ブックマーク / dhbr.diamond.jp (9)

  • 企業の「ちょっとした親切」になぜ注目が集まるのか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    顧客に対するささやかな親切が、目撃者によってネットに投稿され、瞬時に美談として拡散される。これは単なる「バイラル効果」というだけでなく、より重要な別のことを象徴している、と筆者テイラーは指摘する。そうした親切が珍しくなってしまったこと、そして人々がいつの世にも企業の人間的な側面を望んでいることだ。 最近、ネット上で話題になった心温まる話がある。1人の青年と闘病中の祖母、そしてパネラ・ブレッド(米国大手外チェーン)のクラムチャウダーにまつわるものだ。このささやかなエピソードは、サービスとブランドのあり方、そしてビジネスの人間的な側面について大きな教訓を与えてくれる。人間らしさを犠牲にした効率の追求が、なぜ不毛なのかを伝えるものだ。 広告業界誌のアドウィークに掲載された顛末はこうだ(英文記事はこちら)。ニューハンプシャー州ウィルトンに住むブランドン・クックは、末期がんで苦しむ祖母を見舞うため

    企業の「ちょっとした親切」になぜ注目が集まるのか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 「鉄の女」サッチャーの最大の強みは、最大の弱みでもあった | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    2013年4月に87年の生涯を閉じた、マーガレット・サッチャー。その際立ったリーダーシップと強硬な政治手腕は、功績と犠牲、称賛と批判の両方を生んだ。「度を超えた強みの発揮は、マイナスとなる」と唱える筆者らが、サッチャーの資質を改めて検証する。 私たちはマーガレット・サッチャーの名を、優れた指導者として、および極端な政治家として記憶にとどめるだろう。実際のところ、この2つの側面はほぼ表裏一体なのだ。サッチャーのリーダーシップの真髄は、揺るぎない信念と粘り強さにあったが、これは保守というよりも革命派の資質に近い。保守党党首として現状を打破しようとし、反対されようともみずからのアジェンダにこだわり続けた。サッチャーをウィンストン・チャーチル以来の最も影響力のあるイギリス政治家にしたのは、まさにこういった資質である。 しかし、大企業のCEOを含む経営幹部にコンサルティングを行ってきた我々が長年の経

    「鉄の女」サッチャーの最大の強みは、最大の弱みでもあった | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 「鍛える文化」と「褒める文化」で満足を生み出す ヤマトホールディングス 木川眞社長インタビュー(前編) | 組織文化/組織開発|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    ヤマトホールディングスは、宅配便業界のシェアトップ、同業界におけるJCSI(日版顧客満足度指数)では5年連続で全指標1位となったヤマト運輸を傘下に持ち、好感度の高い企業として名を馳せる。さらに社員や株主といったステークホルダーの満足度の総和をダントツにする、という事業のコンセプトを掲げ、近年では地域社会と企業の共通価値の創造を、業を通じて実現するというCSVの考え方に基づく事業の展開にも力を入れている同社社長の木川眞氏に話を伺った。全2回。 「サービスが先、利益は後」 ――長年、業界シェアトップの座を維持し、顧客満足を得続けているのはなぜでしょうか。 このような評価を頂いたことは、大変ありがたいことです。しかしながら当然、一朝一夕にできるものではありません。これは小倉昌男が宅急便事業を始めて以来、企業理念を徹底的に社員に刷り込んできた、その表れだと思います。その理念とは簡単に言えば「ダ

    「鍛える文化」と「褒める文化」で満足を生み出す ヤマトホールディングス 木川眞社長インタビュー(前編) | 組織文化/組織開発|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • アイデア・アントレプレナー:世界を変える人の共通点 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    誌2014年1月号(2013年12月10日発売)の特集は、「人を動かす力」。HBR.ORG関連記事の第2回は、前回の記事で紹介した「アイデア・アントレプレナー」について、さらに掘り下げる。シェリル・サンドバーグ、ダニエル・ピンク、ビニート・ナイアなど、みずからの信念とアイデアで人を動かし変革を起こそうとする人たちには、5つの共通点があるという。 近頃、ビジネス界やカルチャーシーンで新たなプレーヤーが台頭している――「アイデア・アントレプレナー」だ。あなた自身もそうかもしれないし、そうなりたいと願っているかもしれない。アイデア・アントレプレナーとは通常、専門知識を備えた型破りな一個人である。その主な目的は、自分が熱望するテーマに沿って、人々の考えや行動様式に影響を及ぼすことだ。権力を求めるわけではなく、巨万の富を動機とするわけでもない。目標はあくまで、現状を改善し世界をどうにかして変えるこ

    アイデア・アントレプレナー:世界を変える人の共通点 | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • 自分のアイデアで、人を動かし世界を変える方法 | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    誌2014年1月号(2013年12月10日発売)の特集は、「人を動かす力」。目的に応じた個別具体的な影響力の活用法から、より普遍的な影響力の質までを取り上げている。HBR.ORG関連記事の第1回は、アイデアに影響力を持たせるガイドラインについて。自分のアイデアで人々に影響を及ぼし、世の中を変えるのが「アイデア・アントレプレナー」だ。アイデアを世に問う際に、まず自問すべきことは何か。ベストセラー『なぜ高くても買ってしまうのか』の著者、ジョン・ブットマンが説明する。 私の若いクライアントであるジュリー(仮名)は、ある使命に尽力していた。だいぶ前から温めているアイデアがあったが、最近になって、それを“上場”しなければ――つまり世間に公表して広めなければ、何の影響も及ぼせないことに気づいた。 ジュリーによれば、世の中には賢くて才能がありながらも、恵まれない子どもたちが大勢いる。彼らはいろんな理

    自分のアイデアで、人を動かし世界を変える方法 | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • どんな仕事にも「やりがい」を見出すことは、可能なのか | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    仕事への意義、やりがいを感じることの重要性は、数々の研究で実証されており、直感的にも理解できるものだ。しかし実際のところ、「やりがい」なるものの正体は何なのだろうか。どんな仕事にも意義を見出すことは可能なのだろうか。そのヒントを示す事例を紹介する。 「人生で最も貴重な恵みは、やりがいのある仕事に尽力できる機会である」――セオドア・ルーズベルト、1903年9月7日 109年前にレイバー・デー(労働者の日)の演説でセオドア(テディ)・ルーズベルトが述べたこの言葉は、今日でも変わらず真実味がある――やりがいのある仕事は、人生を大いに豊かにする。我々の研究では、自分の仕事を有意義であると感じ、その仕事で進捗を得ることが、人々の日々の職務経験を飛躍的に充実させることが明らかになっている(誌2008年3月号「知識労働者のモチベーション心理学」)。それでは、仕事を「有意義」にするのは何なのだろうか。

    どんな仕事にも「やりがい」を見出すことは、可能なのか | ビジネススキル|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • ついに台頭してきた、思いやりのマネジメント | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    誌2013年12月号 (11月9日発売)の特集、「理想の会社」関連記事。最終回は、「思いやりのマネジメント」を最重要視する企業が増えている現状を報告する。それはナイーブな人情経営とは一線を画す、経営上の合理性に裏打ちされたトレンドであり、思潮であるという。理想の職場の実現に向け、思いやりの促進は高次のマネジメント課題になりうるのではないだろうか。 お気づきでないかもしれないが、「思いやりのマネジメント」というテーマが、近年にわかにトレンドとなっている。 まず、職場での思いやりに焦点を当てるビジネス・カンファレンスが増えている。たとえば、「思いやりある組織に関する国際ワーキンググループ」(International Working Group on Compassionate Organizations)がある。そして「職場文化の変革推進カンファレンス」(The Changing Cult

    ついに台頭してきた、思いやりのマネジメント | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
  • アジアが世界のイノベーション基地となる日 | イノベーション|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    シンガポールを拠にイノベーション支援を行うアンソニーは、アジアにおけるイノベーションの大きな可能性にたびたび言及している。しかしその可能性を顕在化させるには、3つの意識改革が必要であるという。 私は過去3年間にわたり、「アジアは世界のイノベーション基地として台頭している」という考えを語り続けてきた。2010年初めにシンガポールに移り住んだのも、それが大きな理由だ。2011年の終盤にはこの連載で、「世界のイノベーションのエネルギーがアジアに集まってきている。この傾向は明らかであり、継続的であるように見える」とも書いた。 いまでも引き続き楽観はしているが、アジアがそのポテンシャルを現実のものとするには、現実的なハードルを越えなければならない。そのうちのいくつか、たとえば時代遅れのインフラや、十分に機能していないリスク資市場などは、わかりやすい問題なので詳しく説明する必要はないだろう。もっと

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  • 経営思想家トップ50【ランキング一覧】 | 経営思想家トップ50(1/5)

    「経営思想界のアカデミー賞」とも言われる権威と影響力を持つThinkers50、ランキングを一挙公開。ベストセラーを著した日でお馴染みの有名人もいれば、日ではまだ知られていない世界的第一人者もいる。その顔ぶれと順位を見るだけで、いま、何が世界の潮流となっているかを窺い知ることができる、うってつけの一覧だ。 第1位 クレイトン・クリステンセン(Clayton Christensen) <現代のイノベーション論の最高峰> 第2位 W・チャン・キム(W. Chan Kim) レネ・モボルニュ(Renée Mauborgne) <『ブルー・オーシャン戦略』で戦略論を新たな地平に> 第3位 ビジャイ・ゴビンダラジャン(Vijay Govindarajan) <BOP市場を見出した『リバース・イノベーション』著者> 第4位 ジム・コリンズ(Jim Collins) <『ビジョナリー・カンパニー』著

    経営思想家トップ50【ランキング一覧】 | 経営思想家トップ50(1/5)
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