1月19日、反政府デモ弾圧停止に向けてシリアを訪れているアラブ連盟監視団の調査が期限を迎え、カタールからは軍派遣が必要だとする強硬論も出ている。写真はイドリブ近郊で行われた反政府デモ。17日に入手(2012年 ロイター) [カイロ 19日 ロイター] シリアでの反政府デモ弾圧停止に向け、先月から同国を訪れているアラブ連盟の監視団の調査が19日に期限を迎える。しかし、同国では監視団の調査開始後も600人以上が死亡しており、同連盟メンバーのカタールからは軍派遣が必要だとする強硬論も出ている。 アラブ連盟の関係筋によると、カタールは弾圧を止めるために軍部隊の派遣を訴えている。これに対し、他の加盟国はシリアに送るだけの兵力がないなどの理由で反対の意思を表明。シリア政府も17日、「(軍隊派遣を)断固拒否する」とコメントしている。
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