ニューヨーク・タイムズが "keenly awaited"(強い関心と共に待たれていた)と表現していた安倍首相の「戦後70年談話」ですが、私は「上出来」だと思いました。何よりもこの談話に期待されていた内容、つまり「4月の首相訪米以来の日米の良好なムードに水を差さない」、「9月以降の日米による中国との関係改善外交を妨害しない」、「日韓相互の関係改善模索外交に新たな障害を作らない」という3点がカバーされていたことは評価できます。 談話そのものについては、エコノミストの吉崎達彦氏がブログ『溜池通信』の中で以下のような評価をしていますが、私はこれにほぼ同意します。 「これが閣議決定されたことで、向こう10年くらいは右の側から歴史認識問題で現状に挑戦する人は現われなくなる」 「これで日本国首相の歴史認識は『村山談話(1995年)と安倍談話(2015年)の中間のどこかにある』ということになり、それは『
日本公認会計士協会は、平成27年7月21日に開催されました常務理事会の承認を受けて「平成28年度税制改正意見・要望書」(以下「税制改正要望書」という。)を公表いたしましたのでお知らせいたします。 本税制改正要望書は、平成26年9月3日付けの諮問事項「平成28年度に係る税制改正に対し意見・要望すべき事項について検討して取りまとめ、提言されたい。」に対するものです。 本税制改正要望書は、①「IFRSの普及等に伴い損金経理要件の見直しを弾力的に検討すること。」、②「消費税の引上げに際しては、低所得者対策を行うこと。また、将来的な税率の引上げ幅については、我が国の社会保障制度の設計の方向性を十分に検討した上で決定すること。」、③「賞与引当金及び退職給付引当金の損金算入を税務上も認めること。」、④「受取配当金を全額益金不算入とすること。」、⑤「外国子会社合算税制(タックスヘイブン対策税制)について、
「戦後70年」特別鼎談 児玉誉士夫 笹川良一 瀬島龍三 四元義隆ほか「黒幕たちの戦後史」を語りつくす 保阪正康×佐高信×森功 暴力とカネの力を利用して、社会の表と裏をつなぐパイプ役—そんな男たちが日本社会の中枢を牛耳っていた時代が確かにあった。暴力団員を手なずけ、政治家や財界人を動かした「黒幕列伝」。 書けば消される 森 平成の世になって、政治家も財界人も小粒になり、いわゆる「黒幕」と呼ばれる人がほとんどいなくなりました。しかし、戦後70年の歴史のなかである時期までは、確かに黒幕たちが政治や経済を動かしていましたね。 保阪 戦後の黒幕の原点ということでいうと、やはりGHQ、米国との関係を抜きにしては語れません。例えば、マッカーサーの「片足」とまで言われたチャールズ・ウィロビーの周辺にいた人たちです。ウィロビーは参謀第2部の部長として諜報・保安・検閲を管轄した典型的な軍人タイプだけれど、彼の
毎年、真夏のジリジリした太陽とにらめっこすると、freeeの開発に着手した3年前を思い出す。カーンと晴れた空を見ながら、強めにエアコンと J-WAVE をかけて、僕と横路はひたすら開発と議論に没頭した。 自宅で開発をしていたので、昼飯以外には外には出ない生活。お決まりのように午後1時に昼飯に出ると、強い日差しと照り返しに、毎日ぶったおれそうになったものだ。 すでに1ヶ月も前となってしまったが、2015年7月9日、freeeは3周年を迎えた。今年は、7月10日に全社で合宿をしていたこともあり、合宿の場でお祝いをした。 そんな3周年という節目として、freeeの第3期を振り返ってみたい。 1. 事業の拡がり まず、シンプルにプロダクトが増えた1年であった。 主に個人事業主向けの会計ソフトとして立ち上がった会計ソフト freee も、この1年で法人向けでも大きく進化をとげ、200人規模の事業所で
⇒ こちら 岸信介は第二次世界大戦中、中国大陸で満州帝国国務院に勤務する一方、里見甫の経営するアヘン密売会社「昭和通商」で、吉田茂等と共にアヘン密売に従事し、満州帝国建設資金を調達していた。福家は戦後、里見のアヘン資金を日本の政界に持ち込むエージェントとして、岸首相、福田赳夫首相、美濃部亮吉東京都知事の選挙資金を拠出する。 日本統治軍GHQの「防諜レポート」には、里見と福家が密談し岸に政界工作資金を提供している点について、「要監視、注意」と報告。日本ではまだ無名であった岸は、重光葵外相と共に訪米しダレス国務長官と会談し、雑誌「ニューズウィーク」の表紙を飾る。 岸はボスの里見からブッシュのボス、ロックフェラーが2大政党制度を強く主張し米国で民主党の絶大な支援者である事を、教えられていた。岸はロックフェラーの「お墨付き」を貰って来た。岸は「英語語学教師」ニューズウィーク日本支局長オンプトン・パ
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