世界各国・地域の国際競争力のランキングについては、世界経済フォーラム(World Economic Forum: WEF)による「国際競争力指数」(Global Competitiveness Index : GCI)と、国際経営開発研究所(International Institute for Management Development: IMD)の「世界競争力年鑑」(World Competiveness Year Book: WCY)によるものの二つが著名であるが、本稿では、2016年9月28日に公表されたWEFの2016-2017年版の国際競争力指数を踏まえて、アジア諸国・地域の競争力の現況等についてその要点等を紹介する(IMDの直近ランキングは2016年5月30日に公表されている)。 WEFが、毎年1回、対象国・地域(今回は138)について、「基礎的要件」、「効率性強化」、「イ
天国から地獄へ——ほんの数日前に「トランプに会った唯一の首脳」ともてはやされた安倍首相の外交戦略が、一瞬にして頓挫した。そのとき、首相官邸で起きていたことは。内実をレポートする。 赤っ恥をかいた安倍首相 「まさに、青天の霹靂だった。トランプは、何てことをしてくれたんだ。ブエノスアイレスで一報を聞いた(安倍)総理の顔は引きつり、言葉も出なかった……」 こう証言するのは、ある外務省関係者だ。 日本時間の11月22日午前7時19分、安倍晋三首相がブエノスアイレスで、ニューヨークの「トランプタワー」訪問、ペルーでのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)、アルゼンチン公式訪問を総括する記者会見に臨んだ。 安倍首相は、「APECは30年近く前に日本が提唱して始まった」と前置きして、今回の成果を誇らしく述べた。 「決して内向きになってはいけない。それが今年のAPECの最大のテーマだった。TPP(環太平洋パ
これはmasawada Advent Calendar 2016 5日目の記事です。 昨日書いた通り、家族でSlackを使っている話を書きます。といっても、我が家では単純にLINEの替わりに使っているだけです。 3年くらい前までは家族間の会話にはEメールかSMSを使っていました。父親以外*1にはGoogle Appsのアカウントを発行してキャリアメールを使わず連絡をとるようにしていました。 ある時、そろそろ不便なので何らかのチャットサービスに切り替えようということになりました。当時父と自分がLINEを使うことに反対していたため、それ以外で検討をしました。 スマートフォン向けのクライアントがあること プッシュ通知があること 電話とアカウントが1対1で結びつかないこと あたりが条件でした。ChatWorkやSlack、Skypeなどいくつか見ましたが、Slackが一番良いだろうということで決め
――大方の事前予想を裏切ってドナルド・トランプ氏が米大統領に決まりました。 記録を確かめてもらえば分かるが、私にとってはサプライズではなかった。折に触れてトランプ氏が勝つよと言っていたからね。 ――その後は米国でも日本でも株価上昇が続いています。「トランプ相場」はいつまで続くでしょうか。 トランプ氏が掲げた経済政策のいくつかは、米国経済に良い効果をもたらす。減税をすれば消費が活気付くし、絶望的に老朽化している米国のインフラに投資するのは良いことだ。国防にカネを使えば防衛産業が潤い、メキシコとの間に壁を建設する人々も儲かるだろう。 米国の財務状況は危うい ただし忘れてはいけないのは、そうした政策には財源が必要ということだ。米国は今や、リーマンショックの時よりも巨額の借金を抱えている。危うい状況だと言わざるをえない。 選挙に勝ったトランプ氏は「TPP(環太平洋経済連携協定)から抜ける」と言った
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