米資産家イーロン・マスク氏がツイッターの音声リアルタイム配信機能「スペース」でフロリダ州のデサンティス知事による2024年大統領選挙への出馬表明に立ち会う計画は、マスク氏の1億4000万人余りのフォロワーに今回のイベントを宣伝することを意味する。これはツイッターが政治談義でより党派的なアプローチに傾くことを浮き彫りにしそうだ。 マスク氏は23日、ツイッターがさまざまな声を発信することが重要だと述べたが、選挙戦の重要な時期に大統領選候補をオープンに受け入れることは暗黙の支持も同然だ。このためツイッターはさらに批判を浴び、最大の広告主の1社であるウォルト・ディズニーとの対立を招く可能性もある。フロリダ州でのデサンティス知事の政策を巡りディズニーと知事との論争はエスカレートしている。