新型コロナ、無症状者が気づかぬまま感染つないだ可能性も(国立感染症研究所の分析結果) 流行が収束しきらなかった感染者群が起点となって6月下旬以降、東京だけでは収まらず「全国拡散へ発展してしまった可能性が推察された」と分析している。 朝日新聞社3月以降、感染が広がった「欧州系統」(右上の広がりの中央部)と、新たに見つかったウイルス集団(右下)の間が、推定3カ月分離れている。その間を埋めるウイルスは見つかっていない(国立感染症研究所提供) 無症状者が気づかぬまま感染つないだ可能性 感染研分析 国立感染症研究所(感染研)は、新型コロナウイルスの遺伝子情報をもとにした、国内の感染の新たな分析結果を公表した。3月以降の流行が収束しつつあった時期も、気付かれないまま感染が伝播(でんぱ)し、6月下旬以降、共通の遺伝子の特徴を持つウイルスが全国に広がった可能性があるとしている。 感染研は7月16日までに、
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