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ブックマーク / blog.livedoor.jp/okane_koneta (121)

  • 豊健活人生:春山昇華 : 1940年代の日銀券発行残高推移

    2012年09月11日20:33 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 1940年代の日銀券発行残高推移 日銀が無制限にお札を刷れるようになって、 敗戦を迎え、 戦後の混乱期を経験し、 1950年代の経済成長期の出発点に到達する、 そんな激動の10年が1940年代だ。 1941年に、「保障準備発行限度」が廃止された。 金保有とは無関係に、日銀券を印刷して良いことになった。 1931年の満州事変以降、中国戦線が拡大するにしたがい軍事費は増加をたどった。 1937年の盧溝橋事件、第二次上海事変を経て、日中は宣戦布告の無いままに全面戦争に突入した。 1938年4月には国家総動員法が制定された。 一方10月頃には、日の軍事力は拡大した中国の戦線に対して補給がままならなくなり、人的(兵員数)、物的(武器弾薬などの補給)の両方の限界に達した。 戦費はウナギのぼりに増加し、ついに 1941年に、「

    a1ot
    a1ot 2016/01/20
    「1938年4月には国家総動員法が制定された。戦費はウナギのぼりに増加。国債を日銀が直接引き受け、しかも青天井で、そうでもしなければ、莫大な戦争経費を賄う事ができなくなった
  • 豊健活人生:春山昇華 : 73年間で、物価が「4000倍」になった日本 (2)中篇

    2012年09月04日02:36 カテゴリ大局観、テーマ、見識通貨と物価[edit] 73年間で、物価が「4000倍」になった日 (2)中篇 明治維新以降を振り返ってみれば、万年金欠病の日政府という姿が浮かび上がる。 明治から平成を6個に区分して時代背景などを説明する。 ① 明治維新〜日清戦争 明治維新は成ったが、新政府には金が無かった。 近代化、富国強兵を目指して大量の近代的な製造業を発展させるべく、輸入が必要だった。 明治10年の西南戦争で、国家予算に匹敵する金を使ってしまった。 経常収支は、ずーっと赤字で、支払いの為に、金(世界平均より、金が銀より割安に設定されていた)が大量に流出した。 ② 下関条約(日清戦争後)〜1932年金解禁停止(金位制離脱) 日清戦争後に清国から得た賠償金、賠償金2億テール(当時の日の国家予算の4倍強)を得て、財政が安定し、金位制を実施し、為替は安

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    a1ot 2016/01/20
    「明治維新以降を振り返ってみれば、万年金欠病の日本政府という姿が浮かび上がる
  • 豊健活人生:春山昇華 : 73年間で、物価が「4000倍」になった日本 (1)前篇

    2012年09月03日17:24 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 73年間で、物価が「4000倍」になった日 (1)前篇 を読んでいて、見つけたデータ 1929年の日給1円(深夜残業込)という紡績工場の賃金水準は、2002年現在では、4000円に相当するという記述を見つけた。 73年間で、物価が4000倍になった事を意味する。 これは、「年率12.04%」になる。( 下の表の上段を参照 ) 別の見方をすれば、年率12.04%で、73年間運用すれば、資産は「4000倍」になることを意味している。 73年間で4000倍、もしくは年率12.04%、というのは絶対物価の話だ。 デフレから抜け出さないと円高が止まりません、の記事で、 日のインフレ>USのインフレを反映して、素直に円安のインフレ<USのインフレを反映して、素直に円高という事を書いたが、日米の物価比較は、相対物価の話

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    a1ot 2016/01/20
    1976年までは、 日本のインフレ>USのインフレ 、1977年以降は、 日本のインフレ<USのインフレ
  • 豊健活人生:春山昇華 : 不動産の将来を考える(3)加速的に増大する東京の魅力

    2015年04月19日15:52 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 不動産の将来を考える(3)加速的に増大する東京の魅力 1:ますます魅力がアップする東京 「東京って、どんどん良くなるね」、これが今回のセミナーの合言葉だった。 東京の魅力アップは、戦略特区に指定されたからではない。 それは最後の引き金であり、その数年前から、なんとか東京を良くしようという民間の意識レベルの共感、一体感の醸成があった。 このトレンドは、5年10年ではなく、20年、30年と続くトレンドだろう。 だから、これからも東京はどんどん良くなると、不動産企業も投資家も感じているのだ。 2:世界が望む東京が改善すべき項目 都市の魅力(=都市力)で、鉄道、道路やライフラインなどのインフラ以外で差別化になるものは、必要な人材が、迅速に、適正価格で、得られるか、である。 労働力の流動化が不十分で、雇用制度が硬直的だと、優

    豊健活人生:春山昇華 : 不動産の将来を考える(3)加速的に増大する東京の魅力
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    a1ot 2015/04/19
    「現状既に優位にある東京の利便性が、さらなる利便性向上への投資を正当化する」
  • 豊健活人生:春山昇華 : 不動産の将来を考える(1)不動産セミナー

    2015年04月19日12:26 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 不動産の将来を考える(1)不動産セミナー 3月、毎年欠かさず参加している野村證券主催の「グローバル不動産フォーラム」に参加した。 プレゼンテーションの内容、聞きに来る投資家の人数、彼らの質問内容、プレゼンターの口調や態度など、バブル時、崩壊過程、リーマン・ショック、その後と、その時々の状況を正確に反映してきた。 過去9年ほど、野村証券以外の不動産、および不動産証券化商品のセミナーにも積極的に主席して、色々観察してきた。 2007年、、立ち見もあり的な混雑と熱狂、盛況 2008年、、どうなるんだ? 大丈夫だろうな? という意味で混雑(特に、モルガンスタンレーのセミナー) 2009年、、閑散 2010年、、セミナーが少なくなる 2011年〜2013年、、、日国内では野村以外の大きなセミナーが無くなった その野村のセミ

    豊健活人生:春山昇華 : 不動産の将来を考える(1)不動産セミナー
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    a1ot 2015/04/19
    「投資家は平均的に、日本の不動産の将来に対して懐疑的。足元の好転に持続性を感じていない
  • 豊健活人生:春山昇華 : Jリート : 歴史は、繰り返し始めた。

    2014年12月07日08:16 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] Jリート : 歴史は、繰り返し始めた。 歴史は、繰り返し始めた。 前回リート・バブル時に言われた事1:私募は自由度が高く、お手持ちの塩漬け不動産を、証券化を通じて売却できます。 2:得た資金で他の不動産やリートに投資(=主として首都圏)することで、投資資金の地域分散(=実際は首都圏集中)が出来ます。 今朝の日経新聞、 1の繰り返し 2の繰り返し facebookコメントへ 「大局観、テーマ、見識」カテゴリの最新記事

    豊健活人生:春山昇華 : Jリート : 歴史は、繰り返し始めた。
  • 豊健活人生:春山昇華 : 「ビル・グロースの転職騒動」ショック

    2014年10月11日14:26 カテゴリ株式(日海外)&商品・為替[edit] 「ビル・グロースの転職騒動」ショック 今回の株の下落は、「ビル・グロースの転職騒動」の余波がテクニカル面の引き金になったと思う。 彼の転職で、ピムコのハイイールド投信は大量の解約が来ているハズで、流動性の無いハイ・イールド債券は小規模のパニック(=売りが売りを呼ぶ展開)が起こっていると推定される。 それは、1:ハイ・イールド債券から安全な国債へという資金シフトを引き起こし2:クレジット市場を悪化させ3:リスク・オフの動きを発生させた。 上記の動きは、株式市場の高PER銘柄の下落を引き起こす。さらには、若干「less positive」なUS、欧州、日の経済指標が、ファンダメンタル面で、売りを正当化させた。 先週初に、10月はダメと判断したが、その後の下落は一気に来た。 株式市場の特徴は、 上昇は、ゆっく

    豊健活人生:春山昇華 : 「ビル・グロースの転職騒動」ショック
  • 豊健活人生:春山昇華 : 上海の独走と、9月の香港騒乱

    2014年10月01日07:48 カテゴリ株式(日海外)&商品・為替[edit] 上海の独走と、9月の香港騒乱 7−9月 終わってみれば、上海の独走 習近平体制の基盤が着々と強化されてきたこと、 政治的な安定度が増したこと、 経済のvilatilityが低下し、良いは良いなりに、悪いは悪いなりに、先が見えるようになったこと そういう事を反映したのだろう 9月になって始まった香港の騒動 天安門事件から連想することは・・・ 1989年6月の天安門では、保守派の簿一波(薄熙来の父親)が、訒小平に嘘の情報を伝えて、訒小平に戦車で学生を殺戮させる決定をさせたと言われる。 参考:http://blog.livedoor.jp/okane_koneta/archives/51700277.html そして2014年9月の香港、 習近平に「追い詰められつつある江沢民グループ=今や保守派」が、嘘の情報を

    豊健活人生:春山昇華 : 上海の独走と、9月の香港騒乱
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    a1ot 2014/10/01
    「1989年6月の天安門では、保守派の簿一波(薄熙来の父親)が、鄧小平に嘘の情報を伝えて、鄧小平に戦車で学生を殺戮させる決定をさせたと言われる」
  • 豊健活人生:春山昇華 : 資産運用はライフワーク (3)三本の脚で立つ

    2014年10月02日12:50 カテゴリ投資の知恵袋[edit] 資産運用はライフワーク (3)三の脚で立つ 公的年金は老後の生活資金の30%〜40%を賄ってくれるにすぎないと、春山は考えています。 残りの生活費のすべてを資産運用で築いた資産で賄えれば幸福でしょう。 また中には、親の遺産が潤沢な人もいるでしょう。そのような幸運な人を除けば、公的年金で賄えない部分を資産運用だけでは充足させられない人が多いと思います。 引退後は、資産の取り崩しとの戦いです。可能な限り、資産の取り崩しを少なくすることが、心の余裕にもなります。 そのためには、完全リタイヤではなく、少額でも良いので労働収入を確保する(セミ・リタイヤ)ことが大切です。 労働収入の確保は、資産の取り崩しを低減するだけではなく、経済的な社会と接する時間を確保するという重要な意義があります。 引退後に資産運用が完全に停止するわけではあ

    豊健活人生:春山昇華 : 資産運用はライフワーク (3)三本の脚で立つ
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    a1ot 2014/09/03
    「公的年金は老後の生活資金の30%~40%を賄ってくれるにすぎない。完全リタイヤではなく、少額でも労働収入を確保するセミ・リタイヤ」
  • 豊健活人生:春山昇華 : 結束と黙認の呉越同舟

    2014年08月14日08:05 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 結束と黙認の呉越同舟 ISISに対抗するために結束が始まった。 スンニ派の中東各国政府(=族長の特権階級)も、このままISISがノサバルのは、ゆくゆくは自分に爆弾が降りかかる運命を感じている。 ISISが適度に弱体化することには賛成なので、現在の反ISISの動きを黙認 下記は、FT記事( http://www.ft.com/intl/cms/s/0/b891408a-22f1-11e4-8dae-00144feabdc0.html?siteedition=intl#axzz3AK5CECds ) しかし、ISISが完全に消えて、スンニの勢力が相対的に弱体化するのは困る。 だから、スンニ派の中東各国政府は、ISISが負けないように時々軍事+資金の援助をするだろう。 なお、フランスだが・・・ 俺の事、わすれるな!、、と

    豊健活人生:春山昇華 : 結束と黙認の呉越同舟
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    a1ot 2014/08/14
    「クルドの独立をフランスが応援、イラン+シーア派イラクをUSが応援、スンニ派イラクを周辺国家が応援」
  • 豊健活人生:春山昇華 : 特集 : 政治の混乱が続くタイ

    2014年08月09日20:20 カテゴリ目次大局観、テーマ、見識[edit] 特集 : 政治の混乱が続くタイ 1:上から与えられた民主主義 2:タクシン登場 3:タクシン排除 4:伝統重視か、市場競争原理か 5:政治と距離を置く経済界と株式市場 facebookコメントヘ 「目次」カテゴリの最新記事

    豊健活人生:春山昇華 : 特集 : 政治の混乱が続くタイ
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    a1ot 2014/08/10
    「選挙で選ばれた首相であっても、国王の考え方に反するものは排除される。歴史的に数多くの軍事クーデターを経験してきたタイ社会は、一種のクーデター慣れしている」
  • 豊健活人生:春山昇華 : 実務能力が高く、世界各地に類が成立するだろう新勢力の予感

    2014年07月20日13:29 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 実務能力が高く、世界各地に類が成立するだろう新勢力の予感 シーア派の過激派(武闘派)が建国した「イスラム国」は、パスポートを発券して世界を驚かせたりしたが、その後も様々な行政能力を発揮している。 彼らは、かつてのアルカイーダなどの単純な破壊勢力では無い。フロント、ミドル、バックという機能の維持能力を備えた政治集団かもしれない。 さすれば、シーア派連合国グループ、スンニ派連合国グループ、という明確な分離が強化されることになる。 その時、アジアのイスラム国たちは、どうするのだろう? 参考ブログ記事 1:http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/4712303.html 2: http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/4712

    豊健活人生:春山昇華 : 実務能力が高く、世界各地に類が成立するだろう新勢力の予感
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    a1ot 2014/07/21
    「イスラム国は、かつてのアルカイーダなどの単純な破壊勢力では無い。フロント、ミドル、バックという機能の維持能力を備えた政治集団かもしれない」
  • 豊健活人生:春山昇華 : 難問に取り組む習近平 (4)国際関係

    2014年07月10日20:59 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 難問に取り組む習近平 (4)国際関係 習近平政権の中国と、関係各国の国際関係に関して、双方の基的な姿勢をまとめると、以下のようになる < 米中の利害は一致する部分が多い > USの基的な姿勢1.中国と喧嘩はしたくない2.中国アジアの経済成長から恩恵を受けたい3.軍事的なプレゼンスの急速な後退は避けたいが、中国の台頭という時代の趨勢は認識している 中国の基的な姿勢1.USと喧嘩はしたくない2.米中関係は対等なパートナーシップであるべきだと主張3.太平洋の勢力圏の範囲に関しては、米中で対等な分割支配を望む4.当面は実効支配の拡大努力を継続する < 日中は、政治と経済がネジレ状態 > 日の経済界は現実重視1.中国と喧嘩はしたくない2.中国アジアの経済成長から恩恵を受けたい 安倍首相の基的な姿勢1.経済よりも政治

    豊健活人生:春山昇華 : 難問に取り組む習近平 (4)国際関係
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    a1ot 2014/07/12
    「欧州では『ドイツは許すがナチスは許さず』で一貫しており、いまだにナチスの残党狩りが続いている。日本のナチスに対応する当時の軍部、陸軍とその利権集団。現在の政治家の多くは安倍首相を含め、彼らの子孫」
  • 豊健活人生:春山昇華 : 難問に取り組む習近平 (3)習近平政治の基本姿勢

    2014年07月09日12:55 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 難問に取り組む習近平 (3)習近平政治の基姿勢 < 訒小平が果たせなかった「共富」 > 訒小平は、「頑張って富を創造したら、その利益を個人が所有できる(先富論)」と、「先に富んだ者が、まだ富んでいない者を牽引して、富んでいない者を富ませていき、共に富裕になる“共同富裕”の社会を目指す(共富論)」の2論を展開した。 しかし、訒小平を引き継ぎ1990年代を牛耳った江沢民は、保守派長老グループ(筆頭=薄一波、重慶事件の薄煕来の父)に懐柔されて、改革開放を放棄し利権独占の腐敗を蔓延させた。 その結果として出現したのは、「先富論」によって先に富もうと試みた者が、党の特権階級と組み利益を独占する腐敗状態だ。先富者たちは誰一人として「共富」のために自ら懐に入れた富を手放そうとはしなかった。先富は成ったが、共富は全く起こらなかっ

    豊健活人生:春山昇華 : 難問に取り組む習近平 (3)習近平政治の基本姿勢
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    a1ot 2014/07/12
    中国の大地の掟「過去のどんな強大な王朝も、独裁とその副産物である腐敗で滅びてきた。民衆が『天命が尽きた、支配者としての正当性が無くなった』『次の天命は**に移った』と思うと、あっという間に王朝は崩壊」
  • 豊健活人生:春山昇華 : サマリー : ウクライナ問題:ロシアとドイツの関係

    2014年05月31日16:05 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] サマリー : ウクライナ問題:ロシアドイツの関係 緩衝地帯、ポーランドとウクライナは苦難の歴史 1:欧州史におけるロシアドイツの勃興 < ドイツ > ドイツが欧州近代史で影響力を持ち始めるのは、1815年のナポレオンの没落以降だ。 それまでのドイツは、300以上の領邦(日で言えば地方大名)がバラバラに割拠する状態で、国家としてのまとまりの無い弱小国だった。 西の隣国フランスは、人口が多い軍事大国で、ブルボン王朝、ナポレオンと連なる強力な中央集権統一国家だった。 ナポレオンの出現と没落が歴史の流れを変えた。ロシア遠征(1812年)で37万人の戦死者を出すなどの敗戦の結果、フランスの人口はドイツを初めて下回った。 他方ドイツは、ドイツ統一戦争(1862年〜1870年)の最後を飾る普仏戦争に勝利し、ヴェルサイユ宮殿

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  • 豊健活人生:春山昇華 : サマリー : ウクライナ問題:紛争の現状と背景

    2014年05月10日13:12 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] サマリー : ウクライナ問題:紛争の現状と背景 ヤヌコビッチ大統領選出〜ロシアによるクリミア併合 < ガス代が払えない > ウクライナが、ロシア依存からEU依存へ資金提供者を鞍替えすると、 (1)ロシアからの輸入するガス価格の大幅ディスカント契約 (2)黒海艦隊基地(セバストーポリ)の使用料を、ガス代金と相殺する契約 の双方を失う。(5月8日現在、失っている) これまでのウクライナは、自国消費量をはるかに上回るガスをディスカウント価格(95ドル)で輸入(一部は勝手に抜き取り)して、それを正規価格(230ドル)で輸出することで「巨額の転売利益」を不労所得として得てきた。 そもそも自国で消費するガスの輸入代金(正規料金での)を払い続けられるキャッシュ・フローをウクライナは持っていない。上記(1)、(2)を所与とする生活

    豊健活人生:春山昇華 : サマリー : ウクライナ問題:紛争の現状と背景
    a1ot
    a1ot 2014/05/12
    「分離独立が、民主的な住民投票で圧倒的な多数を得た時、これまでのように軍事警察という手段で圧殺するのか。地域住民の支持を失った政府や国家は、どう対応するのか、国家の支配とは…
  • 豊健活人生:春山昇華 : サマリー : ウクライナ問題:歴史(2)

    2014年05月10日13:04 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] サマリー : ウクライナ問題:歴史(2) ロシアウクライナ歴史的な関係上から、オレンジ革命まで < クリミアが突然ウクライナ譲渡された理由 > (1)ロシアウクライナ関係の象徴となったのは、ペラヤースラウ会議 ・条約(1654年) これはウクライナのポーランド隷属からモスクワ隷属への移行を意味した。 (2)この条約の300周年記念として、1954年にクリミア半島がウクライナに譲渡された。 当時はソ連時代、単なる象徴(譲渡とはいえ、何の意味のない)と解釈されていた。 上記の歴史的背景は、・・・・ 1:ポーランド・リトアニア連合王国の支配に反旗を翻したフメリニツキー(ウクライナ・コサックの最高指導者)は、クリミア・ハン国と組んで独立戦争を起こすが、裏切られる。 2:その後、オスマン帝国と組むが、頓挫 3:最終的に

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  • 豊健活人生:春山昇華 : サマリー : ウクライナ問題:歴史(1) 

    2014年05月10日13:00 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] サマリー : ウクライナ問題:歴史(1) ウクライナは、歴史上ほとんどの期間、大国に支配されていた 9世紀から、モンゴル来襲(13世紀)までは独立していた 9世紀ごろから、東スラブ民族が、現在のロシア、ベラルーシ、ウクライナという広大な地域に複数の集団に分かれて居住した。 その独立した東スラブ民族の居住する地域は、「ルーシ」と呼ばれた。 その中心都市がキエフだった。 約500年間安定したルーシの歴史は、1230年以降の、モンゴルの来襲で終わった。 モンゴルはルーシ全地域を一網打尽にし、ルーシはモンゴルの支配下に入った。 当時のモスクワは「木の杭で囲まれた砦」のような「少し大きな村」状態だった。 モンゴル軍はさらに進軍し、ポーランドまで侵攻した。 参考1:タタールのくびき 参考2:NHK番組:ロシアとモンゴル その後

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  • 豊健活人生:春山昇華 : 新冷戦時代 : 今後の予想

    2014年04月21日07:24 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 新冷戦時代 : 今後の予想 ウクライナ騒動は、株式市場にどんな影響をもたらすか? 長期展望の基的なポイントは、以下の3点 1:経済合理性 < 政治的な勢力争い 2:水平分業の縮小による二重投資の増加と必要在庫の増加 3:価格の上昇 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 国際政治に関しては・・・ ウクライナの問題は、完全に元に戻ることはない。 クリミアが、ウクライナに復帰することはない。 ウクライナの憲法改正と連邦制の採用に関して、道のりは長く複雑だ。 連邦制の解釈に関して既に大幅な意見の隔たりが生じている。 ウクライナの政党・政治グループには、現状では明確に突出した多数派が存在しない。 意見の集約や強力な指導は望めず、政治は常に不安定で、八方美人的な約束が横行するが、実行はされない

    豊健活人生:春山昇華 : 新冷戦時代 : 今後の予想
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    a1ot 2014/04/21
    「分業やアウトソースによって実現していた世界的な水平分業が損なわれる=>世界で二重投資、三重投資が必要になり、世界経済の効率性が低下。平和時と比べ、まさかの時の在庫を大量に保有。コストが増える
  • 豊健活人生:春山昇華 : 新冷戦時代 : ロシアとドイツの関係

    2014年04月21日01:31 カテゴリ大局観、テーマ、見識[edit] 新冷戦時代 : ロシアドイツの関係 BBCに示唆に富む記事が掲載された。 Germans not keen to ruffle Russian feathers The Russians were liberators. They rescued Berlin and Germany from the Nazis. http://www.bbc.com/news/magazine-26988891上のソ連の旗を掲げる兵士の写真は、2つの意味を持つ。 1:ヒトラーからドイツを解放してくれたのは、ソ連だった。  it was taken on 1 May but the actual event - the raising of the red banner on the The Russians were libe

    豊健活人生:春山昇華 : 新冷戦時代 : ロシアとドイツの関係
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    a1ot 2014/04/21
    「米中は海を隔てた緊張関係だが、独ロは陸続き。人間の交流を含め、抜き差しならない歴史の積み重ねが存在。経済的な面から言えば、米中はいざとなれば鎖国でもOKと言えるのと比べて、独ロは共倒れを意味する」