(ブルームバーグ):日本は7-9月期に2四半期連続のマイナス成長になった。海外の経済事象や国内の自然災害がその原因ではない。 日本は過去20年で7回、2四半期以上連続のマイナス成長を経験しており、そのうち2回は2012年遅くの安倍政権発足後だ。四半期当たりの平均成長率はプラス0.8%。一方、中国はこの間に絶え間なく成長を続け、日本を抜いて世界2位の経済大国となった。 ジャパンマクロアドバイザーズの大久保琢史チーフエコノミストは、16日の日本の国内総生産(GDP)発表後のリポートで、労働人口の急速な縮小に伴い、日本の潜在成長率は極めてゼロに近いと指摘。さらに日本にとってゼロ成長や緩やかなマイナス成長はもはや大した問題ではないと分析した。 日本の7-9月期GDPは前期比年率0.8%減で、4-6月期は0.7%減。昨年の2期連続のマイナス成長の引き金となったのは消費増税だった。今回のマイナス
一つの前の記事(↓)の続編です。 totb.hatenablog.com クルーグマンが予想インフレ率引き上げの実現性に懐疑的になった理由の一つは人口動態です。 一時は そして日本経済が世界の希望になる (PHP新書) 作者: ポール・クルーグマン,山形浩生,大野和基出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2013/09/14メディア: 新書この商品を含むブログ (22件) を見る かつて私は「流動性の罠」に陥ってしまうのは、いま日本が直面している少子高齢化のような、望ましくない事態が原因だ、と考えていた。 しかし、いまでは「オーバーリーチ(民間企業が無理に事業拡大を行おうとして)借金過剰になること」が原因であるようにもみえる。 と考えていたようですが、実際には日本企業の借金過剰はとっくの昔に解消しています。いわゆる「リフレ論争」は、企業(特に非製造業)のバランスシートが急激に改善する過
総務省統計局の「家計調査」(総世帯)を基に年齢層別の一世帯当たりの消費動向をみると、世帯主が50歳代の世帯が最も消費支出が多い。ただし、これは世帯の人員数に影響されている。 そこで、これを世帯平均人員で割り、一人当たりの消費支出額を計算してみた。結果は次のとおりである(注)(後掲参考1参照)。 (1)一人当たりの消費支出額は、世帯主が30歳代の世帯から60歳代の世帯にかけて増加を続ける。若いうちは子どもの教育費負担が大きい一方、50歳代、60歳代世帯では、世帯人員の減少に伴い、一人当たりの住居費や光熱費の負担が高まる。 (2)一方、世帯主が70歳以上の世帯は、一人当たり消費支出額が減少に転じる。交通費や食料費の減少が寄与している。 この試算では、世帯主の年齢別にみた各世帯の消費支出額を人員数で割っている。そのため、それぞれの分類には、養育中の子どもなど、異なる年齢層の者の消費支出が含まれる
いつも朝日新聞デジタルをご利用いただきましてありがとうございます。 朝日新聞デジタルでは、以下のページについて配信を終了させていただきます。 配信終了後は、これまでに配信した記事もご覧いただくことができなくなります。 【配信を終了するページ】 ■ロイターニュース 2023年2月26日(日)配信終了 ・経済 https://www.asahi.com/business/reuters/ ・国際 https://www.asahi.com/international/reuters/ ・芸能 https://www.asahi.com/culture/reuters/ ・マーケット・サマリー(東京、NY、欧州) https://www.asahi.com/business/stock/market-summary/ ■東洋経済兜町特捜班 2023年3月26日(日)配信終了 https://ww
Disclaimer: This Working Paper should not be reported as representing the views of the IMF.The views expressed in this Working Paper are those of the author(s) and do not necessarily represent those of the IMF or IMF policy. Working Papers describe research in progress by the author(s) and are published to elicit comments and to further debate Japan has the most rapidly aging population in the wor
というIMFワーキングペーパーが出ている(H/T Edward Hugh)。原題は「Is Japan’s Population Aging Deflationary?」で、著者はDerek Anderson、Dennis P. J. Botman、Ben Hunt 。 以下はその要旨。 Japan has the most rapidly aging population in the world. This affects growth and fiscal sustainability, but the potential impact on inflation has been studied less. We use the IMF’s Global Integrated Fiscal and Monetary Model (GIMF) and find substantial d
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