「空き家にしておくならば、中国人に売るか、住んでもらえばいいじゃないか」――空き家問題が深刻化している日本で、こう考える人がいる。 短期的な金回りを優先すれば、この考え方に合理性はある。だが、長期的に見た場合、必ずしもそれは最適な解決方法ではない。 なぜそう言えるのか。少し長くなるがこんなエピソードをご紹介したい。 台所もトイレも汚れ放題 先日、こんな話を耳にした。自宅の洗面所の配管がつまってしまったので、業者にメンテナンスをお願いしたときのことだ。 業者のおじさんは約束の時間から1時間ほど遅れてやって来た。しかし仕事は丁寧で、手際よくS字パイプを分解し、汚れをきれいに取り除いてくれた。 おじさんの労をねぎらうべくお茶を差し出すと、時間に遅れた理由についてこう語り始めた。
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