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ブックマーク / macska.org (6)

  • 「新しい無神論者」論争と、対立する相手の人間性への想像力について - macska dot org

    先日、αシノドス第3号に掲載された「『ネオコン左派』に転じる世俗的ヒューマニズムと『新しい無神論者』」の全文をブログに掲載した。その内容は、世俗的ヒューマニズムの団体 Center for Inquiry (CFI) の国連代表もつとめる哲学者オースティン・デイシー氏の『Secular Conscience: Why Belief Belongs in Public Life』と、それに関連した講演についてのレポートだった。今回はその CFI の理事で、ロスアンヘレスで弁護士として活動しているエディー・タバッシュ氏の講演に参加したので、報告したい。タバッシュは無神論者で、政教分離と言論の自由の擁護を専門としている。先週カリフォルニア最高裁で同性カップルの結婚を認める判決が下されたが、かれはその件にも同性愛者側を支持する陳述書を提出したそうだ。 タバッシュのスピーチの内容は、米国憲法修正

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  • 「ネオコン左派」に転じる世俗的ヒューマニズムと「新しい無神論者」 - macska dot org

    誌創刊号(四月十日発行)に掲載された「米国を席巻する『新しい無神論者』の非寛容と、ほんの少しの希望」では、米国オレゴン州で活動する「新しい無神論者」たちのグループの活動を紹介しつつ、ドーキンスをはじめとする「新しい無神論者」論客の一部に見られる理性至上主義が他者に対するーー特に移民や少数民族など、文化的・宗教的背景の異なる社会的弱者へのーー不寛容に転じることへの懸念を表明した。かれらは米国の宗教右派による女性や同性愛者の権利への攻撃や、イスラム原理主義をかかげるテロリズム、さらにはヒトラーやスターリンの犯罪までもがすべて「理性の欠如」によって起きているかのように言うが、みずからを「理性的」と規定して「非理性的」な他者を切り捨て殲滅しようともくろむ理性至上主義こそ、むしろ危険なのではないか。 「米国を席巻する〜」ではそのようなことを伝えたかったのだが、どうも単なる「無神論者批判」「ドーキン

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  • 米国を席巻する「新しい無神論者」の非寛容と、ほんの少しの希望 - macska dot org

    ここ数年、米国の宗教界でもっともめざましく支持を拡大している勢力は、無神論者の集団だ。進化科学者のリチャード・ドーキンスが書いた『神は妄想である』はじめ、クリストファー・ヒッチェンス『God Is Not Great (神は偉大ではない)』、サム・ハリス『The End of Faith (信仰の終焉)』といった書籍が続々とベストセラーになるとともに、無神論を掲げるグループが全国で結成され、若い人を中心に多くの支持者を集めている。 論で「無神論」と訳されている言葉は atheism だが、この語の来の定義は「神が存在しないと信じる」ことではなく「神が存在するという信仰を持たない」ことであることを考えれば、「無神論」ではなく「無宗教」と訳した方がより正確かもしれない。そこをあえて「無神論」と表記するのは、ただ信仰がなく宗教に無関心といったニュアンスのある「無宗教」という言葉では、新しい無

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    amamako
    amamako 2013/06/28
    無神論者が無神論の立場から、「イスラム教との戦争」を支持する、まぁ思考実験としては面白い話なんだけどねぇ。
  • macska dot org » Blog Archive » 鈴木謙介氏論文「ジェンダーフリー・バッシングは疑似問題である」と「弱者男性」論への疑問 - コメント欄 -charlie のコメント 2006/07/20 - 06:54:59

    Filed under backlash, economics Posted on 2006/07/19 水曜日 - 08:35:14 by admin Responses are currently closed, but you can trackback from your own site. http://macska.org/article/147/trackback/ 56 Responses - “鈴木謙介氏論文「ジェンダーフリー・バッシングは疑似問題である」と「弱者男性」論への疑問” 斉藤 Says: 2006/07/19 - 18:25:53 - すばらしい力作(あ、いつもか・・)でした。これ、今年の日語圏フェミニスト論文大賞ものです! おっしゃるように、フェミニズムがバッシングの対象となるのは、ネオリベ社会になり、「誰が弱者であり、どの程度の手当てが必要とされるのか」

    macska dot org » Blog Archive » 鈴木謙介氏論文「ジェンダーフリー・バッシングは疑似問題である」と「弱者男性」論への疑問 - コメント欄 -charlie のコメント 2006/07/20 - 06:54:59
  • macska dot org, 性的指向というレトリックと「性の序列化」

    前回 tummygirl さんのちょっと古いエントリーにコメントさせてもらったけれど(その際は、文意を少し読み違えた部分があったようでごめんなさい)、そうしているうちに tummygirl さんと HODGE さんとのあいだでちょっと面白い議論が起きているのでよその議論にちょっとだけ割り行ってみます。議論の流れは、ここからはじまって、それへの反論、そして再反論その1・その2、再々反論、再々々反論といったところ。 さて、割って入ると言ってみたけれど、だいたいわたしは tummygirl さんと同じ立場なので、実は議論の筋に付け加えることは特になかったりする。時と場合と相手によっては「同性愛/異性愛/両性愛」といった「性的指向」を「SM」その他の「性的嗜好」と区別することが有効な戦略で有り得ることは確かだけれど、それは同時に「性的嗜好」による差別や性の序列化を正当化する論理になりかねない(と

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  • 在特会と通じる性質を見せる「反在特会」の取り組みと、「上から目線のエセインテリ」 - macska dot org

    某秘密主義メーリングリスト(フェミニズムやジェンダー系の運動情報を共有するという目的で超有名な大学教授たちによって設置され、千人を超える参加者を集めているにも関わらず、その存在を明示的に言及することすら禁止されているという、おそろしいメーリングリスト。検索すると誰かがtwitterで独り言をつぶやいているかもしれないけど、独り言だから秘密を破ったわけではない)で議論となっているある問題について、大切なことだと思うのだけれど、時間がないからブログに書くのは厳しいかなぁ、と思っていたところ、思わぬところから突然メーリングの外で批判されたので、返答を兼ねて書く。ただでさえ少ないわたしの睡眠時間を削ることになるけれども。 議論の発端は、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)という排外主義団体が朝鮮学校に押し掛け、「スパイの子どもたち」「朝鮮学校を日から叩きだせ」と騒いだ問題に対して、在特会に反

    在特会と通じる性質を見せる「反在特会」の取り組みと、「上から目線のエセインテリ」 - macska dot org
    amamako
    amamako 2009/12/23
    同意は出来ないけど、考えるべき意見かな-。
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