脱原発を訴え、経産省(左上)の前で「人間の鎖」を作る人たち=東京・霞が関で2011年9月11日午後3時53分、本社ヘリから撮影 東日本大震災発生から半年を迎えた11日、東京電力福島第1原発事故で福島県外に避難した住民や「脱原発」を目指す市民団体メンバーら約1000人が、東京・霞が関の経済産業省庁舎に集まった。手をつないで「人間の鎖」をつくって庁舎を取り囲み「原発再稼働を許さない」などと訴えた。 市民団体などでつくる「9・11再稼働反対・脱原発!全国アクション実行委員会」の主催。参加者は午後1時半から日比谷公園を出発し、東電本社(千代田区内幸町)前などをデモ行進。午後3時半からは、経産省庁舎の周囲を参加者が手をつないで「人間の鎖」をつくった。 福島県郡山市の滝田はるな市議や福島第1原発事故の避難者らも参加。太鼓や楽器を鳴らしながら庁舎に向かって「全ての原発を廃炉にしろ」「子どもを守れ」などと