日本ハムから仰天のドラフト1位指名を受け、決断が注目される東海大・菅野智之投手(22)。ここへきて来年のドラフトで相思相愛の巨人入りするため、東海大大学院進学という“抜け道説”が浮上している。 だがウルトラCなどと呼ばれる方法で巨人入りしても、ろくな結果にはならない。邪道はファンの反感を買うだけ。過去に実例がある。空白の1日事件の江川卓氏と、密約説の桑田真澄氏の例を見れば一目瞭然だ。 江川氏は法大卒業後、一浪したあげくドラフトの空白の一日を突いて巨人と電撃契約。球界を揺るがす大事件に発展し、最終的に小林繁氏(故人)との前代未聞の交換トレードが行われた。 桑田氏の場合は、ドラフト前にプロ入りを拒否して早大進学宣言。しかし、実際は巨人の単独1位指名で入団した。 この2人が入団時のダーティーイメージをぬぐうのに、どれだけ苦労したことか。菅野が伯父の巨人・原辰徳監督(53)と「一緒にプレー
国会で1日、“ニセ副大臣”騒動が勃発した。民主党の松原仁国交兼拉致担当副大臣(55)について、自民党が「拉致担当副大臣としての認証は受けていないのではないか。拉致問題特別委員会で答弁に立つのはおかしい」と問題視して紛糾し、同日に行われるずだった国会同意人事の提示が見送られたのだ。 松原氏は9月6日、すでに国交副大臣だったところに、拉致担当を追加される形で就任。拉致問題に不安を残す山岡賢次拉致問題担当相(68)が、超党派の拉致議連事務局長を務める松原氏にSOSを出す形で、野田佳彦首相に要請して実現した人事だ。 しかし、先月28日の拉致問題特別委員会で松原氏は、「国交副大臣」のみの肩書で政府側答弁者として出席。自民党の山谷えり子参院議員(61)が「内閣府の発令はない。役所の(ホームページの)中には載っていない」と指摘すると、審議が何度か中断した。 内閣設置法では、拉致問題を所管する内閣府
政治資金規正法違反罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の初公判が6日、始まった。東京地検特捜部が2度にわたって起訴を断念した事件の“本丸”の命運は、約5カ月にわたる検察側と弁護側の攻防に委ねられる。小沢被告のみならず、民主党の運命をも左右する注目の裁判の行方を専門家はどう見ているのか。 ■河上和雄氏(78)=元最高検公判部長、弁護士 有罪になる可能性は高いと考える。そもそも、今回の事件を東京地検特捜部が捜査した際には、現場は『起訴にもっていける』とかなり強気で、上層部が慎重だったために起訴を断念したと聞いている。特捜部の検事らが、それだけ自信を持っているということは、起訴に足る証拠は十分にそろっていると思っていい。 それに、今回の裁判では指定弁護士が検察官役を務めるというのも注目すべきポイントだ。通常の刑事裁判のように、検察官が検事席に立てば、裁判官は立証責任をかなり厳
先週末で臨時国会が閉会した。民主党は当初、予算委員会を開かずに逃げようとしていた。最終的に衆参2日間ずつ予算委員会は開かれたが、閣僚のお粗末さが国民の前で明らかになった。彼らがあれほど会期延長を嫌がった理由が分かった。 まず、マルチ商法業界を支援する議員連盟の会長をしていて、同業界から多額の献金を受け取っていた山岡賢次氏が、国家公安委員長兼消費者担当相というのはブラックユーモアでしかない。現在でも動画サイトで、山岡氏がマルチ商法を礼賛している講演を見ることができるが、被害者の方々が「100%宣伝だ」というのが良く分かる。 わが党の森雅子参院議員が「泥棒が、泥棒を取り締まるということだ。これでも適材適所ですか?」と委員会で質問していたが、野田佳彦首相は何を考えているのか。 平岡秀夫氏が法相というのもおかしい。 在日米軍再編に関する日米合意で、神奈川県の厚木基地に駐留する米空母艦載機部隊は、山
日本海に浮かぶ国境の島・対馬(長崎県)の自衛隊基地周辺の不動産が、韓国資本に買い占められている現状などを視察するため、自民党の三原じゅん子参院議員(47)が同僚議員と同地を訪れた。島中にハングルがあふれる現状を見て、三原氏は「こんなに侵奪されているとは…」と絶句した。 三原氏が視察したのは「領土が危ない」という危機感から。最近、ロシア軍の爆撃機が日本周辺空域を一周し、中国艦船は尖閣周辺に接近、韓国は不法占拠した竹島の海上基地化を進めている。 「民主党政権はナメられている」という見方もあるなか、三原氏は「安全保障の観点から、国境の島を視察しよう」と、自民党の宇都隆史(36)、岩井茂樹(43)、上野通子(53)、熊谷大(36)の各参院議員とともに島に降り立った。 視察して驚いた。対馬は「古事記」や「日本書紀」にも登場する日本固有の領土だが、韓国資本によって不動産が次々に買収され、街中にハ
8月31日、産業経済新聞東京本社が発行する夕刊紙「夕刊フジ」が、都内の駅売店の見出し広告に「宇宙人インタビュー成功!?」という見出しを掲載。とうとうフジも東スポ化か?と期待に胸をふくらませて購入してみると、見開き2ページにも及ぶ件の記事は、幸福の科学出版の広告でした。宇宙人のインタビューを読めると思った読者を釣って幸福の科学の広告を読ませるという、悪質な広告手法です。 ■完全な広告記事 8月31日発売の夕刊フジ(9月1日号)に掲載された「宇宙人インタビューに成功!?」は、見開き2ページに及ぶ「特集」記事。1ページ目では、UFO研究家の竹本良氏が、UFOの目撃情報やNASAの秘密情報といった、定番の宇宙人話を披露しています。しかし、いっこうに宇宙人へのインタビューは出てきません。しかし2ページ目でついに、宇宙人が秘密のベールを脱ぎます。 【夕刊フジ 2011年年09月01日号(8月31日発売
菅直人首相は終戦記念日の15日午前、都内の千鳥ケ淵戦没者墓苑で献花。首相と全閣僚は昨年に続き、東京・九段北の靖国神社参拝を見送った。 首相は靖国参拝について「A級戦犯合祀の問題などから、首相や閣僚の公式参拝には問題がある」と在任中は参拝しない考えを繰り返し表明。菅内閣の閣僚で15日に参拝する意向を示した人はいなかった。 自民党政権では当時の小泉純一郎首相らの靖国参拝に中韓両国などが強く反発、両国との関係冷却化につながった。民主党の政権獲得後、初の終戦記念日となった昨年は、政府要人の参拝が注目され始めた1980年代以降、初めて首相と全閣僚が参拝しなかった。
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