Jリーグで首位を走っていた鳥栖の監督を不可解な形で電撃辞任した尹晶煥(ユン・ジョンファン)氏が、2016年リオデジャネイロ五輪出場を目指す年代別の韓国代表を率いることになるかもしれない。韓国の情報サイト「Innolife.net」などが伝えた。腑に落ちない説明、なぜ「解任」なのか 広島からのオファーもあったが、固辞したという。現役時代に韓国代表のMFとして活躍した尹晶煥氏は2000年にC大阪に入団。韓国Kリーグのチームを経て鳥栖で選手生活を終えた。その後、鳥栖のコーチとして指導者の経験を積み、11年からトップチームの指揮官に就任。豊富な運動量と泥くさくボールを奪取するスタイルで、1年でJ1昇格を果たすと、5位、12位と財政的に豊かではないチームを着実に残留させ、今季は首位争いを演じるまでに成熟させてきた。 しかし、辞任決定後の会見で「クラブ側からの解任」であることを明かした鳥栖の永井隆幸強