「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ 「すごい!本当に見事な蒔絵の品々…みんな大きい~」とミモロが感激しながら見つめるのは、江戸時代の婚礼調度です。 4月30日にミモロは、小雨の中向かったのは、京阪電車「五条駅」から五条通を渡り、川端通の一筋東側の問屋町通です。 そこをさらに南に進むと、大きなお屋敷が見えてきます。 ここは、江戸時代、京都の豪商 「柏屋」の柏原家の住まいだった場所。木綿、漆器、紙などさまざまな品を幅広く商った「柏屋」。後に江戸に店を構えていた漆器の「黒江屋」の経営権を譲り受け、現在も東京日本橋などに店を構える漆の「黒江屋」として、今も上質な漆器を製作しています。 ところで、漆器の「黒江屋」のルーツはというと…、紀伊の国の黒江村に…。 「もしかして、根来寺と関係あるの?」とミモロ。そう、4月に訪