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2010年3月4日のブックマーク (3件)

  • 冬季五輪と「あの開発プロジェクト」に見る4年間の重さ

    2010年3月1日、冬季五輪バンクーバー大会が幕を閉じた。日は銀メダルが3個と銅メダルが2個という結果であった。メダルの数はさておき、4年に一度の五輪は、やはり盛り上がるし、そのたびに4年間という年月の重さを感じる。4年間努力を積み重ねると、人はこんなに成長できるのかと。スポーツの世界では、サッカーのFIFAワールドカップなども4年に一度の開催だ。4年間という年月は、人の成長の成果を示す一つの区切りなのかもしれない。 バンクーバー五輪を見ながら、IT業界のあるプロジェクトのことを思い浮かべた。東京証券取引所が挑んだ、次世代株式売買システム「arrowhead」の構築プロジェクトである。東証は4年がかりで売買システムの全面再構築に臨み、この1月に見事に成功させた。バンクーバー五輪では、日勢は惜しくも金メダルは取れなかったが、東証のこのプロジェクトをオリンピックに例えれば間違いなく金メダル

    冬季五輪と「あの開発プロジェクト」に見る4年間の重さ
    dombly
    dombly 2010/03/04
    東証 arrowhead の開発。要件定義・設計書・仕様書を発注サイドで作成、詳細な非機能要件の定義と机上検証・テストの積み重ねで目標を大幅に上回る速度性能を達成。要件トレーサビリティによる手戻り防止。
  • 「サスティナビリティ」が決める未来(その2)---「もの」がなくなる「ものづくり」

    前回は、新興国(主に中国とインド)の爆発的な人口増加と経済成長によって、これから「あらゆるものが足りなくなる」という見通しについて解説しました。世界人口の4割を占める中国とインドで需要が激増し、エネルギーや資源、料、水などの「需給逼迫」という問題が顕在化するだろうと筆者は予見しています。 「不足」には、生産が追いつかないということと、物理的に足りないという両方の意味があります。爆発的な人口の増大に加え、経済的な成長によって購買力が高まること、さらには「米国的ライフスタイル」ともいうべき、大量生産による使い捨てなど、経済力に任せた過剰消費型の生活習慣の広まりに起因する喫緊の問題です。 このことは多くの産業に大きな影響を与えますが、なかでも「ものづくり産業」が深刻な危機に直面する可能性をはらんでいます。特に製造業やハイテク産業は、材料の調達がビジネスの継続に直接的に影響します。必要な量の材料

    「サスティナビリティ」が決める未来(その2)---「もの」がなくなる「ものづくり」
    dombly
    dombly 2010/03/04
    『世界経済の基軸は、もはや米ドルではなく、穀物や原油、鉱物などの資源に移り変わりつつある…「資源本位制」の時代が始まり、資源ナショナリズムが強まっていく』『「静脈」部分の取り組みに注目』
  • 「サスティナビリティ」が決める未来(その1)---「中国」がもう一つできる日

    世の中は今、「歴史的な転換点」を迎えていると筆者は確信しています。これまでのやり方では限界が見えた以上、それらを捨て、まったく新しいルールや新しい価値観に世界を塗り替えていかなければなりません。生活も大きく変容し、当然のこととして、あらゆるビジネスにおいて「サスティナビリティ(持続可能性)」という観点からの見直しが迫られることになるでしょう。 これから産業と企業は、サスティナビリティへの対応いかんで明暗が分かれていきます。日のような資源の乏しい国にとって、サスティナビリティは「サバイバビリティ(生存可能性)」でもあるのです。サスティナビリティの質を理解し、覚悟を決めて前へ踏み出した企業は、社会の劇的な変化に耐え抜き、生き残ることができるでしょう。一方で、サスティナビリティを単なるエコやグリーンブームと安易に捉えてしまっていると、いきなり原料や材料が入ってこなくなるといった危機に直面する

    「サスティナビリティ」が決める未来(その1)---「中国」がもう一つできる日
    dombly
    dombly 2010/03/04
    『中国の成長は永遠には続かない』『本来のサスティナビリティは、「地球の物理的限界」への対応』環境問題が全てでは、ない。