能登半島地震の被災地の医療を支援するため、国立病院機構函館病院(函館市川原町)の看護師河村亜紀子さん(39)が20日、石川県輪島市に向け出発した。...
2018年9月6日に発生した胆振東部地震は、医療福祉の現場での災害対策に多くの教訓を残した。ブラックアウトによる医療現場の混乱を経験し、震度7を記録した胆振管内厚真町で被災者の支援活動にもあたった精神保健福祉士、山村哲さん(40)=なるかわ病院=、佐久間裕さん(27)=函館渡辺病院=は「普段から地域間・関係者間の連携を強めておくことが、もしもの時の対応に直結する」と強調する。 佐久間さんは「事前の防災マニュアルでは大規模停電は想定外。電力が復旧した後も混乱は長く続いた」と当時を振り返る。通院患者と連絡がとれなくなり、先の見えない異常事態に精神状態が悪化する患者も少なくなかったという。 山村さんの勤務する病院では発電機の稼働時間が2日分しかなく、停電の長期化に備えて近隣の農家から発電機を借りる段取りをつけた。結果的には発災翌日の夜に電力が復旧したことで病院内の発電機で間に合ったが、日頃から近
今回の地震で大きな被害を受けた厚真町に医療支援を行うため、函館赤十字病院が医療チームを派遣しました。 派遣されたのは、函館赤十字病院の医師や看護師などの医療チーム、あわせて8人です。 8日はまず病院で出発準備を行い、衛生状態が心配されるため水や消毒液などを車に出来るだけ多く積み込んでいました。 またすでに現地で活動している医療関係者から、避難所での生活などで精神的に疲れている人が多いという報告があったため、今回のチームには心のケアが専門の看護師2人が含まれているということです。 医療チームは、8日昼ごろに厚真町の総合福祉センターに到着し、地域で巡回診療を行うとともに、避難所にいる住民や活動している自治体の職員などの心のケアにあたるということです。 班長をつとめる函館赤十字病院の金子司医師は、「被災した人たちに寄り添った診療をしていきたい」と話していました。 小宮裕子看護師長は、「精神的に疲
市立函館病院(木村純院長)で11日、「第4回市立函館病院災害勉強会」が開かれた。医療従事者ら100人以上が参加、昨年2月に道南ドクターヘリが導入されたことから、今回「災害とヘリ搬送」をテーマに、いざという時に備えて医療体制の在り方などを確認した。 東日本大震災の経験を踏まえ、医療機関同士の連携体制の見直しや地域全体で整備すべきことなど、関係者の情報共有を目的に、毎年この日に開催している。 手稲渓仁会病院(札幌市)救命救急センター長の奈良理さんは、東日本大震災の際のドクターヘリ運用の課題として①所属の域を超えて出動する根拠がなかった②被災地に参集する際のルールがなかった―などを紹介。また、局地的な災害の際も防災や道警ヘリなど複数機が出動した時の対応について「道内での大災害発生時に備え、道内4基地病院のヘリ同士の動きについて協議したり、他機関との調整も必要となる」と強調した。 市立函病救命救急
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く