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2007年8月13日のブックマーク (59件)

  • 銀河系一高額な「宇宙ホテル」の開業計画 | スラド

    Yahoo!経由ロイターの記事によると、バルセロナを拠点とする建築家らが、宇宙空間では初めてとなるホテル、「Galactic Suite」の開業を2012年に計画している。滞在費は3日間で400万ドル(約4億7000万円)とか。 宿泊客は3日間のうちに日の出が15回見られるほか、ベルクロスーツと呼ばれる特殊な衣服を着用し米漫画の主人公「スパイダーマン」さながらに部屋の壁を這うことができるという。 いつか宇宙に行ってみたいとは思うけれど、私には一生無理ですね(^^;

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    endor 2007/08/13
    しかしこれは無理だろ
  • 慰安婦問題の意見広告 - 池田信夫 blog

    もう政治的には決着したような慰安婦問題だが、まだマイク・ホンダ議員の決議案が議会に提出されていない。6/14にワシントン・ポストに出された全面広告の全文と訳がブログに出ているので、紹介しておく(一部略・修正)。事実1:日軍によって、女性が、その意思に反して、売春を強制されたことをはっきりと明示した歴史文書を発見した歴史家・歴史学者や研究機関はない。逆に、女性をその意思に反して強制して働かせることのないよう民間業者に対して警告している文書が多数発見されたのである。事実3:しかしながら、規律違反の例があったことも確かである。例えば、オランダ領東インド(現在のインドネシア)、スマラン島では一陸軍部隊がオランダ人の若い女性の一団を強制的に拉致し「慰安所」で働かせていた。しかし、この事件が明らかになった時点で、この慰安所は軍の命令により閉鎖され、責任のある将校は処罰された。これらの戦争犯罪に関与し

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    endor 2007/08/13
  • Public Policy

    Public Policy
  • ICPF 情報通信政策フォーラム

    オンラインセミナー「データ駆動型社会への転換」 OECDによる電子政府に関する国際比較でわが国は33か国中31位と評価されました。既存の制度を残したまま、部分的にデジタルを導入してきた姿勢に問題の原因があります。 この間にも世界は動いています。データを基にして動く社会(Data Driven Society)に向けて各国競争が始まっています。データ駆動は、政治・行政から産業、そして私たちの生活にまで広い範囲で影響を及ぼします。 わが国がデータ駆動型社会に転換していくためには、何から手を付けたらよいのでしょうか。今回はかねてよりデータ駆動型社会を提言されてこられた谷脇康彦氏に登壇いただきます。どうぞ、皆様ご参加ください。 開催日時:2024年4月12日金曜日 午後7時から1時間程度 開催方法:ZOOMセミナー 参加定員:100名 講演者:谷脇康彦・インターネットイニシアティブ取締役副社長 司

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    endor 2007/08/13
  • Google、「Public Policy」ブログを立ち上げ

    Googleは6月18日、同社の公式ブログの1つとして、社会政策に関する見解を発信する「Public Policy Blog」を立ち上げた。 インターネット上のプライバシーや、オンラインでの子供の安全、著作権保護、コンテンツに関する規制、特許システムの改正など、インターネット業界に関連するさまざまな問題について、同社の考えを掲載していくという。 このブログでは、社会政策に関する主張を「Google式に」行っていきたいとしており、国際企業として自社の立場を論じると同時に、ユーザーからの意見を得て議論を進めていけるよう、コメント欄も設定している。 Public Policy Blogは4月にGoogle内部で立ち上げたもので、今回の一般公開に伴い、これまでの投稿も公開している。Googleでは、このブログが「世界中の政策立案者にとっての情報源となる」と同時に、「真の会話を促進する」ことを期待

    Google、「Public Policy」ブログを立ち上げ
  • ビル・ゲイツが社会に貢献する最善の方法 - 池田信夫 blog

    Robert BarroがWSJに辛辣な批判を書いている。有料なので、超簡単に要約しておく:ビル・ゲイツがマイクロソフトを離れ、その資産を社会に還元する事業に専念することは、一般には美しい話とされているが、経済学的に考えると疑問がある。 彼がもっとも大きく社会に貢献したのは、ソフトウェアの開発・販売によってである。マイクロソフト社の売り上げは、2006年だけでも440億ドル。これは消費者が同社の製品の価値を少なくともそれと同額と評価したことを意味する。その割引現在価値を考えると――ソフトウェアを使った生産活動への貢献を無視しても――マイクロソフト社は今後、少なくとも1兆ドルの社会的価値を生み出すと予想される。 これに対して、ゲイツの個人資産は900億ドル。その90%以上を慈善事業に費やすとしても、彼がマイクロソフト社で創造できる価値にはとても及ばない。彼の財団は、貧困や感染症の問題に焦

  • 電波の官製談合は崩れるか - 池田信夫 blog

    無線インターネット用の帯域とされている2.5GHz帯に、イーモバイルとソフトバンクが名乗りを上げた。アッカとウィルコムに割り当てるという総務省の方針が内々に示されたことに対抗するものだろう。 こんなロビイングが行なわれるのは、後進国の現象だ。欧米の主要国では周波数オークションで割り当てるので、こんな政治運動は必要ない。だれがもっとも有効に電波を利用するかについて情報の非対称性があるとき、その利用価値を自分で申告させ、市場で決めるのがオークションである。アメリカでは、グーグルが「動的オークション」を提案して話題になっている。 ところが日では、これまで「官製談合」で申請枠=申請者となるように「事前調整」されてきたので、美人投票(書類審査)さえ必要なかった。それに比べれば申請者(3社)が枠(2社)を超えたのは一歩前進だが、そこから2社を選ぶのは役所の美人投票だ。かつては「既存業者に限る」と

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    endor 2007/08/13
  • レッシグの「これからの10年」 - 池田信夫 blog

    レッシグが、知的財産権の問題から「チャンネルを変える」と宣言して、話題になっている。私も、彼の気分はわからないでもない。彼を2001年に日に初めてまねいたのは私だが、それ以来、彼との会話はいつも同じ暗い話ばかりで、状況は悪くなる一方。こんなことをやっていたら学者として終わってしまう、という彼の焦りもわかる。 しかし彼が「腐敗」を新しいテーマにするというのはいただけない。それは民主主義にとって質的な問題ではないからだ。この種の問題については、経済学で既存の研究がたくさんあるが、その代表であるGrossman-Helpmanの分析によれば、根的な問題は「1人1票」という普通選挙制度にある。私の1票が選挙結果に影響を与える確率は(田舎の村長選挙でもないかぎり)ゼロだが、投票に行くコストは私が負担するので、投票は非合理的な行動なのである。 したがって政治に影響を与えようとする人々にとって

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    endor 2007/08/13
  • 情報通信政策を動かすレコード会社のロビイスト - 池田信夫 blog

    小倉秀夫氏が、岸博幸氏のコラムを批判している。最初は「CDやDVDをレンタル店から安価で借りてデジタルコピーして、ネット上で違法配信するのが日常茶飯事になった」という岸氏の事実誤認の指摘だったが、彼がエイベックス・グループ・ホールディングスの非常勤取締役に就任したことがわかり、問題は政治的な様相を帯びてきた。 岸氏は、もとは経産省の官僚で、竹中平蔵氏の秘書官となり、彼が総務相になってからは、その通信政策は実質的に岸氏が仕切った。去年の「通信・放送懇談会」を迷走させた張人は彼である。竹中氏が辞任してからは、岸氏は慶応大学の准教授になったが、今でも総務省の「通信・放送問題に関するタスクフォース」のメンバーとして通信政策を取り仕切っている。 岸氏は、前回のコラムでは「アーチストの権利を制限したら創造意欲が低下する」と主張しているが、小倉氏が指摘するようにアーチストは契約によってレコード会社

  • 清く貧しく美しく? - 池田信夫 blog

    渡辺千賀さんの「日は世界のブラックホールか桃源郷か」という記事を読んで、また小姑モードでコメントしたくなった。「外貨をそれほど稼がずとも、自立して清く貧しく美しく、割と幸せに生きる」 マクロ経済素人が考えることなので、まぁダメダメかもしれないが、当にシュミレーションしてみたら面白いんじゃないかなぁ、と思うんですよね。幸か不幸か、日IT産業は、今そういうシミュレーションをやっている最中だ。特にひどいのは、渡辺さんおすすめのように世界から完全に孤立した携帯電話業界で、日メーカーの世界市場シェアは、全部あわせても(外資と合弁のソニー・エリクソンを除くと)5%ほどしかない。おかげで各社とも青息吐息で、さすがに総務省も見かねてSIMロックの規制に腰を上げた。 携帯以外の通信機器も、ながく「NTT規格」で鎖国してきたおかげで、インターネット機器は壊滅状態。今ではNTTのNGNエッジルータ

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    endor 2007/08/13
  • The Black Swan - 池田信夫 blog

    ふつう自然科学や経済学で確率を考える場合、ほとんど正規分布を仮定している。しかし実際に世界を動かしているのは、そういう伝統的な確率論で予測できない極端な出来事――Black Swanである。 たとえば9・11の前に、今のように厳重なセキュリティ・チェックが提案されても通らなかっただろう。飛行機ごとビルに突っ込むという行動は、人々の確率論的なリスク評価の枠外にあったからだ。このように、いわばメタレベルで人々の予想を裏切る現象がBlack Swanである。ここでは母集団が未知なので、その確率分布もわからない。圧倒的多数の出来事はごくまれにしか起こらないので、その分布は非常に長いロングテール(ベキ分布)になる。 著者がBlack Swanを理解していた唯一の経済学者として挙げるのがハイエクだが、実は彼より前にこの問題をテーマにしたがある。Frank Knightの"Risk, Uncert

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    endor 2007/08/13
  • 知財戦略の天動説 - 池田信夫 blog

    きのうのICPFセミナーでは、知的財産戦略部の大塚拓也氏に「知的財産推進計画2007」について話を聞いた。4年前に出た最初の計画については、私もコメントしたことがあるが、今回の計画の発想もそれとほとんど変わらない。 この計画の最大の勘違いは、依然としてマスメディアが集権的にコンテンツを配信する天動説型の情報流通モデルに依拠していることだ。コンテンツ流通を促進するといいながら、その障害になっている著作権の緩和(登録制や報酬請求権化)には「権利者の反対が強い」という。私が「その権利者とは誰か。文芸家協会の会員は2500人だが、ブロガーは800万人以上いる。この著作者の圧倒的多数は、表現の自由を侵害する著作権の強化に反対だ」というと、大塚氏は「そういう視点は、今回の計画には抜けている」と率直に認めた。 計画文書には、しきりに「コンテンツ産業の市場規模はGDPの**%」という類の話が出てくる

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    endor 2007/08/13
  • 朝日新聞は歴史認識を語れ - 池田信夫 blog

    朝日新聞東京社編集局長 外岡秀俊様 当ブログの4月1日付の記事を読んでいただいたそうで、ありがとうございます。実は、私はあなたと同い年で大学も同じで、あなたの1年後に朝日新聞から内定をもらいました。それを断ったとき、人事担当者に「去年の外岡君は文芸賞をもらったが、当社に入社した。自由に仕事ができる」と説得されたことを覚えています。そのころは私も「朝日文化人」の卵だったわけです。 そういう「進歩派」はNHKにも多く、世間で思われているほどNHKは(政治的には)保守的なメディアではありません。特に毎年8月になると、終戦記念番組で反戦平和を訴えるのが定番でした。私も1991年に終戦企画を担当し、取材班は国内と韓国で1ヶ月にわたって「強制連行」の取材をしました。当時のわれわれも「軍が朝鮮人の首に縄をつけて引っ張ってきた」という証言をさがしたのです。 しかしそういう証言は、数十人の男女の中で

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    endor 2007/08/13
  • 日本のインテリジェンスのあきれた水準 - 池田信夫 blog

    朝鮮総連の事件は意外な方向に発展したが、これは単なる詐欺事件にとどまらない。それよりも深刻なのは、日のインテリジェンスの水準がこの程度だということを世界にさらしてしまったことだ。 小谷賢氏によれば、日のインテリジェンスには戦前から大きな欠陥があったが、戦後むしろ状況は悪化したという。第5次吉田内閣で「内閣情報部」をつくろうという提案が出たとき、「新聞やラジオはすぐに戦争中の情報局を想定して、また報道や世論の干渉を目論んでいるのではないかと一斉に反対し」、立ち消えになってしまった(『日軍のインテリジェンス』p.216)。インテリジェンスが戦前の憲兵や特高と同一視されているため、いまだに日には総合的な情報機関がない。 特に深刻なのは、今回のような偽情報(disinformation)に弱いことだ。公安調査庁の仕事は、あまりハイテク機器が役に立たないので、古典的なhumint(要する

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    endor 2007/08/13
  • 記号と事件 - 池田信夫 blog

    書は、ドゥルーズの死の直前に出た訳書の文庫化だが、彼の多くのの中で最初に読むとしていいだろう。それは『アンチ・オイディプス』や『千のプラトー』などの内容が対話調でやさしく語られているだけでなく、むしろ最晩年の彼がそうした過去の議論を否定しているからだ。フーコーは、規律社会と、その主たる技法である「監禁」の思想家とみなされることが多い。しかし、じつをいうと、フーコーは、規律社会とは私たちがそこから脱却しようとしている社会であり、規律社会はもはや私たちとは無縁だということを述べた先駆者のひとりなのです。(単行p.288)「監視社会」の恐怖を煽り、「プライバシー」なる幻想を振り回すおめでたい人々は、全知全能の「ビッグブラザー」が国民を監視していると思い込んでいるのだろう。しかし年金問題で露呈したのは、ビッグブラザーのお笑い的な実態だ。むしろ問題は、社会に流通する膨大な情報をだれも管理でき

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    endor 2007/08/13
  • 自由の過剰な世界 - 池田信夫 blog

    finalvent氏から、拙著への書評をいただいた。彼は私と同世代なので、マルクスを軸にして私の議論を理解したのだと思うが、これは当たっている。実は私も、ドゥルーズではないが、死ぬまでにマルクスについてのを書こうと思っている(出してやろうという版元があればよろしく)。サイバースペースに見えてきた世界が、彼のいう「自由の国」に似ているからだ。 マルクスは自由の国を、労働が生活手段ではなく目的となるような世界とし、そこでは生産力は増大して無限の富が実現すると考えた(『ゴータ綱領批判』)。これは彼のユートピア的な側面を示すものとしてよく嘲笑されるが、サイバースペースでは、人々がOSSを開発するのもブログを書くのも生活手段ではないだろう。労働が目的になれば、マルクスも予言したように貨幣(賃金)は必要なくなる。またデジタル情報に稀少性はないから、「協同的な富が過剰に湧き出る」ので、財産権には意味

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    endor 2007/08/13
  • 国会は「原爆投下非難決議」を出せ - 池田信夫 blog

    久間防衛相の「原爆はしょうがない」発言が大きな波紋を呼んでいるが、その内容は目新しいものではない。原爆投下の理由が、ソ連の参戦前に日全土を米軍が占領しようとしたためだというのは、ほぼ通説とされている。これによって日がソ連の参戦直後に降伏したため、北海道がソ連領にされずにすんだというのもよくいわれる話だ。 しかし最近では、こうした説は疑問とされている。たとえばトルーマンは回顧録に、ソ連が8月8日、駐ソ米大使に対日参戦を通告したとき、「米国が日に原爆を投下したために、ソ連は極東における自己の位置を考え直した」と書いている。ソ連参戦は、ヤルタ会談(1945年2月)で決まっていた方針であり、原爆投下はむしろそれを早めた可能性が高い。 また原爆開発にあたっていたグローブス少将の陸軍長官あて書簡(1945年4月)には「目標は一貫して日だ」と明記され、もともと広島(ウラン)型と長崎(プルトニ

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    endor 2007/08/13
  • 最後のケインジアン - 池田信夫 blog

    立花隆氏が、故・宮沢元首相にインタビューしたときの印象について興味深い記事を書いている。[立花氏が]「ひと昔前なら経済財政政策は、ケインズ理論にのっとってやっていれば、まちがいなかった。だけど、いまはもうそういう時代じゃないでしょう。いまはどういうプリンシプルにもとづいて経済を運営しているんですか」 と聞いた。すると、この質問を聞くまでは、丁寧にいろんな質問に答えていた宮沢が、突然表情を変えて、キッとなった。 「いえ、ケインズ政策の時代が終わったなんてことはありません。いまでもぼくはケインズ理論が基的にいちばん正しいと思っています。ケインズに代わる理論はありません」これは1980年、前年にサッチャー英首相が就任し、翌年にはレーガン米大統領が誕生し、反ケインズ政策が流行していたときの話だ。経済学の世界でも、フリードマンの「自然失業率」理論がケインズ的な財政政策の無効性を証明し、ルーカス

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    endor 2007/08/13
  • 成長する音楽産業 - 池田信夫 blog

    違法ダウンロードのおかげでレコード産業は衰退していると主張しているが、ワーナー・ミュージックのブロンフマン会長によれば、「音楽産業は成長している」という。北米のコンサートの売り上げは2000年の17億ドルから昨年は31億ドルと倍増し、ミュージシャンの収入源の2/3はコンサートになった。 これは明らかに、オンライン配信によって音楽にふれる機会が増えたためだろう。今週プリンスは、次のアルバム"Planet Earth"をMail on Sunday紙で無料配布すると発表した。世界でもっとも稼ぐミュージシャンである彼にとっても、コンサートが最大の収入源であり、CDはもはやプロモーションの手段なのだ。 音楽は、もともと生で聴衆のために音楽家が演奏する「経験」を提供するサービスだった。CDというパッケージは、その代用品にすぎない。これからは、人々がステージやオンラインで演奏を聞く自然な形に戻るの

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    endor 2007/08/13
  • 「社会保障番号」は必要か - 池田信夫 blog

    安倍首相は、年金・医療保険に関する情報を総合的に把握するための「社会保障番号」を導入する方針を表明した。かつて住基ネットのときはあれほど「国民総背番号」に騒いだメディアが、今度は当然のようにこれを報じている。もう忘れた人も多いようなので、当時どれほどヒステリックな騒ぎが起こったかを思い出してみよう。オンライン化にともない「国民総背番号」「納税者番号」などの問題に結びつけることは、社会保険庁としては考えていない。――社会保険庁と自治労国費協議会の確認事項(1979)グリーンカードは"国民総背番号制"で、これを実施すれば国民のプライバシーが侵害され、管理を嫌う巨大な資金が海外に流出する。――金丸信・自民党元副総裁(1983)国民に対する権力の監視の目を厳しくする法案として民主党が盗聴法とともに問題としているものに、住民基台帳法、いわゆる国民総背番号法があります。――枝野幸男・民主党元政調会長

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    endor 2007/08/13
  • 週刊誌だけがテロと闘う日本 - 池田信夫 blog

    JR東日が、松崎明をリーダーとする革マル(JR東労組)に乗っ取られている実態を明らかにした『週刊現代』の連載をまとめた。関係者には周知の事実だが、それがようやく講談社という大手出版社から出たことが画期的だ。 私の学生時代にも、私が部長だったサークル(社会科学研究会)で、革マルのメンバーが内ゲバで4人も殺された。念のためいっておくと、社研は(東大教授の)吉川洋氏も部長をつとめたアカデミックなサークルで、私自身も党派と無関係だったが、当時は革マルが駒場を拠点にしていたため、中核と革労協にねらわれたのだ。 この事実からもわかるように、革マルは内ゲバの被害者になることが多く、武闘集団としては大して強くない。その組織実態も数百人であり、資金的にも朝鮮総連といい勝負だろう。それなのにJR東日のような大企業が彼らのリンチを放置し、松崎が会社や組合の金を横領してハワイに別荘を建てるのを黙認し、そ

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    endor 2007/08/13
  • 50 Best Website 2007 - 池田信夫 blog

    毎年おなじみのTime誌の特集だが、今年の特徴はアマゾンやグーグルなどの定番サイトを別枠にし、新しいサイトだけをリストアップしたことだ。そのためベスト5には、なじみのない名前が並んでいる:Weebly.comLast.fmOhDon'tForget.comChow.comNowPublic.comこの中で、私が知っていたのはLast.fmだけ。この前シャットアウトされたPandoraとよく似ているが、今のところ日でも聞ける。 追記:TBで思い出したが、Second Lifeがワースト5に入っている。私も同感だ。何がおもしろいのか、さっぱりわからない。

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    endor 2007/08/13
  • ミス・ユニバース売ります? - 池田信夫 blog

    新品はタダでもらえるが、それを中古品市場で数百億円で売れるものをご存じだろうか。電波の免許である。周波数は、最初に割り当てるときは美人投票とよばれる書類審査によって、政府が事実上タダで割り当てるが、その割当を受けた会社は、企業買収という形で免許を高く売れるのだ。きょう報道されたNextWave(*)によるアイピーモバイルの買収は、そういう話だ。 実は、こういう闇市場(上品に表現すればsecondary market)は、電波の世界には昔から存在する。かつて全国にたくさんあったポケットベルの会社がどうなったか、ご存じだろうか。ほとんどは携帯電話会社に買収され、その周波数はドコモやKDDIに使われているのだ。ソフトバンクのボーダフォン買収も、形式的には企業買収だが、実質的には免許の買収だ。 闇市場は、相撲の親方株や個人タクシーの免許など、他の業界にも昔からあるが、こんな方法が通るのなら、美

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    endor 2007/08/13
  • 国際競争力という危険な妄想 - 池田信夫 blog

    先週、ある企業の幹部から「こういう会議に当社もおつきあいすることになったんですけど・・・」といって「ICT国際競争力会議」と題した冊子を見せられた。そこに並んでいるメンバーは、松下電器、KDDI、シャープ、富士通、ソフトバンク、ソニー、東芝、NHKテレビ朝日、日立製作所、NECNTTなどの社長や会長で、議長は総務相だ。「こんな財界のコンセンサスで何かできると、役所はまだ思ってるんですかねぇ」と彼は溜息をついた。 こういうターゲティング政策は、特定の産業の業績が悪くなるとよく出てくるものだ。1990年代前半、米クリントン政権でも、商務省が半導体や自動車などの「国際競争力強化」のための産業政策を打ち出した。これに対して、ポール・クルーグマンは「競争力という危険な妄想」(Foreign Affairs, 1994)という有名な論文を書いて、こうした政策を批判した。そもそも国家に「競争力」な

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    endor 2007/08/13
  • 浜岡原発は大丈夫なのか - 池田信夫 blog

    中越沖地震で衝撃的だったのは、柏崎原発で50件もの故障・破損が起きたことだ。しかも設計で想定されていたM6.5を超えるM6.8がほぼ直下で起きたとされている。テレビでは変圧器の火災が注目されていたが、危ないのは配管類だ。さらに恐いのは、制御系に問題が起きて原子炉が制御不能になることである。 今回は、さいわい地震と同時に運転が停止されたが、関係者がもっとも心配するのは浜岡原発だろう。なにしろ、こっちはM8以上の大地震が30年以内に80%以上の確率で起こるとされる東海地震の震源の真上に建っているのだから。現地のブログによれば、柏崎で観測された680ガルという加速度は、浜岡の設計値も上回るという。 当かどうか知らないが、2年前には浜岡2号機の設計を担当した東芝の子会社の技術者から、東海地震が起きると「浜岡原発は制御不能になる」というという内部告発が行なわれた。彼によれば、浜岡2号炉の耐震計

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    endor 2007/08/13
  • 池田信夫 blog 「日帝36年」の

    大澤真幸氏のような観念論でナショナリズムを語っても意味がないのは、その実態が個々のケースでまったく違うからだ。その一例が、韓国の反日運動だ。植民地が独立したとき、ナショナリズムが高まることはよくあるが、英連邦をみてもわかるように、普通は旧宗主国と友好的な関係が維持されるもので、60年以上たっても反日運動が続いている韓国は異常である。 ソウル市の南にある「独立記念館」は、韓国の小学生が必ず遠足で訪れる施設だが、日人が見たら気分が悪くなるような展示が並んでいる。日韓併合のコーナーには、抗日戦争で日兵が韓国兵を大量に虐殺する巨大な立体展示があり、歴史を追って日人が韓国人を拷問したり虐待したりする蝋人形が延々と並ぶ。このように日人に収奪された「日帝36年」のために韓国の発展は遅れてしまった、というわけだ。 実際には、むしろ20世紀初頭の韓国では「日韓合邦」を主張する民間団体「一進会」が

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    endor 2007/08/13
  • グーグルが電波に参入 - 池田信夫 blog

    グーグルが、700MHz帯の周波数オークションに参加する意思を正式に表明した。その条件として、従来のように電波を得た業者が特定の端末をユーザーに強制せず、MVNOに再販することなどをあげている。 グーグルは「自前で基地局を建設する気はない」とも表明しているので、いわば「地主」になって帯域を卸し売りするわけだ。これは、私が5年前のWPで提案したのとほぼ同じだ。日の700MHz帯は、相変わらず密室で取引が続いているが、日でもグーグルがパンチを出してはどうだろうか。

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    endor 2007/08/13
  • 地デジFAQ - 池田信夫 blog

    けさの朝日新聞に、アナログ放送が止まる「2011年7月24日まで、あと4年」という記事が出ている。例によって私が、否定的なコメントをする役だ。いつもこういう所に出てくるので、テレビ局に憎まれるのだが、他にいないのだろうか。ただ、いつも同じことばかりコメントするのもいかがなものかと思うので、よく質問される「地デジのFAQ」をまとめておこう。 Q. なぜ需要予測もはっきりしないまま、あわてて地デジを始めたのか? A. アメリカが1998年にデジタル放送を始めたことから、「家電王国の日がデジタルで遅れをとるわけには行かない」という郵政省の面子で始めた。家電産業の優位を守るという産業政策の側面が強く、消費者はカラー化のときのようにHDTVに飛びつくと考えていた。 Q. 業界は反対しなかったのか? A. NHKはHDTV化を進めたかったので反対しなかったが、広告収入が増えないのに巨額の設備

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    endor 2007/08/13
  • 三田誠広氏との噛みあわない問答 - 池田信夫 blog

    きのうのICPFセミナーのスピーカーは、三田誠広氏だった。もう少し率直な意見交換を期待していたのだが、自分で信じていないことを長々としゃべるので、議論も噛みあわなかった。そのちぐはぐな質疑応答の一部を紹介しておこう:問「これまで文芸家協会は、著作権の期限を死後50年から70年に延長する根拠として、著作権料が創作のインセンティブになると主張してきたが、今日のあなたの20年延ばしても大した金にはならないという発言は、それを撤回するものと解釈していいのか?」 三田「私は以前から、金銭的なインセンティブは質的な問題ではないと言っている。作家にとって大事なのは、として出版してもらえるというリスペクトだ。」 問「しかし出版してもらうことが重要なら、死後50年でパブリックドメインになったほうが出版のチャンスは増えるだろう。」 三田「しかしパブリックドメインになったら、版元がもうからない。」

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    endor 2007/08/13
  • 天下りは役所だけではない - 池田信夫 blog

    年金騒動の陰に隠れて、公務員制度改革はすっかり忘れられた感があるが、来は年金の名寄せなんて事務手続きの問題で、選挙で争うような政策ではない。公務員法のほうも「新人材バンク」ばかり話題になっているが、質的な問題は公務員の昇進や転職のルールである。 これは公務員だけの問題ではない。民間でも、役員が子会社に「天下り」するのは当たり前だ。さらに厄介なのは、天下りもできない窓際族だ。NHKの私の同期は、だいたい地方局の副局長ぐらいだが、仕事はといえば、地元のライオンズクラブの会合に出るとか「ふれあいイベント」であいさつするぐらいで、年収1500万円ぐらいもらっているだろう。仕事が楽で生活が安定しているという点では極楽だが、「まぁ廃人みたいな生活だよ」と同期の一人が言っていた。こういう老人の飼い殺しが、日の労働生産性を下げているのだ。 日ではホワイトカラーが専門職として生きられないため、一

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    endor 2007/08/13
  • 市場・道徳・秩序 - 池田信夫 blog

    の官僚がアメリカに留学して「カルチャー・ショック」を受けた体験としてよく出てくるのは、パーティなどで"I'm a bureaucrat"と自己紹介すると、相手が「つまらない奴だな」という顔をしてよそに行ってしまう、といった話だ。これは英米の官僚と日の官僚の位置づけの違いで、向こうでは官僚というのはclerk、日でいう「ノンキャリア」のイメージなのだ。 日のキャリアのような「知識人」が官僚になる国は珍しい。独仏がそれに近いといわれ、日のシステムは明治時代にプロイセンの官制をまねたというのが通説だが、私の印象では、日の官僚には儒教の影響が強いように思う。ちょっと前まで、霞ヶ関に立っていた案内板には「霞ヶ関官衙」と書かれていた。官衙というのは、律令制の官僚組織を示す言葉である。 『靖国史観』にも書かれているように、明治維新は儒教による革命であり、その指導者も儒教に圧倒的な影響を

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    endor 2007/08/13
  • BBCテレビのネット配信 - 池田信夫 blog

    BBCは、テレビ番組をネット配信するサービス、iPlayerのサービスを開始した。これは過去1週間に放送された番組の大部分をウェブサイトにデータベース化し、オンデマンドで無料ダウンロードできるものだ。 見られるのは30日間だけで、その後は消去され、コピーはできないなど制限はあるが、画質は普通のテレビと同じだという。今は、見られるのはPCに限られるが、テレビでも見られるようにする予定で、トンプソン会長は「これはカラーTVの登場以来の大変革だ」とのべている。残念ながら、日からは見えないが。 NHKも「50円値下げ」なんてしょぼい業務計画を出さないで、BBCを少し見習っては?

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    endor 2007/08/13
  • 南京事件 - 池田信夫 blog

    今年は、南京事件70周年。この事件と慰安婦は、よく並べて語られるが、これは誤解のもとである。慰安婦問題なるものは、慰安婦を女子挺身隊と混同した韓国人と、そのキャンペーンに乗った朝日新聞の作り出したデマゴギーにすぎないが、1937年の南京陥落の際に大規模な軍民の殺害が行なわれたことは歴史的事実である。 ところが1972年に多勝一『中国の旅』が、中国側の主張する「犠牲者30万人」説をそのまま報じ、これに対して翌年、鈴木明『「南京大虐殺」のまぼろし』というミスリーディングな題名のが出たおかげで、混乱した「論争」が始まった。鈴木氏は多氏のいう「百人斬り」がありえないことを批判しただけで、虐殺が「まぼろし」だったと主張したわけではないが、多氏側はこれを「まぼろし派」と名づけ、大々的な反論を繰り広げた。 だから南京事件をめぐる争点は、よく誤解されるように、「虐殺があったかなかったか」ではな

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    endor 2007/08/13
  • NTT解体論の亡霊 - 池田信夫 blog

    きのう発売の『週刊エコノミスト』に、私の記事が出ている。「NGNプロジェクト『再統合』『再独占』に向けた”トロイの木馬”か」というどぎついタイトルは、編集者が勝手につけたもので、私は最終ゲラも見ていない。彼は私の原稿を改竄したので、変な誤植がある。正誤訂正をかねて、補足しておく。 特にわかりにくいのは、2000年の接続料をめぐる問題だろう。1999年の日米交渉で、USTRが対日要望書の最重点項目として出してきたのは、なぜか国内の長距離電話の接続料の値下げだった。当初の要求は40%以上という大幅なものだったが、これに対してNTTと郵政省(当時)は激しく反発した。 その後、アメリカ側は「3年間で22.5%」と要求を下げてきたが、タイムリミットの2000年3月末を越しても交渉はまとまらず、7月の九州・沖縄サミットの直前までもつれこんだ。ここで野中広務・自民党幹事長(当時)がUSTRと交渉して

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    endor 2007/08/13
  • 日本人を差別する慰安婦非難決議 - 池田信夫 blog

    コメントで教えてもらったが、米下院会議で慰安婦非難決議が可決された。「全会一致」と報じているメディアもあるが、voice voteなので正確なところはわからない。しかしBBCやIHTの報道をみると、これまでに比べて微妙にトーンが変わり、両論併記になっている。 どちらの報道も、ラントス下院外交委員長の「犠牲者を非難する日人の態度には吐き気をもよおす」という言葉を伝えている。ここからもわかるように、彼らも文書による証拠がないことぐらいは認識しているため、元慰安婦の売春を強制されたという証言を軍が強制した証拠とすりかえているのだ。しかし「軍服のような服を着た人に連れて行かれた」といった証言は、軍の命令の証拠にはならない。当時、軍服を着た民間の朝鮮人はたくさんいたし、そもそも彼女たちは軍命の存在の証人たりえない。 彼女たちが証明できるのは、軍の許可した慰安所で売春をしたということまでである

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    endor 2007/08/13
  • ICPFセミナー「オンライン社会における著作権のあり方」 - 池田信夫 blog

    デジタルコンテンツがインターネット上を豊富に流通し、通信と放送の融合が進められる今こそ、著作権の扱いについて、根に戻って考え直す必要があるだろう。 今回は、インターネットに関する法的課題について積極的に意見・提言を発せられている白田秀彰氏をお招きし、オンライン社会の秩序と法、とりわけ著作権のあり方について、そのお考えを伺うことにした。 スピーカー:白田秀彰(法政大学社会学部准教授) モデレーター:山田肇(ICPF事務局長・東洋大学教授) 日時:8月30日(木)18:30〜20:30 場所:東洋大学・白山校舎・5号館5202教室  東京都文京区白山5-28-20 キャンパスマップ 入場料:2000円 ※ICPF会員は無料(会場で入会できます) 申し込みはinfo@icpf.jpまで電子メールで氏名・所属を明記して 先着順40名で締め切ります

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    endor 2007/08/13
  • コモンズとしての電波 - 池田信夫 blog

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    endor 2007/08/13
  • フラット革命 - 池田信夫 blog

    毎日新聞が、今年の正月から始めた「ネット君臨」という連載は、インターネットを既存メディアの立場から一方的に断罪するものだった。著者(佐々木俊尚氏)は毎日新聞の記者出身だが、こうした姿勢に疑問をもち、取材の過程を取材する。そこから浮かび上がってくるのは、インターネットの登場におびえ、「格上」のメディアとしての新聞の地位を何とかして正当化しようとする姿勢だ。 社会の中心に政府や大企業やマスメディアがあり、そこで管理された画一的な情報が社会に大量に流通する、というのが20世紀型の大衆社会だった。しかしインターネットでは、こうした階層秩序は崩壊し、政治家も新聞記者も匿名のネットイナゴも同格になる「フラット化」が進行している。この変化は、おそらく不可逆だろう。 マックス・ヴェーバーの言葉でいえば、政府も企業も含めた「官僚制」による合理的支配の時代が終わろうとしているのだろう。官僚制を必要としたの

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    endor 2007/08/13
  • iTunes Storeも「中抜き」される? - 池田信夫 blog

    Dave Douglasの"Live at the Jazz Standard"という1週間にわたって行なわれたコンサートが、79曲のMP3ファイルとして、Musicstemというサイトで売られている。さすがに79曲も聞く気はないので、初日の8曲版だけを7ドルでダウンロードして聞いた。地味だが、いい演奏だ。 このサイトは、こういうマイナーレーベルのCDや演奏をMP3で配信する専門サイトらしい。ダウンロードといっても、ファイルはコピーできないようだが、iTunesのほぼ半値で、しかもコアなファンなら1週間分の演奏を全部聞ける。日からアクセスしても著作権の制限などはない。 いわば、オンラインでジャズクラブを開いているようなものだ。こういう風にアーチスト自身が自由なフォーマットでウェブで音楽を聞かせるようになれば、今のCDというパッケージの必然性はなくなる。知名度のないアーチストなどは、C

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    endor 2007/08/13
  • 資本への恐怖 - 池田信夫 blog

    Brad DeLongのブログより:世界経済は、20世紀末から大きな転回をとげようとしている。成長の動力が製造業からファイナンスに変わろうとしているのだ。長期金利が世界的に低下しているのは、製造業の利潤率が下がり続けているためだ。その主な原因は、情報革命によって国際分業が容易になり、BRICsなどから低価格の製品が流入してきたためだ。 他方、金融・資市場は空前の活況を呈している。国際資市場にある資金は160兆ドルといわれ、これは全世界のGDPの合計の3倍以上だ(1980年には全世界のGDPとほぼ同じだった)。派生証券の残高は300兆ドル。こうした巨額の富を1万2000のファンドが運用し、年間3兆ドルの企業買収が行なわれている。 かつて重農主義者は、農業こそ価値(差異)の源泉だと考え、それを売ってもうける商人は農民をだましているのだと考えた。マルクスは、産業資主義では工場労働こそ価

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    endor 2007/08/13
  • 池田信夫 blog

  • なぜウェブは資本主義を超えるのか

    インターネット上の論客として知られる池田信夫氏。近著「ウェブは資主義を超える」ではWeb 2.0からNGN,著作権,従軍慰安婦まで幅広いテーマについて,通説の誤りを突く質的な議論を展開している。池田氏が指す資主義とは何か,Webはなぜ,どのようにして資主義を超えるのか。(聞き手はITpro編集 高橋信頼) この著書では,ITから政治,経済,文化に至る様々な問題が俎上に上げられています。その中で「ウェブは資主義を超える」をタイトルにされた理由は。 書籍のタイトルというのはなかなか決まらずに最後までもめることが多いのですが,このの場合は執筆段階からほとんど決まっていました。 一つには,インターネットと資主義がある意味私のブログの一貫したモチーフだったということがあります。私は団塊の世代のすぐ下の世代で,学園闘争が終わっていて,バリケード封鎖が解かれ,いわば祭りの後に大学に入学した

    なぜウェブは資本主義を超えるのか
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    endor 2007/08/13
  • グローバルな取り付け騒ぎ - 池田信夫 blog

    アメリカのサブプライムローンの崩壊から始まった金融危機は、欧州にも波及してBNPパリバ傘下のファンドが破綻し、世界中の中央銀行が総額30兆円以上の資金供給を行なう空前の規模となった。 しかし市場の反応は、意外に冷静だ。これまでの相場が異常だったので、いずれ水準訂正が来ることは予想されていたからだ。そもそも世界最大の経常赤字を抱えるアメリカのドル相場が上昇を続け、そこに世界中から資金が集まって低金利が続くという、経済学の常識では説明できない「ドル・バブル」が、ここ3年ぐらい続いてきた。 国際経済学の教科書には、アメリカのように成熟した経済では資金が過剰になり、途上国では経常収支が赤字になって資金不足になるので、前者から後者に資輸出が行なわれる、と書いてある。ところが現実に起こっているのは逆に、図のように先進国の6000億ドルもの経常赤字をまるまる途上国がファイナンスしているという状況だ

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    endor 2007/08/13
  • WSJも無料化? - 池田信夫 blog

    ルパート・マードックに買収されたWSJは無料になるかもしれない、とBusiness Weekが報じている。NYタイムズも、コラムだけを有料化していたが、やめることを検討しているようだ。 理由は単純。購読料より広告収入のほうがはるかに大きいからだ。タイムズの昨年の購読料は1000万ドルだったが、今年の広告収入は1億7500万ドルになる見通しだという。これに対して、WSJの購読料は6500万ドルだが、広告収入は7500万ドルにすぎない。これはタイムズの1200万ユニークビジター/月に対して、WSJが260万人に満たないためだ。 無料化には、もう一つの理由がある。どういう記事を読む読者がどういう広告を見るかという個人情報を使って、パーソナライズされた広告を出すことができ、さらにそのデータを他の媒体の広告にも利用したり、売ったりできるからだ。 供給が需要を上回る財は、自由財になる。情報が供給

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    endor 2007/08/13
  • SCO敗訴の怪 - 池田信夫 blog

    SCOのIBMなどに対する訴訟は、世界のソフトウェア業界を騒がせてきたが、驚いたことにSCOはUNIXの著作権をもっていないという判決がユタ州の連邦地裁で出た。なんでこんなことになるのか、ウェブで調べてみたが、問題は非常にややこしい(間違っていたら訂正してください)。 UNIXの著作権はもともとAT&Tがもっていたが、これを1993年にノベルが買収した。他方、SCOというのは、もとはx86用UNIXを開発する会社だったが、その権利の一部をカルデラ・システムに売却した。カルデラは、ノベルが一部出資してLinuxのディストリビューションを開発する会社だったが、業績不振のため創立者が辞め、Darl McBrideがCEOになった。このとき社名をSCOグループと変更したのでよけいややこしいのだが、これは最初のSCOとは別の会社である(以下「SCO-G」として区別する)。 Linux市場で苦戦し

  • 中国の特許申請が急増、世界第3位に | スラド

    家/.の記事より。WIPOが発表した2007年度の国際特許統計によると、2005年に中国が申請した特許の数は、前年の2004年と比べて33%もの急増を示していることが分かった(BBC Newsの記事)。これにより、中国は日と米国に次いで世界第3位の特許申請大国となる。中国では国家として企業の研究開発投資と特許申請を奨励しており、労働力の安さに頼った単なる「Made in China」ではなく、よりクリエイティブな「Made by China」を目指しているようだ。

  • 東京では小・中学生の糖尿病が減少傾向 | スラド

    朝日新聞の記事によると、東京都内の小・中学生における糖尿病(2型)の発症率が、2000年以降、減少傾向にあることが分かったそうだ。 免疫異常等による膵臓の障害が原因の1型糖尿病と違い、2型では遺伝的要因に加えてべすぎや運動不足など生活習慣が影響し、2型発症者の8割以上が肥満傾向とされる。都内の小・中学生の糖尿病は1980年代に増え、その後横ばい傾向だったが、都内における学校検診などを通じて集計されたデータから年間の発症者数(10万人あたり)を5年ごとに切った平均で見ると、1981年から1985年は3.2人だったのがその後減少に転じ、最近の2001年から2004年では1.4人となり、明らかな減少傾向が見られたと言う。 同様の傾向は横浜市でも見られるため、都市部における肥満やメタボリック症候群への関心の高まりが、子どもの生活や運動習慣に良い影響を与えているのではないかと言う説もある。一方で

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    endor 2007/08/13
  • 豊胸手術と自殺率は関係する? | スラド

    USA TODAYの記事によると、International Epidemiology Institute in Rockvilleなどの研究グループが、豊胸手術をした女性の方が手術をしていない女性の3倍も自殺率が高くなり、さらに年を追うごとに自殺率の開きが大きくなるとの論文を発表したそうです(論文の概要)。 メンタルヘルスとの関連が指摘されているのですが、せっかく胸のサイズを上げたくて手術しても、その後うまく行かなったりするものなのでしょうか。 ちなみにタレコミ子は、女性の胸の大きさなど全く気にしませんよ。いてくれさえすればそれだけでもう…。

  • 国連 vs. クラッカー | スラド

    家/.の記事より。国連のウェブサイトが3名(?)のクラッカーによってクラックされ、潘基文事務総長の演説内容が米国やイスラエルを非難するコメントに書き換えられた(編注: 掲載時点では、「This site will be temporarily unavailable due to scheduled maintenance.」となってコンテンツが閲覧できない)。 hackademixの記事によると、今回衝かれたのはSQLインジェクション。hackademixの著者は「国連のような著名なサイトに、このような良く知られていて対処も容易なセキュリティホールが放置されていたのは驚きだ」とコメントしている。

  • ドイツで「ハッカー・ツール」が違法に | スラド

    MAKE: Blogの記事によると、ドイツで「ハッカー・ツール」の所持や使用、作成、配布を違法とする法律、「Paragraph 202C」が施行されたようです。 この法律における「ハッカー・ツール」の範囲は曖昧で、nmapやある種の無線LAN検出ソフトウェアのような汎用のネットワークユーティリティもこのカテゴリに分類される恐れがあります。ドイツで開催されていたChaos Communications Campでは、ハッカーたちが手を縛り抗議行動を行ったとのことです。

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    endor 2007/08/13
    これは怖いなぁ
  • iPhoneでDOOMが動いた | スラド アップル

    あるプラットホームで、あるソフトが動いたというのは、 どのレベルになれば「動いた」とみなされるのでしょうか? プレイヤーが操作できず、音も出ないのは「動いた」に 入るんでしょうか? ソニーの定義でいうと、音が出ないのは、たとえ音ゲーで あったとしてもユーザが我慢すれば正常とみなされるらしい ですけども、ゲームの操作ができないのはどうかと思う。 iPhoneのネイティブで非公式ソフトが動いた、というのがニュースなら 既に実現されていることだし、3Dゲームがグリグリ動いた、 というのがニュースなら、これまでの携帯電話でも既にすごいのが リリースされていますよね。

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    endor 2007/08/13
  • Unixの著作権はNovellが保有、SCOが敗訴 | スラド

    ストーリー by mhatta 2007年08月13日 8時50分 That's-all,-Folks! 部門より ITproの記事によれば、米ユタ州連邦裁判所は8月10日、「UNIXの著作権は米Novellが保有している」として米SCO Groupの訴えを却下した(判決文[PDF]、Groklawの記事)。 この判決が確定した場合、長きに渡ってLinuxコミュニティを脅かして来たSCOの一連の訴訟は根拠の大半を失うことになる。

  • GoogleがStarSuiteを無償提供開始 | スラド IT

    GoogleパックにてStarSuite 8が無償ダウンロードできるようになりました。Googleアップデータを通じてダウンロード、インストールされる同Suiteには、OOoをベースに日語TrueTypeフォント、一太郎ファイル読込機能などのほか、Googleツールバーがデフォルトで追加されています。会社、学校など利用シーンがさらに広がるかも知れませんね。

  • Luminos by Tomoaki Yanagisawa » Yanko Design

    Luminos are bricks in darkness. Like a candle needs a fire to light it up, Luminos, which have light sensors and LEDs, need light to turn the LEDs on. This is a simple and intuitive interaction yet it has the possibility of complexity of a chain reaction created by configurations of Luminos like dominoes and bricks. Designer: Tomoaki Yanagisawa

    Luminos by Tomoaki Yanagisawa » Yanko Design
    endor
    endor 2007/08/13
    カッコいい!
  • 開発ドキュメントの話 - DeNA 技師のメモ

    友達twitter で、livedoor さんのディレクター Blog を紹介しつつ「こういうウェブサイトの仕様書みたいのを書くのに適したツールは無いものか」と言っていたけど、うちではエクセルが一番使われていると思う。あるシートには要件概要を 1 画面に対し 1 行の表形式で記述し (画面や機能を増やす際に行を簡単に増やせるのが重要)、あるシートには画面遷移を、他のシートには画面イメージ (絵コンテ) をという感じで。で、最初の要件概要で画面ごとにナンバーをふり、画面遷移図・絵コンテでも画面ごとに同じナンバーをふっておけば、対応付けもわかると。プロジェクタに映して見やすい資料と、画面やプリントアウトで見やすい資料は違うはずなので keynote はこういうことに向かないツールだと僕は思う。あと、この程度のドキュメントに専用のアプリとか作るのはもったいないと思う。たぶん開発者やチームやプ

    endor
    endor 2007/08/13
    いろいろ考えさせられる
  • モバイルサイトのスピード構築術 - livedoor ディレクター Blog

    こんにちは、櫛井です。 現在はPC版のPICSやAuthなどのPCサイトを主に担当していますが、昨年の4月に公開されたlivedoor PICSのモバイル版の開発についてお話しようかと思います。 (当時はモバイルの部署におり、livedoorのモバイルサイトを色々と作っていました) 機能面などはプレスリリースや開発日誌などをご覧いただくとして、livedoor PICSモバイル版の開発は以下の手順で行いました。 ■モバイルサイト作成の下準備 元々PC版でlivedoor PICSというPCサイトをスタートしていたので、基的にはモバイル版で見る際の要件をまとめ、連携する他のコンテンツの状況を調査し、見せ方を資料に落とし込んでいく作業というのをまず行います。 私の場合は最初は手書きです。要件やイメージをざっくり形にするだけなので大抵は30分くらいで一気に書きます。 かなり汚いですが、こういう

    モバイルサイトのスピード構築術 - livedoor ディレクター Blog
    endor
    endor 2007/08/13
  • ニコンがローパス不要センサーの特許を出願 | スラド IT

    dpreview.com の記事にある通り、ニコンがローパスフィルタ不要センサーの特許を出願した様だ。 ローパスフィルタは主にベイヤー配列のセンサーで使われているが、画素毎にR,G,Bどれか1つの情報しか拾えないため、 偽色を防ぐためなどに一旦画像をぼやかしそして後処理で解像感を出す仕組みになっており、 場合によっては不自然な描写になりかねない。 一方シグマのSDシリーズなどで使われているセンサーではベイヤー画素毎にRGB情報を拾うので、ローパスフィルタが必要ない。 今回ニコンが出願している新しい仕組みのセンサーも、ローパスフィルタが必要ない仕組み。 ソニーやキヤノンと違い、自前のセンサーを持たないニコンだが、今後の動きに注目したい。

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    endor 2007/08/13
  • Googleでのプライバシー取り扱いについてYouTubeで解説 | スラド IT

    このところGoogleはプライバシー保護に敵対的?などで話題になってきたGoogleに対してのプライバシー保護の懸念だが、 こうした批判を払拭するためか、GoogleのオフィシャルブログにGoogleのプライバシーについて解説する動画がYouTubeで掲載されている。 説明では、Google検索した時にはキーワードとIPアドレスCookieが送信され、個人情報は送信されないといった内容だが、はたしてこれで納得できるだろうか。 ITmediaの記事も出ている。 今後も続編が出る予定のようだ。

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    endor 2007/08/13
  • 三洋電機、当期黒字確保のため携帯事業売却か? | スラド

    朝日新聞の記事によると、経営再建中の三洋電機が、携帯電話事業の売却を検討しているそうだ。米国のファンドなどと売却交渉を進めている半導体事業の主力工場が新潟県中越沖地震で被災し、売却価格が大幅に下落するおそれが出てきたことも影響している様子で、今年度の当期黒字を確保するために、携帯事業の売却益計上を視野に入れる、と報じられている。現在は金融機関などを通じて、複数の国内メーカーに交渉を打診している模様だ。 記事によると、三洋電機の携帯部門は2007年3月期決算で初の営業赤字に転落しており、同年4~6月期も販売がふるわず、通期の販売計画を1100万台へ引き下げた、とされている。充電池などの中核事業への集中がすでに進められている状態で、1機種あたり100億円とも言われる携帯電話端末の開発投資が重荷となっているようだ。 NHKニュースなど、いくつかのメディアでは上記のように報じられているが、これに対

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    endor 2007/08/13
    三洋は認めてないが実際どうなのよ