国際宇宙ステーションでの試験で膨らんだビゲロー拡張可能活動モジュール(BEAM)。NASA公開の映像より(2016年5月28日公開)。(c)AFP/NASA 【5月29日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は28日、宇宙空間で膨らませて利用する国際宇宙ステーション(ISS)の仮設居住モジュールの運用試験で、モジュールを完全な大きさにまで膨らませることに成功した。2日前の最初の試みでは、モジュールが完全に膨らまず、試験を中止していた。 NASAのジェフ・ウィリアムズ(Jeff Williams)飛行士は手動弁を使い、7時間以上かけてISSから「ビゲロー拡張可能活動モジュール(Bigelow Expandable Activity Module、BEAM)」として知られるこの居住モジュールに送風した。BEAMはゆっくりと膨らみ、(米東部夏時間の28日)午後4時10分(日本時間29日午前5時10分