【読売新聞】 【ベルリン=中西賢司、ワシントン=田島大志】ウクライナへの軍事支援を協議する国際会合が26日、ドイツ南西部のラムシュタイン米空軍基地で開かれた。ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト国防相は会合にあわせた声明で、自走式対
大富豪イーロン・マスク氏は、買収総額440億ドル(約5.6兆円)で米ツイッターを買収することになった。投稿内容の制限を減らすと約束するマスク氏が、「デジタル版・町の広場」にどう影響するのか、疑問や懸念の声が上がっている。 買収合意成立が発表されると、「言論の自由絶対主義者」を自称するマスク氏が手にする権限について、複数の人権団体が懸念を表明した。投稿内容へのモデレーション(監督・管理)がなくなれば、ヘイトスピーチ(憎悪表現)が増えるのではないかという心配も出ている。 マスク氏はかねて、ツイッターによる投稿内容の制限を声高に批判し、ツイッターは真の言論の自由を可能にするプラットフォームにならなくてはならないと主張してきた。買収合意の発表でも、「言論の自由は機能する民主主義の礎石で、ツイッターは人類の未来に不可欠な事柄が議論されるデジタルの町の広場だ」と表明した。
オーストラリアで見つかった隕石(いんせき)が、生命の設計図である遺伝子に使われるすべての核酸塩基と呼ばれる物質を含んでいることを発見したと、北海道大学などの国際的な研究グループが発表し、隕石によってもたらされたこうした物質が、生命誕生に関与した可能性があるとして注目されています。 北海道大学の大場康弘准教授などの国際的な研究グループは、50年余り前にオーストラリアで見つかった「マーチソン隕石」と呼ばれる隕石に含まれる物質を詳しく調べました。 その結果、生命の設計図として機能するDNAやRNAに使われているアデニンやチミン、それにウラシルなど合わせて5種類の核酸塩基と呼ばれる物質すべてが検出されたということです。 研究グループによりますと、5種類の核酸塩基すべてが1つの隕石から検出されたのは初めてだということです。 また、これとは別の核酸塩基も13種類見つかったということです。 研究グループ
防衛省は27日、中国海軍の測量艦1隻が鹿児島県の口永良部島や屋久島の領海内に約3時間にわたり侵入したと発表した。中国海軍艦艇の領海侵入は昨年11月に付近で測量艦が侵入して以来5度目。目立った測量活動は確認されなかったが、政府は大使館ルートで中国に懸念を伝達した。 海上自衛隊は26日午後8時半ごろ、口永良部島西の日本の接続水域を東へ進む中国海軍「シュパン級測量艦」1隻を確認した。同艦は午後11時ごろ、同島西の日本の領海に侵入した後、口永良部島東側の屋久島方面に向かい、翌27日午前2時10分ごろ、屋久島南の領海外へ出て南東に向かった。 目的不明のため、防衛省は国連海洋法条約上、領海内の航行が許される「無害通航」に当たらないか確認している。 海自護衛艦「おおなみ」(横須賀)や海上保安庁巡視船が情報収集、警戒監視に当たった。
パイプライン「ヤマル・ヨーロッパ」=2月19日、ポーランド/Omar Marques/Getty Images ロンドン(CNN Business) ロシアがポーランドとブルガリアに天然ガスの供給を停止すると通知した。両国がロシアの通貨ルーブルでの支払いを拒否したことを受けた措置で、西側との緊張が大幅に高まりそうだ。 ポーランドの国営ガス企業PGNiGは26日の声明で、ロシアのエネルギー大手ガスプロムから、ヤマルパイプラインを通じたガス供給を27日午前から「完全停止する」との通知を受けたと明らかにした。 これを受け、米国の天然ガス先物は26日に約3%上昇した。 ロシア国営タス通信はガスプロムの広報の話をもとに、同社はポーランドへのガス供給が停止されたことを確認していないと報道。ただ、この広報はポーランドはルーブルでロシア産ガスの代金を支払う必要があると強調した。ポーランドはこの要求を拒んで
モルドバ東部ティラスポリに設置された、ロシア系住民が分離独立を宣言した「沿ドニエストル・モルドバ共和国」の紋章(2021年9月11日撮影、資料写真)。(c)Sergei GAPON / AFP 【4月27日 AFP】旧ソ連構成国モルドバ東部の親ロシア派支配地域トランスニストリア(Transnistria)で爆発が相次いだことを受け、ウクライナは26日、ロシアが同地域を「不安定化」させようとしていると非難した。 トランスニストリアでは25日から26日にかけ、親ロ派が「内務省」とする建物とラジオ塔で爆発が発生。隣国ウクライナでロシアが始めた戦争が飛び火する懸念が高まっている。ロシア軍幹部は先週、ウクライナ南部を制圧すれば同地域への回廊が確保できると述べていた。 ウクライナのミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領府顧問はツイッター(Twitter)に、「ロシアはトランス
ウクライナの首都キーウで行われた、同国とロシアの友好関係を象徴する銅像の解体作業(2022年4月26日撮影)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【4月27日 AFP】ウクライナの首都キーウで26日、同市中心部に設置されていた旧ソビエト連邦時代のウクライナとロシアの歴史的関係を象徴する銅像が解体された。AFP特派員が伝えた。 ビタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)市長はソーシャルメディアへの投稿で、像の撤去を決めた理由として、ロシアのウクライナ侵攻に言及。銅像は2人の労働者をかたどったもので、1982年に「ウクライナとロシアの再統一」を記念して設置されたと説明した。解体作業では「象徴的なことに、クレーンで像を持ち上げようとしたら、ロシア人労働者の頭部が落ちた」という。 2014年にロシアがウクライナ南部クリミア(Crimea)半島を併合し、同国東部の分離独立派に政治
<報道を疑いやすい気質が功を奏したとみえ、侵攻の正当性を疑う声が集団内にこだましている> ロシアに住む多くのQアノン信者が、ウクライナ侵攻の正当性に疑念を抱きはじめた。調査報道グループの『ベリングキャット』が報じた。 もともと影の意図に敏感な陰謀論支持者たちは、侵攻正当化のプロパガンダにまみれたロシアにありながら、プーチンの方針に疑問を投げかけている。図らずも陰謀論のコミュニティが、一般的なロシア国民よりも真実に近づいた構図だ。 2月の侵攻直後、メッセージアプリ「Telegram」上のロシアQアノン用のチャットには、「神よ、ロシアとウクライナを救ってください」との反戦メッセージが書き込まれた。「私たちはお互いを認めあっています。私たち皆の罪をお赦しください。本来はそうあるべきなのです!」 その後もチャットには、プーチンのプロパガンダに警鐘を鳴らす書き込みが続いた。国営メディアが展開するプロ
熊本県八代市の秀岳館高男子サッカー部で今年3月、入学・入部を控えて部の寮に入った県外出身の中学3年の男子生徒が2年生部員(現3年生)から殴られたとして、生徒の保護者が暴行容疑で八代署に被害届を出したことが26日、分かった。生徒は3月中に退寮したが、別の高校に進学できない状況が続いている。 関係者によると、生徒は入寮して数日後の3月下旬、寮の食堂で、夕飯用として決められた1人当たりのご飯800グラムを器につぎ分けていたところ、2年生部員の1人からいきなり「調子に乗るな」と言われ、後頭部や背中を殴られた。さらに「殺すぞ」とも罵倒された。 この暴行などをきっかけに生徒は帰省。保護者が署に被害届を出し、4月5日付で受理された。署は任意で調べているという。 秀岳館高によると、サッカー部から事実関係の報告を受け、殴った部員を自宅謹慎にしている。 生徒はスポーツ推薦で入学予定だったが、入学式前の4月4日
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