3月26日から4月29日までの35日間、サッカーコート10面を有する複合型宿泊施設「Jヴィレッジ」は、Jクラブに合流する外国籍選手の隔離施設「Jリーグバブル」として稼働した。この期間に16カ国から45人の選手が入居し、外部との接触を断たれたバブル空間で、2週間の待機期間を過ごした。 滞在期間中は4度のPCR検査(3日目、7日目、10日目、14日目)と毎日の抗原検査が義務づけられ、全ての検査で全員が陰性だった。選手は3日目のPCR検査で陰性を確認後、ようやくグラウンドでの練習が許可された。他者との接触を避けるため、認められたのは個人トレーニングのみ。グラウンドを4分割したスペースに自ら練習用具を持ち込み、時間も1時間と限定された。 バブル内には3人のスタッフが常駐し、バブル外にものべ11人のスタッフが滞在した。バブル内に常駐したJリーグ・クラブライセンス事務局の村山勉さん、バブル外に滞在した