米国防総省は7日、イラクの首都バグダッドでドローン(無人機)攻撃を実施し、イランが支援する武装組織の司令官を殺害したと発表した。
米主導の有志連合軍が駐留する、イラク西部アサド軍事基地(2021年7月8日撮影、資料写真)。(c)Ayman HENNA / AFP 【1月24日 AFP】 ロイド・オースティン(Lloyd Austin)米国防長官は、米軍が24日朝、イラク国内の親イラン武装勢力に対し空爆を行ったと明らかにした。イラク当局によると、この攻撃により2人が死亡したという。 数日前には、イラク西部に駐屯している米軍部隊が、弾道ミサイルやロケット弾を用いた攻撃を受けていた。これについて米国防総省は、イランが支援する武装勢力の犯行だと非難した。 イラク側の情報筋によると、米軍が攻撃したのは、首都バグダッド南方のジュルフアルサクル(Jurf al-Sakhr)とシリア国境に面したアルカイム(Al-Qaim)にある、親イラン民兵組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ、Hezbollah Brigades)」の施設。 イラ
米ホワイトハウスでイラクのムスタファ・カディミ首相(左)と会談したジョー・バイデン大統領(2021年7月26日撮影)。(c)SAUL LOEB / AFP 【7月27日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は26日、ホワイトハウス(White House)でイラクのムスタファ・カディミ(Mustafa al-Kadhemi)首相と会談した。バイデン氏は会談の冒頭、両国関係は「新たな段階」に入ったと宣言し、イラクでの米軍の戦闘任務を年内に終了すると表明した。 バイデン氏は、安全保障面でのイラクとの協力を約束。今後も訓練などを通じてイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いを支援していくとした上で、「だが年末には戦闘任務を終了する」と明言した。 バイデン政権は現在、米軍が20年にわたり駐留するアフガニスタンからの撤退も進めている。同国では旧支配勢力タリバン(Taliba
【ワシントン=今井隆】カーター米国防長官は17日、下院軍事委員会の公聴会で、イスラム過激派組織「イスラム国」掃討作戦に関連し、今秋までにイラク軍の兵士2万4000人を訓練する計画に対し、現時点では9000人にとどまっていることを明らかにした。 現状では計画が大幅に遅れていることについて「イラクでは訓練を受ける人が不足している」と説明し、イラク政府に対し「さらなる取り組み」を要求した。 カーター氏は、西部アンバル県の県都ラマディが5月に制圧されたことについて、「深く失望した。イラク軍の能力と士気を高める重要性を浮き彫りにした」と語った。米軍はアンバル県のタカドム基地に拠点を設置し、スンニ派民兵を積極的に勧誘し、強化を進める方針だ。
バグダッド(CNN) 米国防総省によると、米軍は7日、イラク西部にある同国第2のダムの周辺で、過激派組織「イスラム国(IS)」の拠点などを空爆した。 同省のカービー報道官によれば、空爆はイラク側の要請により、ユーフラテス川のハディサ・ダム周辺で実施された。戦闘機や爆撃機による4回の空爆で、ISの車両や検問所を破壊したという。 地元アンバル州当局の幹部はCNNに、イラク軍がダムの西方約10キロの町バルワナをISから奪還するため、米軍の援護を受けて地上戦を仕掛けたと述べた。 ハディサ・ダムはイラク西部と南部の広い地域に水を供給している。ダムを管理するイラク治安部隊とイスラム教スンニ派のアラブ系部族に対し、ISが何度も攻撃を繰り返してきた。 同幹部によれば、ISはバルワナから迫撃砲などを撃ち込んでいた。ダムに命中すれば州全体が洪水に見舞われかねない。カービー報道官は、ダムがISの手に渡った場合、
(CNN) イスラム教スンニ派過激派組織「イスラム国(旧イラク・シリア・イスラム国=ISIS)」が、2012年にシリアで行方不明になっていた米国人ジャーナリスト、ジェームズ・フォーリーさんの首をはねて殺害する映像を、動画共有サイトのユーチューブに掲載した。 この映像には別の米国人ジャーナリストについても、オバマ大統領がイラクでの軍事作戦を中止するかどうかに生命がかかっていると脅迫する内容が含まれていた。 映像の中でフォーリーさんは地面の上にひざまずいた姿で「真の殺人者」は米国だとする声明を読み上げさせられ、「もっと時間が欲しかった。解放されてもう一度家族に会いたかった」と言った後に、首をはねられた。 米国家安全保障会議(NSC)広報はこの映像について真偽を確認中だとしたうえで、「もし本当だとすれば、罪のない米国人ジャーナリストの惨殺に身の毛がよだつ」と述べた。 フリーランスジャーナリストの
(CNN) オバマ米大統領は7日、イラクで米国人を守るために標的を絞った空爆を承認したと発表した。 オバマ大統領は、「国民を守るためにできる限りのことをする。同盟国が危機にさらされれば支援する」と強調。イラクで市民を守るために戦っている部隊を支援する目的で、標的を絞った空爆を承認したと表明した。 イラク情勢については「我々に大量虐殺を阻止できる能力がある限り、米国が見て見ぬふりをすることはできない」とした。 これに先立ち米国防当局者は同日、イラク北部でイスラム過激派組織の侵攻を受けて避難した住民を支援するため、食料や水を空から投下する作戦を実施したと明らかにした。 国防当局者によると、この作戦は米中央軍の指揮下で実施された。米軍機は人道物資を投下した後、直ちに同地の空域から脱出したという。 イラク北部ではイスラム過激派組織「イスラム国」の侵攻を受けて少数民族ヤジディの住民が山間部に逃れ、食
6月30日、米国防総省は、イラクへ約300人を追加派遣するとともに、ヘリコプターや無人航空機も投入する方針を明らかにした。イラク中西部ラマディで17日撮影(2014年 ロイター/Osama Al-dulaimi) [ワシントン 30日 ロイター] - 米国防総省は30日、イラクへ約300人を追加派遣するとともに、ヘリコプターや無人航空機も投入する方針を明らかにした。国防総省のカービー報道官によると、約200人が29日にイラクに到着しており、今後、米大使館やその関連施設、バグダッド国際空港の治安強化にあたる。
ワシントン(CNN) オバマ米大統領は18日、イラクへの軍事介入の可能性を巡ってホワイトハウスで議会指導部と協議し、決断に際して状況は報告するが、改めて議会の承認を得る必要はないとの認識を示した。 一方、米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は同日、上院小委員会で、イラク政府から空爆の要請を受けたことを明らかにした。 ホワイトハウスの発表によると、オバマ大統領はこの日の協議で、イラク治安部隊の戦力強化に向けた米国の取り組みについて説明した。この中には治安支援の強化も含まれる。 協議に出席した共和党のマコネル上院院内総務は、「大統領は今後の対応について、我々の承認を得る必要はないと考えているようだ」と語った。 民主党のペロシ下院院内総務は、2001年と03年のイラクへの軍事介入を承認した議会決議は今も有効だとの見方を示している。 これに先立ちカーニー米大統領報道官は、「米軍の戦闘部隊を
[16日 ロイター] - イラクは米国による国造りの大胆な実験だったが、結果的に大失敗となった。米国が9年にわたるイラク戦争で成し遂げたものが消滅する様子を目の当たりにし、われわれはそのことを理解しつつある。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く