フィリピン・マニラの国際空港ターミナル3で待つ利用者(2023年1月1日撮影)。(c)KEVIN TRISTAN ESPIRITU / AFP 【1月2日 AFP】フィリピンの首都マニラの空港で1日、電源が落ちたため管制システムの稼働が一時停止し、360便以上の離発着便が欠航や遅延、行き先の変更を余儀なくされた。約5万6000人の利用客が影響を受けた。 管制システムの障害は同日午前に発生。当初、原因は明らかにされていなかったが、ハイメ・バウティスタ(Jaime Bautista)運輸相は、管制センターの電源が落ちたため通信・レーダーシステムが稼働を停止したと発表。機器に不具合が起き、電圧が急激に上昇したことも一因と説明した。 午後4時までに一部復旧し、運航は徐々に再開されたが、クリスマスや新年の休暇から戻るため航空便を利用する人も多く、大きな影響が出た。(c)AFP
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