サッカー・日本代表合宿(9日、新潟市内)FW岡崎は思い出のスタジアムで汗を流し、しみじみと語った。 「感慨深い。このピッチで世界が変わった」 新潟で行われた2008年10月9日のUAE戦で代表デビュー。日本代表では2大会連続でW杯に出場するなど飛躍。今季はここまで、ブンデスリーガ単独トップの5ゴールをマークする。 史上3人目の代表通算40得点に王手をかけている。ジャマイカ戦で決めればデビューから2192日の最速40号。55得点のFW三浦知良(2447日)と、日本歴代1位の75得点を誇る釜本邦茂(3053日)を超える。「自分が積み重ねるのはゴールなので、狙っていかいないと」。新潟での達成を誓った。
9月11日に開催されたJFA(日本サッカー協会)理事会において、日本代表の強化責任者である技術委員長が原博実氏から霜田正浩氏に交代することが正式に決まった。原氏はこれまで兼任だった専務理事に専念することとなるが、まずは「お疲れ様でした」と申し上げたい。原氏が技術委員長となったのは、2009年2月のこと。以来、10年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を戦った岡田武史監督を手厚くサポートし、続くアルベルト・ザッケローニ監督、そしてハビエル・アギーレ監督の招へいでは強力なリーダーシップを発揮した。 原氏が技術委員長であった5年と7カ月は、日本サッカー界にとっても何かと振幅の激しい時代であった。そんな中、原氏が果たした一番の功績を挙げるならば、日本サッカーの目指すべき方向性を「パスを主体とした攻撃サッカー」と見定め、その方向性に合致した指導者を技術委員会主導で交渉に当たったことである(かつてはJ
サッカーJ1はワールドカップ(W杯)ブラジル大会開催に伴う中断明けから1カ月が経過した。リーグと各クラブが気をもんでいたのが、1次リーグ敗退に終わったW杯の反動による観客動員の落ち込み。だが、天候に十分恵まれなかったにもかかわらず、ここまでの減少幅は過去2大会後に比べて小さく、健闘をみせている。(奥村信哉) Jリーグによると、W杯イヤーは代表メンバー決定までメディア露出が特に多く、動員増につながる一方、大会後は下落する傾向にある。W杯後6節のJ1の1試合平均動員数をみると、日本が1次リーグで敗退した2006年は大会前の1万8840人から1万7423人と7.5%減。16強入りを果たした10年も1万9332人から5.8%減の1万8208人と低下した。 ところが、今季は1万7397人から1万6825人と3.3%と微減にとどまった。しかも06、10年はW杯後の6節に雨天がなかったのに対し、今年は8
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_darkgreenCOLUMN ブラジルで体験した、アウェイの気持ち。そして日本代表に、今必要なこと 「ブラジルW杯総括」 今回ブラジルに行ってみて、普段中継で行くのとは全然違い、「中継をしているとこんなにも見えないことがあるんだ」と、とても勉強になりました。 メディアは入口も違うし、中継席に入ると安全で、隔離される。今回は、普通のところから入場しているから、メディアの人たちとも会わないし、凄く長い列の中をがちゃがちゃ行って、いろんな国の人と遊びながら向かいましたよ。飲んだり食べたりしながらね。会場に入れば、いろんな歌が聞こえてくる。いつもはヘッドセットを付けているから、生声では聞けません。なるほどこんな歌を歌っていたんだな、コロンビアのチャントは5つなんだな、チリは3つだな、とか。放送席にいては絶対に分からないことを見られて、聞けて、とても勉強になりました。 実際見たW杯は、本当にレベ
ザックが果たせなかった夢をロシアの地で ザックジャパンの4年間 最終回・監督編 2014/7/16 12:00配信 宇都宮徹壱/スポーツナビ 写真を拡大 日本代表振り返り企画の最終回は「監督」について。ザッケローニ体制の4年間はどんな時代だったのか【写真:ロイター/アフロ】 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会はドイツがアルゼンチンを延長戦の末に1−0で破り、1990年以来となる4度目の優勝で幕を閉じた。 今回スポーツナビでは、アルベルト・ザッケローニ監督と歩んできた日本代表の4年間を振り返り、ザックが日本にもたらしたものは何だったのかを論じる。最終回のテーマは「監督」について。 2010年の南アフリカW杯終了後、原博実技術委員長を中心に監督人事が行われ、選ばれたのがザッケローニだった。イタリアの名門クラブを渡り歩き、数々の実績を残し、初めてのナショナルチームとして選んだのが、日本代表で
2010年の南アフリカW杯で、メキシコを率いてGLを突破したハビエル・アギーレ。彼の手腕に期待するのもさることながら、日本サッカーの進化のために協会ができることはまだまだあるはずだ。 次期日本代表監督がハビエル・アギーレに決まったかのような報道が連日続いている。 4年前の南アフリカW杯後にホセ・ペケルマン(現コロンビア代表監督)、エルネスト・バルベルデ(現アスレティック・ビルバオ監督)ら様々な候補者の名前がメディアに飛び交った時、アギーレもその中で名前が挙がっていた。だが今回は見事なまでに(?)、報道がアギーレで一本化されている。 年俸150万ユーロ、180万ユーロなどとオファーが具体的に示されているほか、馴染みのフィジカルコーチが入閣するだの、アギーレの妻も日本行きを楽しみにしているだの、日本サッカー協会がアギーレのアの字も出していないのに、国内外の報道が先行している。リオ五輪代表の「総
ザッケローニに率いられた4年間の冒険は、W杯のGL敗退で終わりを告げた。次期監督の人選でもパスサッカーの継続が条件としてあがっているが、「日本のサッカー」とは何なのかについて今こそ議論が必要だ。 日本代表がブラジルから帰国して4日後の7月1日、日本サッカー協会の原博実専務理事兼技術委員長は記者を前に、W杯での日本の戦いを総括した。その中で、気になる一言があった。 「この4年間は、自分たちでボールを動かして相手を崩していくサッカーをやっていこうとしていた。決して間違った方向性だったわけではなかったが、世界の舞台ではもう少しいろんな展開に応じた戦い方が必要だった。 W杯のほかの試合を見ていても、やりたいサッカーがあっても割り切った戦い方をしている国もあった。日本は自分たちのサッカーにこだわったけど、それもやりきれなかった。力がなかった。ある時間帯では、南アフリカ大会のような守る戦い方も必要だっ
強化の足かせだった「アジアのカレンダー」 ザックジャパンの4年間 第2回・強化編 2014/7/10 11:55配信 飯尾篤史/スポーツナビ ザッケローニ監督と歩んだ4年間を「強化」という視点から振り返ってみる【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 6月12日(現地時間。以下同)に始まったワールドカップ(W杯)ブラジル大会もいよいよ佳境。決勝のカードはドイツ対アルゼンチンの対決と決まった。 今回スポーツナビでは、ザッケローニ監督と歩んできた日本代表の4年間を振り返り、ザックが日本にもたらしたものは何だったのかを論じる。第2回のテーマは日本代表の「強化」について。 2011年のアジアカップ優勝、その後はW杯アジア3次予選、最終予選を戦い抜き、開催国を除く国としては世界最速の本大会出場を決めた。一方、震災の影響でコパ・アメリカを不参加、昨年のコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)では
「日本らしいサッカー」は1つではない ザックジャパンの4年間 第1回・戦術編 2014/7/09 17:20配信 清水英斗/スポーツナビ 写真を拡大 W杯本大会を1分2敗で終えた日本代表。ザッケローニ監督の4年間を振り返ってみる【写真:YUTAKA/アフロスポーツ】 6月12日(現地時間。以下同)に始まったワールドカップ(W杯)ブラジル大会。7月5日の準々決勝を終えて4強が出そろい、いよいよ大会は佳境を迎えつつある。 一方、日本代表はグループリーグ3試合を1分2敗で終え、早々と大会を去った。すでに監督、選手たちは帰国し、次のステップへと歩み始めている。また、退任を発表したアルベルト・ザッケローニ監督の後任についてもさまざまな報道がなされ、早くも『新生・日本代表』について語られることになりそうだ。 今回スポーツナビでは、ザッケローニ監督と歩んできた日本代表の4年間を振り返り、日本サッカー
2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)も佳境に突入している。ホスト国・ブラジルや優勝候補に挙げられるドイツなどがベスト8進出を果たし、タイトルの行方が見えつつある。 そんな中、1分け2敗の勝ち点1でグループC最下位に終わった日本代表は、4年後のロシア大会に向けて早くも動き出している。4年前の2010年南アフリカW杯の後、後任の日本代表監督の人選が遅れた反省を踏まえたのか、元メキシコ代表指揮官のハビエル・アギーレ監督にアルベルト・ザッケローニ監督の後任を託すべく、日本サッカー協会が水面下で動いていることが発覚。間もなく正式契約に至ると多くのメディアが報じている。さらにはコーチングスタッフの具体的な名前まで出ており、事態は急ピッチで先へ先へと進みつつあるようだ。 2015年1月には2連覇の懸かるアジアカップ(オーストラリア)も開催されるため、次の体制にスムーズに移行できることは確かにメリッ
ポスト・ザックが大人気! サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)の後任候補として各国の有名監督から売り込みが相次いでいることが24日、分かった。日本協会幹部が明かした。すでにザッケローニ監督はブラジルW杯限りの退任で日本協会と合意。次期監督の選定作業も水面下で始まり、元メキシコ代表監督のハビエル・アギレ氏(55)が最有力候補に挙がっている。(サンケイスポーツ) 日本代表・ザッケローニ監督は今大会限りで任期満了となり、ブラジルW杯限りで退任。その後任に売り込みが殺到していることが分かった。 「南ア(2010年南アフリカW杯)後とは全く違う。前回はリストアップ作業にも苦労したが」と明かした日本協会幹部によると、売り込みが相次いでいる理由は、この数年間の日本代表の実績だ。 5大会連続で本大会に出場。02年日韓大会のトルシエ監督以降は解任劇がなく、長期的視野に立つ協会の姿勢は有名監
対するコロンビアはすでに決勝トーナメント進出を決めているため、第2戦のコートジボワール戦からメンバーを8人も入れ替えた。同じメンバーはGKオスピナ、左サイドバックのアルメロ、右サイドでプレーするクアドラドの3人だけだった。 この最終戦を迎える前から今回の日本は2006年のドイツワールドカップ(W杯)を彷彿させるとする声も聞かれたが、終わってみれば、当時の日本が最終戦のブラジルに負けた時と同じ1-4での敗戦となった。異なる点があるとすれば、当時のブラジルがカカ、ロナウジーニョ、ロナウド、ロビーニョらベストメンバーだったのに対し、今回のコロンビアが控え組だったということだ。 勝つことが1次リーグ突破の絶対条件だったこの試合で、日本は何ができて何ができなかったのだろうか。そして、何をすべきだったのだろう。 最初のイラストを見てほしい。これは試合を通じてのプレーエリアとポゼッション率を示したものだ
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