ドローン(無人機)によって、ウクライナでの戦争は激化してきた。そして、ウクライナではドローンが主戦力となる戦場が増えている。
(CNN) イスラエルの商都テルアビブで19日発生したドローン(無人機)攻撃で、イエメンの反政府武装勢力「フーシ」が20日までに関与を認めた。パレスチナ自治区ガザに対するイスラエルの侵略への対抗措置とした。 親イランのフーシの報道担当者は、攻撃には「敵の迎撃網を回避し得る」新たなドローンを投入したと主張した。フーシによるテルアビブへのドローン攻撃は初めて。1人が死亡し、少なくとも10人が負傷する被害が出た。 イスラエル軍のハガリ報道官はテレビ放送された会見で、使われたドローンはイラン製の「サマド3」型で、航続距離を伸ばす改良が加えられ、イエメンから発射されたと説明。 2機目のドローンはイスラエル東方の領土外で撃墜したともつけ加えた。イスラエル軍当局者によると、テルアビブに着弾したドローンについては防空網が飛来を探知したものの、「人為的なミス」が起きて迎撃できなかったとした。アパートの建物に
米海兵隊が提供した「スイッチブレード300」の写真/Cpl. Alexis Moradian/U.S. Marine Corps/AP (CNN) 米国防総省の国防安全保障協力庁(DSCA)は18日、台湾に小型の武装ドローン(無人機)計1000機以上を売却することを承認したと発表した。 DSCAによると、台湾には自爆型ドローンの「スイッチブレード」720機と付属システムが6020万ドル(約95億円)、「アルティウス600M」291機と付属部品が3億ドルで売却される。 米国内法の台湾関係法に基づく措置だが、武器売却はこれまで中国政府の反発を招いてきた。 スイッチブレードはさまざまな場所から2分以内で発進させることができ、20分間で30キロの距離まで航続可能。製造元の米エアロバイロンメントによると、ウクライナでロシアへの防衛に力を発揮してきた。 米アンドゥリル製のアルティウス600Mも陸、空、
ウクライナ・オデーサ近郊(CNN) 命中したのはジェットスキーで駆動する水上ドローン6機のみ。これでロシアの誘導ミサイル艦を撃沈した。この攻撃にかかわったウクライナ軍特殊部隊の隊員が、希少なインタビューに応じて明らかにした。 ウクライナ国防省情報総局は今月1日、ロシアの小型艦「イワノベッツ」がクリミア半島の黒海に面した入り江でドローンに攻撃され、船体を損傷して沈没したと説明していた。 この攻撃にかかわったドローン操縦士の1人がCNNに語ったところによると、攻撃には「MAGURA」ドローン10機を使い、うち6機が命中してロシア軍艦を撃沈した。 MAGURAはジェットスキーで駆動するドローンで、全長わずか数メートル。だが航続距離は約800キロと長く、ウクライナの海岸線の広大な範囲からクリミア半島の標的に対する作戦を実行できる。 取材に応じたのはコールサインで「13」と呼ばれるドローン操縦士で、
2022年12月に閣議決定の「防衛力整備計画」で陸上自衛隊の攻撃ヘリと観測ヘリを用途廃止し、無人機に置き換える方針が打ち出されました。この変化は、日本の航空機産業にも変革を求めるかもしれません。 そもそも「機数が足らなかった」? 陸上自衛隊の攻撃ヘリと観測ヘリは、2022年12月に閣議決定された「防衛力整備計画」により、これから用途廃止が進みます。役目を無人機に譲るこの変化は、日本の航空機産業にも変革を求めるかもしれません。 「防衛力整備計画」ではOH-1「ニンジャ」とともに、対戦車(AH-1S「コブラ」)、戦闘ヘリコプター(AH-64D「アパッチ・ロングボウ」)を用途廃止するという趣旨の記載があります。 AH-1「コブラ」はベトナム戦争をきっかけに登場し、攻撃ヘリの有効性を示しました。日本はライセンス生産も合わせて90機をそろえ今も現役です。AH-64D「アパッチ・ロングボウ」はAH-1
(CNN) イランとロシアが、攻撃用ドローン(無人機)のロシア国内での製造開始で合意したことがわかった。イランの兵器開発プログラムを注視している国からの新たな諜報(ちょうほう)の評価で明らかになった。 今回の評価に詳しい情報筋によれば、イランは、今月初めに合意した後、ドローンの設計図と部品のロシアへの搬送を開始している。 米当局者によれば、ロシアはイランから数百機のドローンを受け取っており、イラン製ドローンによってウクライナで死者が出ている。 イラン政府は今月に入り、ロシアに一定数のドローンを送ったことを初めて認めた。ドローンを送ったのはウクライナ侵攻が始まる数カ月前としている。 情報筋によれば、ロシアの目標はイランの部品と設計図を使って数千機の新しいドローンを製造すること。 情報筋によれば、もし両国が今回の計画を本格的に推進すれば、数カ月内に生産が始まり、来年にもロシアがドローンをウクラ
セルビア南部ラスカ近郊で装甲車と共に警戒に当たるセルビア兵(2021年9月27日撮影、資料写真)。(c)Irfan LICINA / AFP 【11月3日 AFP】セルビア国防省は2日、南西部のコソボとの国境付近の軍事施設周辺を飛行していた民生用ドローンを電波妨害装置で破壊したと発表した。 同省はドローンについて、コソボとの国境にあるコパオニク(Kopaonik)山から軍事施設に向かって飛んでいたと説明。「民生用」と断定する一方、製造元には言及しなかった。 同省は、コソボとの国境の飛行禁止区域を飛行するドローンを今後も撃墜し続けるとしている。 コソボが国内の少数派のセルビア系住民を対象に、自動車のナンバープレートをコソボのものに段階的に付け替えるよう求めると発表したのを受け、セルビア、コソボ両国間で緊張が高まっている。(c)AFP
ウクライナ・ヘルソン州の州境近くをパトロールするウクライナ軍兵士/Metkin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images (CNN) 英国防省は24日、イラン製ドローン(無人機)を使ったロシア軍の攻撃を撃退するウクライナの試みが「徐々に成功」しているとの最新の分析結果を公表した。 同省によると、ロシアはウクライナ各地でイラン製ドローン「シャヘド136」の使用を続けているが、ウクライナ側が徐々にその撃退に成功してきているという。 同省は「ウクライナのゼレンスキー大統領を含む公的な情報源は、攻撃の最大85%が迎撃されていると主張している」と言及。次第に効果的になっているウクライナの防空機能を突破しようと、ロシア側が大量のドローンを消費している可能性があるとの見方を示した。 また無人機は「在庫が不足しつつあるロシア製長距離精密兵器の代替として利用されている可能性がある」
ノルウェー・ベルゲンの空港の管制塔(2022年10月19日撮影)。(c)Marit Hommedal / NTB / AFP 【10月20日 AFP】ノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ(Jonas Gahr Store)首相は19日、国内で最近頻発しているドローンの無許可飛行について、「外国の情報機関」が関与しており「容認できない」と述べ、ロシアを間接的に非難した。 ノルウェー警察は同日、元ロシア鉄道(Russian Railway)社長でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の盟友とされるウラジーミル・ヤクーニン(Vladimir Yakunin)氏の息子を、戦略上重要な北極圏のスバルバル(Svalbard)諸島で違法にドローンを飛ばした容疑で逮捕したと発表していた。 アンドレイ・ヤクーニン(Andrei Yakunin)容疑者(47)は、ノルウェー北部ハンメル
破壊されたドローン(無人機)を調べる警官=6日、ウクライナ・ハルキウ州/Vyacheslav Madiyevskyy/Reuters (CNN) イランのアブドラヒアン外相は14日、同国がロシアに対し、ウクライナ侵攻で使用するドローンなどの武器を提供しているとの情報を否定した。ポルトガルのクラビーニョ外相との電話会談で語った。 イラン当局が発表した会談の記録によると、アブドラヒアン氏はこの中で、ウクライナ侵攻への武器提供は「これまでも、今後もない」と改めて強調。紛争当事者に武器を提供すれば戦争を長引かせることになると指摘し、「ウクライナでもアフガニスタンでも、シリア、イエメンでも、戦争が正しいやり方だとは考えていない」との立場を示した。 ポルトガル当局によると、クラビーニョ氏は会談で、ロシア軍が最近、ウクライナでイラン製ドローンを使っている証拠があるとの報道に懸念を表明し、イラン当局はロシ
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><div class=\"naka6-banner\" style=\"margin:0 0 15px;\">\n<p style=\"display:block;margin:0 auto;\"><a href=\"https://www.asahi.com/special/bucha/?iref=kiji_bottom_banner\" style=\"display:block;\"><img src=\"https://www.asahicom.jp/special/bucha/images/banner/bucha-tokusyubanner_660x100.jpg\" alt=\"ウクライナ侵攻
ガス採掘の海洋プラットフォーム(2008年5月15日撮影、資料写真)。(c)DANIEL SANNUM LAUTEN / AFP 【10月5日 AFP】デンマーク警察は4日、北海(North Sea)ガス田の近くをドローンが無許可で飛行していたとの通報を受けたと明らかにした。 ドローンの無許可飛行は、ノルウェー沖でも確認されていた。1週間前には、ロシアからバルト海(Baltic Sea)経由で欧州に天然ガスを輸送する海底パイプライン「ノルドストリーム(Nord Stream)」で、破壊工作とみられる爆発が起きている。 デンマーク警察はAFPに対し、「週末に北海でドローンを目撃したとの報告が複数件あった」と述べた。 業界誌「デーニッシュ・オフショア・インダストリー(Danish Offshore Industry)」によると、ドローンは、デンマーク西岸沖200キロの地点にある、仏エネルギー会
国際テロ組織アルカイダの指導者アイマン・ザワヒリ容疑者。米テロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループが公開した動画より(2009年10月4日提供)。(c)SITE INTELLIGENCE GROUP / AFP 【8月2日 AFP】米国はアフガニスタンで国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の指導者アイマン・ザワヒリ(Ayman al-Zawahiri)容疑者を2発のミサイルで殺害した。だが、現場に爆発の形跡がなく、他に犠牲者は出ていないと発表されていることから、弾頭(弾薬)の代わりに6枚の刃を備えたミサイル「ヘルファイア(Hellfire)R9X」が使用されたとみられている。 R9Xは「忍者爆弾」とも呼ばれ、展開した刃で標的を切り裂き、爆発はしない。 R9Xは2017年3月、シリアを車で移動中だった国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)幹部のアブ・カイル・マスリ(Abu
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く