[チャールストン(米サウスカロライナ州)/シェリダン(米オレゴン州) 21日 ロイター] - 米本土の広い範囲で21日、太陽が月と重なって見えなくなる皆既日食が起き、トランプ大統領を含め多くの市民が各地で観察の時を過ごした。 米本土で皆既日食が観測されるのは1979年以来で、皆既日食が大陸を西海岸から東海岸に横断するのは1918年以来99年ぶりとなった。この機会に、恋人にプロポーズする人や親族で集まる人、仕事を休んで観察する人などがいたという。 トランプ大統領もホワイトハウスのバルコニーから観察したが、一瞬保護メガネなしで見ようとしたため、側近に注意される場面もあった。 今回の日食は、テレビやインターネットを含め、歴史上最も多くの人が観察するとみられていた。 皆既日食が観測された地帯は、幅113キロ、総延長距離4000キロに達し、この地域の人口は1200万人。このほか、ルートを移動する観察