新作アニメ「うる星やつら」で描かれるラム(手前右)ら主要キャラクター ©高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会ラムちゃんと諸星あたるが、令和の世に帰ってくる―。36年ぶりの新作テレビアニメ「うる星やつら」が13日、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」(木曜深夜0時55分)などで始まる。通例3カ月のところをまず半年放送し、計1年の放送も決定、制作陣の力の入れ具合が伝わる。尾崎紀子チーフプロデューサーは「制作スタッフは実力派で、キャストもオールスター。全員が主役級の大河ドラマをイメージしています」と話す。 「ジョジョ」制作陣同作は、女性にただならぬ情熱を燃やす高校生・あたると、彼を「ダーリン」と呼びいちずに追いかける宇宙人ヒロイン・ラムの2人を中心に、街中で大騒動を繰り広げるSFラブコメディー。原作は高橋留美子さんの漫画で、初代アニメは昭和56~61年にフジテレビなどで放送され