8月25日、全身麻酔による手術を受けた女性に対して「手術後の診察」と称してわいせつな行為をした疑いで男性外科医が逮捕される事件が発生したのだが(東京新聞)、これに対し「手術後のせん妄」(幻覚や錯覚)ではないか、との指摘が出ている。 事件の現場となった柳原病院側も見解を出しているが、女性の供述は「全身麻酔による手術後35分以内のことであり、その内容は、手術前の恐怖や不安と全身麻酔で行った手術後せん妄状態での幻覚や錯覚が織り交ざったものと確信する」としている。 日テレNEWS24によると、逮捕された医師が『女性患者の胸のしこりの摘出手術後に「傷口を確認する」などと診察を装って女性の胸をなめたり、胸を見ながら自慰行為をするなどわいせつな行為』をしたと報じられている。いっぽう病院側の主張では、女性は「満床在室の4人部屋におり、術後の経過観察に看護師が頻回に訪床する病床にいた。多くの目がある環境の中