徳島県教育委員会は4日、「GIGAスクール構想」の一環として徳島県立高および中等教育学校の生徒に配布されたタブレット端末に関して、2021年度に使用が始まった1万6500台のうち、約17%にあたる2859台が2023年4月から9月までに故障したと発表した(産経新聞)。 主に端末のバッテリーが膨張したことが故障原因で、厳しい夏の暑さが影響したものとみられている。これらの端末は中国メーカー製で、特に7月以降にバッテリーの膨張による故障台数が増加したという。県教育委員会は端末を本来5年ごとに更新する予定だったが、想定外の故障数増加に対処できず、修理や代替機の提供が追いついていないとしている。県教育委員会はこの問題を重要視し、速やかに対策を検討していると述べている。