12月の大きな出来事といえば、なんといっても衆議院議員選挙である。自民党が294議席を獲得し圧勝、政権与党に返り咲いた。その一方で、投票率は59.32%、戦後最低を下回る数字らしい。 衆議院総選挙、投票率は戦後最低:THE WALL STREET JOURNAL これは、自民党を政権の座から追いやり、民主党政権を誕生させることになった2009年の総選挙の投票率69%を大きく下回っている。 59.32%という投票率は、先日の米大統領選挙の推定投票率とはさほど変わらないが、日本の選挙としては非常に悪い。共同通信によると、これまで戦後最低の投票率は1996年の59.6%だったが、今回はそれを下回っている。 天気は良かった。特に東京は都知事選挙とも重なり、投票率は高かったはずだ。それが戦後最低の投票率である。これが何を意味しているかは簡単に分かる。 民主党が政権を取った年の総括にこんなことを書いた
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