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2021年6月22日のブックマーク (4件)

  • 発表「駄作を愛でる/傑作を呪う」|応用哲学会年次大会あとがき - obakeweb

    2021年5月22日㈯の応用哲学会年次大会で発表してきました。発表スライドは以下です。 「駄作を愛でる/傑作を呪う」という題目で、分析美学の「批評の哲学」にカテゴライズされるだろう内容になっています。"だろう"というのは、実際にカテゴライズされるかどうかは私の一存では決まらない、という主張を発表内でしているためです。 アブスト付きのフライヤーは以下。 簡単に各パートの結論だけ紹介すると、 批評的理由づけの基準としては、カテゴリー相対的な弱い一般的基準が有望である。 逆張りにはいろいろある。とりわけ注目するべきは、色眼鏡な逆張りによるカテゴリー選択。 作品にとっての「正しいカテゴリー」は、価値最大化を目指す制度の産物である。 制度に逆らうだけの逆張りは不適切だが、真剣な逆張りには制度を改善するという意義もある。 といったことを論じました。 当初は「逆張りという批評的行為の内実を明らかにする」

    発表「駄作を愛でる/傑作を呪う」|応用哲学会年次大会あとがき - obakeweb
  • タイの寺院で貰える寺院ステッカーに想いを馳せる

    2018年にタイのバンコクとチェンマイを旅行した。その旅行中、訪れた寺院で「ステッカーが欲しい」と住職に伝えるとステッカーをお恵みいただけるという旅の裏技を見つけたのだが、それから3年経った今あの時のステッカーの存在を思い出し眺めてみたものの、どこで何をもらったのか全く覚えていないことに気がついた。 旅で集めたステッカー。喜んで集めていたこと以外何も思い出せない。 私は基旅先では現地で目にした光景を新鮮に感じたいと思い情報を調べないようにしていた。 「旅を確認作業にしたくないから、下調べはしない」これは片桐はいりが言っていた言葉なのだがその言葉に「そういうことなんだよな」と得意げな気持ちになっていたのだが、3年経ってまるで何も覚えていないのはきっといきあたりばったりで寺に行ったせいだと思う。 唯一下調べをして行ったタイの歯医者でのことは今でもよく覚えている。(こちらもよかったらどうぞ→さ

    タイの寺院で貰える寺院ステッカーに想いを馳せる
  • エル=モフタール, グラッドストーン “こうしてあなたたちは時間戦争に負ける” - three million cheers.

    “This Is How You Lose the Time War” 2019 Amal El-Mohtar, Max Gladstone ISBN:4153350532 こうしてあなたたちは時間戦争に負ける (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者:アマル・エル=モータル,マックス・グラッドストン早川書房Amazon はるかな未来、人類の子孫はふたつの勢力に分かれ、互いの消滅を目指して長い戦争を続けている。 ふたつの勢力〈エージェンシー〉と〈ガーデン〉はどちらも現在の人類から相当に進化した者たちだが、決定的に異なる技術・社会・思考様式を持っている。簡単に言えば〈エージェンシー〉はメカニカル、〈ガーデン〉はオーガニックといったところ。『翠星のガルガンティア』での「コンチネンタル・ユニオン」と「イボルバー」の対立構図ぐらいの相容れなさがある。 しかし彼らには共通点もある。それはどちらも時間跳

    エル=モフタール, グラッドストーン “こうしてあなたたちは時間戦争に負ける” - three million cheers.
    murashit
    murashit 2021/06/22
  • 花山薫からアベンガネへ関連 - 漫画皇国

    花山薫は、刃牙シリーズに登場する男で、彼は格闘家のトーナメントに出場したりもしますが、格闘家ではありません。強いヤクザです。とても強いヤクザです。花山薫は強くなるためのトレーニングもしていません。ただ強い男です。天性の体格と握力、そして精神力が異常なために強い男です。花山薫は、強くあろうとはしますが、そのために自身を鍛えることを否定しています。 「花の慶次」に「虎はなにゆえ強いと思う? もともと強いからよ」という言葉があります。弱い人間は修行をし、鍛えなければ強くなれませんが、強いものは最初からただ強くあることができます。花山薫もまた、そのような男です。 昔、学校の後輩の恋愛相談を受けたときに、彼は「好きな子がいるけれど、その子に好かれるための行動をすることは違う気がする」と言っていました。好かれるために自分を変えることは、無理をしているということなので、そんなことをせず、自分がありのまま

    花山薫からアベンガネへ関連 - 漫画皇国