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2022年2月1日のブックマーク (2件)

  • The great gig in the sky

    エルヴェ・ル・テリエ『異状』 2020年度ゴンクール賞 「降って湧いたような話」という日語表現がある。これは空からとんでもないものが降ってくるのと地面からとんでもないものが噴き出るのが同時に起こるほどの予期不能な大カタストロフィーの比喩である。超大予算のパニックSF映画を想ってくださって結構だが、現実に昨今頻発する地球上の気候変動大災害はすべて降って湧いたような現象である。で、この2020年ゴンクール賞作品は降って湧いたような小説である。 作者エルヴェ・ル・テリエは私は初めて読む作家であるが、1957年生れ、現在63歳。数学言語学を専攻した全学問オールマイティーの碩学であることは、書のいたるところにその片鱗がちりばめられている。私のような器からはこういう言い方しかできないが、この御仁は何でも知っている。ミクロ/マクロな科学、医学、先端テクノロジー、世界史/世界地理と民俗学、宗教(各教

    The great gig in the sky
    murashit
    murashit 2022/02/01
    テリエ『異常 アノマリー』(加藤かおり訳、早川書房)/via. https://twitter.com/xanthophyllum/status/1488130249283936257
  • 状態、結合、複雑性、コード量の順に最適化する - valid,invalid

    There’s No Such Thing as Clean CodeのHacker Newsコメント経由でコードやシステム設計・最適化についての良いコメントを見つけた。どうやらHacker Newsで何度も引用されているらしいが日語で言及された記事が見つからなかったので取り上げてみる。 コメントは2016年のSandi MetzのThe Wrong Abstractionに関するもので、発言者のcurun1rいわく「私は設計の優先順位をこの順序で学習することで、優れた開発者になれた」。*1 4つの基準と優先順位のガイドライン 状態 > 結合 > 複雑性 > コード量 私は状態 (state)、結合 (coupling)、複雑性 (complexity)、コード量 (code) の順に削減することでコードを最適化する。 コードがよりステートレスになるなら、結合を増やすこともいとわない 結

    状態、結合、複雑性、コード量の順に最適化する - valid,invalid
    murashit
    murashit 2022/02/01
    「考えてしまいすぎないための指針」って大事なんだよな