文章がかけなくなったようなことをかいている記事を立て続けに読んだ。その気持ちはわからないでもない。ただ、たいていの人はそれを加齢による気持ちの変化に結びつけているのだけども、私の気分はすこしちがう。単純にインターネットが当たり前になったので書きにくくなったように思う。 例えば人生のほとんどを占めるのは仕事だけども、仕事の愚痴なんてインターネットにかいたら、守秘義務をまもっていたとしても、同僚にみつけられたらわかってしまう。古くからインターネットをしている人はいろいろなサービスで同じIDを使っていると思うのだけども、DXだなんだと、社会の中でも自分のIDが露出することは多い。そうなると、私もそうだけど、簡単に同一人物だとわかってしまう。これはなかなか具合が悪い。私を知ってる誰かに向けて声を投げかけているわけではないのだ。 けれど、SNSであるとかブログであるとかは、純粋な表現だけでない、誰か