伊坂幸太郎が、自分の好きな小説でドリームチームを組んだという短編アンソロジー 自分は伊坂幸太郎をほとんど読んだことがない(『死神の精度』と阿部和重との共著である『キャプテンサンダーボルト』くらい)が、収録されている作家を見て気になったので読んでみることにした。 最近読んだ文学 - logical cypher scape2の延長戦的な 小説の惑星 オーシャンラズベリー篇 (ちくま文庫) 筑摩書房Amazon 永井龍男「電報」 東京と京都を商売で行き来している男が、電車内で元カノを見かける なお、まだ新幹線ではない時代で、食堂車とかがある。電車内に電報が送られてくる。 小説ドリームチームの先鋒が何故この作品なのかは正直ちょっとよく分からなかったが、伊坂としては、嫌な感じの男が肩すかしにあうオチがちょっと笑えて面白い、ということらしい。 絲山秋子「恋愛雑用論」 「恋愛雑用論」というタイトルだけ