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ブックマーク / dirk-diggler.hatenablog.com (23)

  • ジャケ4コマ 第76回「ロックM学苑」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    あー!「ミオグロビン」と「ヘモグロビン」まちがえたーーー!!! 人頭税(ジズヤ)はアウラングゼーブ帝かぁ…… よし!「繰越試算表」あってた! それもこれも、自分が通ってる・・・ 春に笑うのは誰? それは、あなたですトロイヤー!! 怒涛の合格、みすず学苑!!! ジャケ4コマの過去エントリはコチラです。

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  • 誰にだって“○○日の○○”「(500)日のサマー」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    俗に「男は別名保存、女は上書き保存」なんていう言い回しがある。 恋愛関係において、終焉を迎えた際にその多くが「男の方が長いことその破局を引き摺り、女は綺麗さっぱり忘れて次の恋へ」という意味合いの事象を簡潔に言い当てた名言であると思うが、この「(500)日のサマー」はまさにそういった作品。 興味深かったのが、この作品が「ニューヨーク・ストーリー」というオムニバス作品の一遍、マーティン・スコセッシが監督した第一話「ライフ・レッスン」を彷彿とさせたことだった。 (←冒頭の10分が見れます) ストーリーは、画家ドービー(ニック・ノルティ)の住居兼アトリエに、かつて彼の助手であり恋人であったの若い画家ポーレット(ロザンナ・アークエット)が、新たに恋人の存在があることを宣言しつつも「ドービーと寝ないこと」を条件に彼の元へ戻ってくる、というお話。 最近、知人女性から聞いた「女は一度嫌いになったらもう一生

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  • 鋼鉄のラヴレター「アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「アンヴィル!〜夢を諦めきれない男たち〜」を観ました(@TOHOシネマズ横浜)。 80年代前半にデビューし、将来も有望視されていた“ANVIL”というメタルバンドは、何故時代から取り残され、給配達の傍らにもかかわらず、今なおバンド活動を続けているのか?というドキュメンタリー映画。これはもう、ドキュメンタリーというか、二人の男の四半世紀(以上)に渡る、愛と友情の物語なのでした。なので、メタルとか全然知らない人でも楽しめる作品だと思います。 84年に日で行われた、HR/HM系のバンドが全国を巡る「SUPER ROCK '84 IN JAPAN」というパッケージツアー。他に出演したバンドは、皆それなりに売れていったのに、何故アンヴィルだけ売れなかったのか? 「偉大なバンドだ。昔から好きだった。メンバーは皆、いい奴で才能に溢れていた」 ―レミー(モーターヘッド) 「彼らがビッグにならないなんて

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  • サラとカイルのいた部屋 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    1984年。一の低予算SF映画が話題を呼ぶ。「ターミネーター」の第一作目である。 スカイネットというコンピューターネットワークに支配された暗黒の未来。人類は機械を相手に暗澹たる闘いを繰り広げていた。ある男が現れるまで。その男の名はジョン・コナー。機械軍:スカイネットに立ち向かい、人々に希望を与え、レジスタンスの指導者となった男。機械軍はそんな希望をも根絶やしにしてやろうと、ジョン・コナーの母親が、彼を出産する前に抹殺すべく、人型の殺戮マシンを過去の1984年に送り込む。そしてレジスタンス側もその計画を嗅ぎ付け、ジョン・コナーの母:サラ・コナー抹殺を阻止すべく、カイル・リースという一人の若き兵士を84年に送り込むのだが…。 もう今や、これ以上の説明は無用であろう、という程に浸透したこのシリーズ。一応、上記あらすじの先を説明すると、殺戮マシン:ターミネーターから逃れるために行動を共にするサラ

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    murashit
    murashit 2009/06/27
    読ませる…!
  • MOS DEF 『THE ECSTATIC』 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    ソロとしては4枚目、モス・デフのニューアルバム。【ecstatic】→「我を忘れた、恍惚とした」というキーワードをアルバムのタイトルに冠していますが、これが文字通り聴いていると得体の知れない熱気のようなものがジンワリと溢れ出す素晴らしいアルバムです。ヒップホップでは久々に大当たりという感じで、昨年のエリカ・バドゥの傑作アルバムを思わせるような、ドス黒く心地好いグルーヴに満ちた好盤となっております。 エリカ様のアルバムにも今回のモスデフ「ecstatic」にも関わっているキーパーソンとして、マドリブのクレジットが確認できますが、彼の趣向なのか、インド〜中近東といった趣のエキゾチックなテイストが随所に見受けられ、そこに(歌3:ラップ7)といった感じで益々円熟味を増したモス・デフのフロウが乗る、という、その手の音が好きな者にとっては正に悶絶モノのアルバムとなっております。 まぁ能書きはこれぐらい

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  • 駄目ジャケ100選 28 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    KLAUS DOLDINGER'S PASSPORT 『LOOKING THRU』 ドイツのサックス奏者、クラウス・ドルディンガーによるユニット「パスポート」74年のアルバムです。 どうですかコレ、肌が黄緑色ですよ。70年代当時の人達が想像する未来人なのでしょうか?フューチャリスティックにも程があります。ドルディンガー、って凄い名前ですが、きっと特撮戦隊モノなんかだったら悪の大佐とかですね。ドルディンガー大佐。スゲー強そう。きっと天宮英世とかが他の出演者より2、3時間前にスタジオ入りして顔を黄緑色に塗ったりする訳ですよ。 クラウス・ドルディンガーは映画のスコアなんかも手掛けていて、「ネバーエンディング・ストーリー」もこの人によるモノ。リ・マールのアレじゃなくてファルコンが飛行したりするシーンでかかる爽快なスコアの方です。「U-ボート」なども手掛けています。 http://www.d1.di

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  • DJカルチャーと翻訳文学 〜その驚くべき親和性〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    昨年、K・W・ジーターの「ドクター・アダー」に出会ってしまって以来、30も半ばにさしかかろうというのに正に「茨の道」であるSFに興味を持ち始めてしまった訳なんです。最近は古屋に行くのが楽しくて楽しくて、時間が許す限り、仕事帰りに通勤径路のブックオフやそれより小規模のチェーン店をひやかすのが日課となっております。 その割には自分の読書ペースは決して速い方ではなく、積読は文字通り積まれていく一方なのですが、なんかこう、掘り出し物/レア物にフイに出くわした時の恍惚とした感覚が「何かに似てるなぁ」と思っていたのですが、それがかつて熱心だった「レコード掘り」と驚くほど似ていることに気が付きました。 1.○○文庫=レーベル 上記画像はよく寄る某大型チェーン店(さっき名前出したじゃんか)のハヤカワ文庫のコーナー。ご存知の方も多いとは思いますが、ハヤカワ文庫には「HM=Hayakawa Mystery

    DJカルチャーと翻訳文学 〜その驚くべき親和性〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
  • K・W・ジーター「垂直世界の戦士」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    裏表紙解説より 〈大戦〉後、過去の歴史がほとんど失われてしまった遥かな未来、人々は〈シリンダー〉と呼ばれる巨大なビルディングの内側の水平な床や外側の壁で暮らしていた。上下にどこまでも続く外側の垂直世界では、いくつかの軍事部族が活動している。部族同士で略奪や戦争をして金儲けをするのだ。そうした軍事部族に戦士の飾りや軍用アイコンを提供する意匠師アクセクターの波乱に満ちた冒険をいきいきと描きだす話題の長篇SF。 とてつもなく巨大で、先端の見えない“シリンダー”という塔のような建造物を生活の中心にしている者たちは、その世界のことを誇りを持って“ヴァーティカル”と呼び、地上で暮らす進歩もなく行き遅れた人々を“ホリゾンタル”と呼んで蔑む世界。そんな世界で意匠師(グラフェックス)として一旗上げよう!と息巻く若者を主人公にした冒険活劇。 グラフェックスとは、グラフィック+SFXの造語で、軍事部族にアイコン

    K・W・ジーター「垂直世界の戦士」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
    murashit
    murashit 2009/01/23
    こうやって紹介されてなかったら絶対手に取らない表紙だな…
  • 2008年の音楽を振り返る〜その3〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    その1 その2 Death Magnetic (Dig) アーティスト: Metallica出版社/メーカー: Warner Bros / Wea発売日: 2008/09/12メディア: CD購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (38件) を見るFortress アーティスト: Protest the Hero出版社/メーカー: Vagrant Records発売日: 2008/01/29メディア: CD購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (8件) を見るロック/メタルの方面で言うと何といってもメタリカの新譜が出た!っていうことに尽きるんでしょうが(→感想)、確か昨年の初頭ぐらいにベーコン茶漬けの人が「いや、スゲえバンド出てきちゃったよ。ある意味マーズ・ヴォルタより凄い」と興奮気味に教えてくれたのがプロテスト・ザ・ヒーローでした。 Protest The

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    murashit
    murashit 2009/01/06
    毎度1曲目はしっかり決めてくれるトム・ジェンキンソンが大好きです。 / Pivot注文した
  • 2008年の音楽を振り返る〜その2〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    その2は洋楽を中心に今年よく聴いたアルバムを紹介します。洋画が当に豊作だった2008年は、海外のシーンでも面白いアルバムが毎月のようにポコポコ発売された年でもあったように思います。 New Amerykah Part One: 4th World War アーティスト: Erykah Badu出版社/メーカー: Motown発売日: 2008/02/26メディア: CD購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (24件) を見るRising Down アーティスト: Roots出版社/メーカー: Def Jam発売日: 2008/04/29メディア: CD購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (13件) を見るエリカ様の勝負作はレーベルから切られかねないような意欲作で上半期ではブッチギリ(→感想)。しかしながらアルバムからのリードトラックであった「honey」は

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    murashit
    murashit 2009/01/03
    DD先生のセレクションにハズレなし!
  • 2008年の音楽を振り返る〜その1〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    普段からどちらかというと洋楽を聴く機会の方が多いのですが、今年は邦楽も(自分なりにですが)よく聴いたというか、そこそこ収穫があった気がしたので、今回「その1」では邦楽、それもロックなどを中心に振り返って紹介してみようと思います。 ZAZEN BOYS4 アーティスト: ZAZEN BOYS出版社/メーカー: インディーズ・メーカー発売日: 2008/09/17メディア: CD購入: 11人 クリック: 141回この商品を含むブログ (230件) を見るZAZEN BOYSというバンドはアヒトイナザワというドラマーを失った時点で「フロントマン:向井秀徳が、今、興味がある音」を出すバンドになったんだな、と思います。町田のヤンキー脱退の経緯(「ZAZENに差し障るから二束のワラジとか止めてくんない?」)などを聞いてもワンマンバンドだとは思わないし、それはバンドの船頭であるリーダーにとってはごく正

    2008年の音楽を振り返る〜その1〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥
  • K・W・ジーター「ドクター・アダー」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    裏表紙解説より ロサンジェルスの暗黒街に君臨する悪徳外科医ドクター・アダー。その華麗なメスから生まれる奇抜で醜悪な肉体改変が、この町を肉欲と悪徳の都に変えた! 一方アダーを敵視する一派も勢力を拡大している。そしていま、アダーにひとりの客が訪れた――アリゾナの養鶏場で働く青年リミットが携えてきた伝説のハイテク武器は、この戦いの様相を一変させるが……SF史上最も危険な傑作登場! ディックもギブスンもまともに読んだ事がない、SFにはとんと疎い人間ですが、古屋でたまたま手にとったこのの表紙、裏の解説、そしてディックによる序文、それらを読むと何かヌラヌラしたモノを感じずにはおれず購入。読み始めたわけですが、これが物凄ーーーく面白かった!!!中盤の畳み掛けなどは、チャック・パラニュークの「サバイバー」を初めて読んだ時の様な興奮がありました。 LAの売春街の中心で売春婦の四肢を切断する手術を請負うド

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    murashit 2008/10/31
    がんばって探す!
  • 2 Boyz n the Hood 〜Be Kind Rewind〜 - S-killz to pay the ¥.

    「Be Kind Rewind」という原題の映画を観ました(@TOHOシネマズ川崎)。邦題は「僕らのミライへ逆回転」とか言う意味不明のタイトルが付けられているらしいです(編を見ても何故この邦題なのかサッパリわからなかった)。 30年代に活躍したジャズピアニスト:ファッツ・ウォーラーの生家とされるレンタルビデオショップ「Be Kind Rewind」。店員マイク(モス・デフ)は、店の常連客であり友人でもあるジェリー(ジャック・ブラック)に、ひょんなことから店のほとんどのビデオテープを消されてしまってさぁ大変!じゃあここはひとつ、自分達で映画と同じように「ゴーストバスターズ」とか「ロボコップ」とかをビデオ撮りして、それを「スウェーデン版」と言い張ってその場をしのいでみようか!というお話。自分は物凄く感動して、エンディングではボロボロ流れる涙でエンドロールが読めませんでした。 ストーリー自体は

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  • Ginger Does'em All 「SWEET BROWN ADDICTED」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    SWEET BROWN ADDICTED アーティスト: Ginger does'em all出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC発売日: 2008/10/08メディア: CD購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (12件) を見る ジンジャー・ダズ'エム・オール(アーティスト名の元ネタは洋ピン!)の通算4枚目のフルアルバム。なんというか、普段はワッサーでチンコウンコ言ってるだけのヨゴレだと思ってたら業として「遂に気を出した!」という感じで、現時点で彼のキャリア上の最高傑作なのではないか?という気がします。 まずフュージョンっぽい女性Voのフックが印象的な「1.MIDDY-BIDDY」で幕を開けたかと思えば、続くストリングスやスキャット、ホーンセクション、ピアノなどの様々なカットアップが乱れつつも絶妙に絡んでいく「2.LET YOURSELF」におぉ!

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  • 世界を救うまであと4分 第五話「キノコ」 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    第一話 第二話 第三話 第四話 「イモね」 誰に言うでもなく、キノコは呟いた。 午後になってから、照り返しもより一層厳しさを増し、彼女は生え際あたりに預けていたサングラスをかける。そして、西棟に吸い込まれていくアリの様に小さくなった生徒たちを見下ろしながら、再びこう呟いた。 「どいつもこいつもホンっト、イモ」 今は何限目だっけ?とキノコは考える。が、メンド臭くなってすぐにやめる。今まで肘をついていた窓際のさんがジットリと濡れている。キノコの汗だ。 「…イモね…」 キノコは、かつては生徒で溢れかえっていた空き教室を離れる。リノリウムの床を軽くキュッキュといわせながら、たまにくるりと身体を回転させ、そしてピタっと動きを止める。ちょうどキノコの目線の上方にあった、非常口の電燈のような格好で動きを止め、そして息も止める。 そしてゆっくりと息を吐き出し、自慢の刈り上げに手をやる。後頭部を自分の手で触

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  • SUGAR TO THE PEOPLE - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    いまや清涼飲料水のほとんどが「カロリーゼロ!/オフ!」と謳って、人工甘味料を導入している件について。 メタボなんていう略語で自覚症状に乏しい生活習慣病が浸透したのは良いことだと思う。最近ではほとんどの品、あるいは外のメニューにしてもカロリー表示がなされている。自らがカロリーコントロールを行い、一日の摂取カロリーを記録しダイエットの実践が可能になった(あんまり言うと怒られたりお金取られたりするのかしら)ことも良い事だと思う。 しかしながら、どの飲料水も右へならえで「カロリーゼロ!/オフ!」を導入するのはいかがなものか(出た!モンスターブロガー!)。先日、私がこよなく愛する「ライフガード」までカロリーオフを導入され、ビタミン飲料特有の甘苦さ、濃さ、薬っぽさはかなり払拭され、骨抜きの「ライフガードみたいな炭酸飲料」に成り下がっていた。 カロリーをオフにするのは良い。だが、どうして「カロリーオ

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  • 戦隊モノで世界名所めぐり 〜落下の王国〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    「落下の王国」を観ました(@TOHOシネマズ川崎)。 映画撮影中の事故により下半身不随となってしまったスタントマン。同じ病院に腕の骨折で入院していた一人の少女。ある日、スタントマンは少女に即興でおとぎ話を語ったことから、少女はその話にのめり込んでいくようになり…というお話。 おとぎ話パートと、病院を舞台にした現実パートが徐々にリンクしていく面白い構成になっていて、ある種、幼女から少女への通過儀礼とでもいうべき形をとった物語です。 既に各所で言及されていますが、このおとぎ話パートの幻想世界のヴィジュアルが、ちょっと凄まじいことになっています。 執拗な世界描写欲求「落下の王国」〜ゾンビ、カンフー、ロックンロール もうシーンが変わる度に「えーーー!」「スゲーーー!」とか、口をアングリ開けっ放し。上記エントリで侍功夫さんも仰っていますが、その手間暇を考えただけでも当に気が遠くなります。先に感想を

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    murashit
    murashit 2008/09/22
    京都では27日からか・・・
  • 放浪記(でんぐり返りはナシ) 〜イントゥ・ザ・ワイルド〜 - S-killz to pay the ¥.

    「イントゥ・ザ・ワイルド」を観ました(@109シネマズ)。 1992年、アラスカの大地にうち捨てられた廃バスの中で、一人の若者の遺体が発見される。彼の名はクリス・マッカンドレス。DC郊外の高級住宅街で育ち、父はNASAのエンジニアという裕福な家庭に育った彼が、何故文明を拒絶し、北の荒野で死に絶えたのか?事件当時、全米でもセンセーショナルに報じられた事件をジョン・クラカワーが小説にし、それを10年がかりでショーン・ペンが映画化したという意欲作。個人的には今年のベストに大きくい込んでくるであろう大傑作でした。 まず、鑑賞前の懸念点として、「自分探しが止まらない」のような(注:誤解されやすいのですが、著者速水は、そうした若者を否定も肯定もしていない)を読んでしまった33歳の自分が今、はたして「IDやクレジットカードや紙幣を燃やし、自らを“アレグザンダー・スーパートランプ(超放浪者!)”と名乗

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  • 君はPendulumを目撃したか? - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    サマソニ前日の8/8(金)、渋谷O-nestでPendulumの単独公演(w/South Central)を見てきました。 自分は彼らの2ndアルバム「In Silico」を聴いてから常々「伊藤政則ならこのアルバムをどう評するだろうか?」と考えていたのですが・・・ 「ペンデュラムの心を捉えて離さないクロスオーヴァー性は彼らをスーパースターにするだろう」-Kerrang! ケラングと言えばイギリスが誇るメタル雑誌ですよ。そんな雑誌がドラムンベース出身の彼らを推しているっていう時点で、自分がヤイヤイ言わなくとも「Pendulum=メタル!」という図式での解釈が既になされていたということですね。物凄く腑に落ちました。 で、更にひっくり返ったのが、彼らのマイスペースに行くと試聴が可能な「Radio One Mini Mix」という曲。 http://www.myspace.com/pendulum

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    murashit
    murashit 2008/08/12
    ドラムンベースは終わらない
  • 2007年の音楽を振り返る。 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・¥

    id:ecrnさんの「ECRN AWARD 2007」に滑り込みで参加してきました。以下は同じ内容を記しておきます。 2007年によく聴いたアルバム10枚 1 チョモと僕は柵の中 アーティスト: Qomolangma Tomato出版社/メーカー: RESERVOTION RECORDS発売日: 2007/04/11メディア: CD購入: 3人 クリック: 34回この商品を含むブログ (35件) を見る まさか邦楽のロックのアルバムが一位になるとは思いもしませんでしたが、これが2007年に当によく聴いたアルバム。まさに衝撃のデビュー作。エモとか生半可な例えでは済まされない、ヒリヒリしっぱなしの37分間。「有名な芸術家みたいにテキトーな生活がしたい!」 2 Kala アーティスト: Mia出版社/メーカー: Interscope Records発売日: 2007/08/21メディア: CD

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