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ブックマーク / kyollapse.hatenablog.com (4)

  • 音楽の話を進める過程で参照した本 - ギーゼラとえいよんさいず

    参照できてないですけど。 これ以外にもあれこれ読んでるんですが印象に一定以上残ったものを挙げておきます。 〈無調〉の誕生: ドミナントなき時代の音楽のゆくえ 作者:敏江, 柿沼株式会社音楽之友社Amazon KORGの安価なmicroKEY-25を膝に載せながらブラウザピアノを鳴らして喜んでる私、またX度の音程計算の解釈やコードの仕組みの初歩的なところを鍵盤で試し弾きして面白がってる私のような読み手に、書のような研究書は「無謀」の一言ではあったけれど(スコア分析も当然がんがんでてくるのだ・・)、どうしても気になった。だから買ってまで読んだ。ということで、非常に狭く限定的に理解したテーマ系を私なりに飲みこんだ上で言うと、(著者の企図には反するかも知れないが)たとえば人文系ではジャン・スタロバンスキー『ソシュールのアナグラム』に通じるスリルがあると思った。12音技法あるいはトータルセリエリズ

    音楽の話を進める過程で参照した本 - ギーゼラとえいよんさいず
  • 今しゃべり今光る - ギーゼラとえいよんさいず

    ティラノスクリプト公式サイト、「フィルター効果」紹介ページのデモゲームより(https://tyrano.jp/sample2/code/tech/4) 複数人のキャラクターがひとつの画面に居合わせてなにやら雑談をしている。すると今しゃべっているのはこの子だよ、とゲームは親切にも教えてくれるだろう。ある場合は顔グラフィックによって。ある場合は話し手の名前を行頭に入れることによって。当初はそうした親切のひとつであったのだろうか、「今しゃべっているキャラクター」の絵だけが明るく、ほかのキャラクターの絵が暗くなるパターンがある。それをたとえばノベルゲームやアドベンチャーゲームはこぞって利用し洗練させてきた筈だし、またそれを範例としてそのほかの各ジャンルのゲームが流用してもきた。 いわゆる立ち絵が画面に現れる会話パートにおいて、「今しゃべっているキャラクター」とそれ以外のキャラクターとをビジュアル

    今しゃべり今光る - ギーゼラとえいよんさいず
  • 「Inscryption」にニ、三私が思ったこと - ギーゼラとえいよんさいず

    チャイちゃんたちのInscryption配信はたのしみに観に行こうと思ってます。あとあとでは、言えなくなることだからね。 ****** 編のリリースから6年弱もの歳月が流れ、Undertaleで検索すれば即トゥルーエンド(俺は絶対にこう呼ぶ)のネタバレが飛び込んでくる時代に「自分でやれ」「自分でやれ」「自分でやれ」…… かつてToby Foxのかけた魔法がいかに強力だったかがわかる。良くも悪くも。 https://twitter.com/umimoto_hiroki/status/1413913354972790786 ある作品が革新的だとかりそもにも言うことは以後、その作品のせいで、なんらかのかたちで「回帰不能の場所」が歴史の上に決定的に誕生してしまうということの筈だ。「Inscryption」(Daniel Mullins Games、2021)はその意味での「回帰不能の場所」をなに

    「Inscryption」にニ、三私が思ったこと - ギーゼラとえいよんさいず
  • 肖像画で凧揚げをする──ビデオゲームにおける図像同士の検証なしの即時の同定についての感慨 - ギーゼラとえいよんさいず

    こうして、ドイツ人と外国人旅行者の両方に対するパスポートによる管理は緩和されつつあった。それにもかかわらず、遍歴する貧民は相変わらず特別な規制を受けた。締約国の領土を合法的に旅行するには、移動する必要がある職種の者、すなわち「音楽家、手回しオルガン奏者、手品師、綱渡り師、人形使い、野生のまたは訓練された動物と旅行する者、ナイフ砥師など」は、依然として居住する国の適切な役人から旅行の許可を取る必要があった。/ジョン・トーピー『パスポートの発明』*1 一頭で、 ぐしゃぐしゃな久遠の顔。/暁方ミセイ「雨宿」*2 眼が悪いから見間違えるのではなく、その逆、なにかを見間違えることができる可能性がそのまま視覚の条件に「人間的に」棹差している。でも木星とトッポをまさか見間違えることがあるだろうか。そんな特殊な例に対して、あしらうように答えるなら「そうはないことだ」。木星の実物とトッポの実物を、「木星の写

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